忘憂里共同墓地(マンウリきょうどうぼち)は、大韓民国ソウル特別市中浪区の忘憂山にある公営墓地である。たんに忘憂里墓地とも言われる。墓地を含む公園を忘憂里公園と呼ぶ。

忘憂里共同墓地
各種表記
ハングル 망우리공동묘지
漢字 忘憂里共同墓地
発音 マンウリコンドンミョジ
英語表記: Manguri cemetery
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概要 編集

1933年に、京城府が共同墓地として使用をはじめた。それまで公営の共同墓地は梨泰院などにあったが、これらが宅地化に伴い撤去が必要となると、郊外の忘憂里に墓を移転するようになった。

大韓民国の成立後も都市開発により市内中心部から忘憂里に墓地を移転することが続けられた。しかし、1973年には余地がなくなったため、新規の埋葬は行われなくなった。墓地一帯は忘憂里公園として整備され、ソウル特別市施設管理公団が管理している。独立運動家や著名人の墓地も多く、それらには事績を記した石碑を建てるなどして顕彰がおこなわれている。

忘憂里共同墓地には浅川巧の墓がある。浅川ははじめ清涼里の共同墓地に埋葬されていたが、墓地が道路拡張工事の敷地となったため、忘憂里に改葬された。

忘憂里共同墓地に埋葬されている著名人 編集

かつて忘憂里共同墓地に埋葬されていた著名人

外部サイト 編集