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志染町安福田(しじみちょうあぶた)は、兵庫県三木市にある大字。旧・美嚢郡志染村大字安福田。郵便番号は673-0502[2]

志染町安福田
長早橋
長早橋
志染町安福田の位置(兵庫県内)
志染町安福田
志染町安福田
志染町安福田の位置
北緯34度48分11秒 東経135度01分14秒 / 北緯34.80306度 東経135.02056度 / 34.80306; 135.02056
日本の旗 日本
都道府県 兵庫県の旗 兵庫県
市町村 三木市
地区 志染地区
人口
 • 合計 153人
等時帯 UTC+9 (JST)
郵便番号
673-0502[2]
市外局番 0794[3]
ナンバープレート 神戸

地理 編集

 
志染町安福田の街並み
 
志染町安福田にある農業地帯
 
志染川

志染地区の西側、志染川下流右岸に位置する。南北朝時代中山三郎左衛門光能赤松円心入道則村とともに西国街道の警備に当たった場所である。現在は南側は東西に兵庫県道38号三木三田線が縦断しており沿道に住宅地と農業地帯が混在している。北側は山地と丘陵地であり、その谷間に大小多数の池が点在する[4][5][6][7]。東側は志染町志染中志染町井上、西側は志染町吉田、南側は志染町吉田、北側は与呂木平井細川町細川中と接する。

河川 編集

地内には細目川と東吉田川が志染川と合流する[6]

地名の由来 編集

この地内を安福氏が開拓して、安福と田霜の地名を付け、それらを合わせて名付けられた[4]

  • 安福 - 領主の安福氏から名付けられた。
  • 田霜 - 霜の降りる田から名付けられた。以前は「田下」であった[4]

歴史 編集

成立から町村制施行まで 編集

室町時代の初期に開けた土地であると伝えられている[4]

町村制施行以降 編集

  • 1954年(昭和29年)7月1日 - 三木市編入に伴い、三木市志染町安福田になる[9]

字域の変遷 編集

実施前 実施年 実施後
美嚢郡志染村大字安福田 1954年7月1日 三木市志染町安福田

世帯数と人口 編集

2022年(令和4年)2月28日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

町丁 世帯数 人口
志染町安福田 66世帯 153人

小・中学校の学区 編集

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[10]

番地 小学校 中学校
全域 三木市立志染小学校 三木市立緑が丘中学校

施設 編集

交通 編集

鉄道 編集

地内には鉄道は走っていない。

バス 編集

道路 編集

参考文献 編集

  • 角川書店 編『角川日本地名大辞典 兵庫県』(初版第1刷)、1988年9月。ISBN 978-4040012803 
  • 平凡社 編『兵庫県の地名 II』(初版第1刷)下中直人、1989年10月20日。ISBN 4-582-49061-1 
  • 神戸新聞総合出版センター・編 編『兵庫県の難読地名がわかる本』(第一刷発行)のじぎく文庫、2006年12月28日。ISBN 4-343-00382-5 
  • 播中社印刷所 編『三木の地名録』(初版第1刷)福本錦嶺、2003年1月1日。 

脚注 編集

  1. ^ a b 三木市の地区別の人口や世帯に関する情報”. 三木市. 2022年3月24日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2022年3月18日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2022年3月18日閲覧。
  4. ^ a b c d 三木 地名 p89
  5. ^ 兵庫 難読 p207
  6. ^ a b c d e 角川 p.1931
  7. ^ a b c 兵庫県の地名 II p.246
  8. ^ 兵庫県の地名 II p.245
  9. ^ 市町村の廃置分合”. 三木市例規集. 2013年9月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年10月27日閲覧。
  10. ^ 児童生徒の入学すべき学校区を指定する規則”. 三木市. 2022年3月24日閲覧。