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恋を抱きしめよう」("We Can Work It Out")は、1965年12月にビートルズが発表した11枚目オリジナル・シングル曲であり、初の両A面シングルである(片面は「デイ・トリッパー」)[2]

恋を抱きしめよう
ビートルズシングル
A面 デイ・トリッパー(両A面)
リリース
録音 アビー・ロード・スタジオ (1965年10月20日10月29日)
ジャンル フォークロック[1]
時間
レーベル パーロフォン(イギリス)
キャピトル・レコード(アメリカ)
オデオン(日本)
プロデュース ジョージ・マーティン
チャート最高順位
ビートルズシングル盤 U.K. 年表
ヘルプ!
b/w
アイム・ダウン
(1965年)
恋を抱きしめよう
両A面
デイ・トリッパー
(1965年)
ペイパーバック・ライター
b/w
レイン
(1966年)
ビートルズシングル盤 U.S. 年表
イエスタデイ
b/w
アクト・ナチュラリー
(1965年)
恋を抱きしめよう
両A面
デイ・トリッパー
(1965年)
ひとりぼっちのあいつ
b/w
消えた恋
(1966年)
ビートルズシングル盤 日本 年表
アクト・ナチュラリー
b/w
イエスタデイ
(1965年)
恋を抱きしめよう
b/w
デイ・トリッパー
(1966年)
ひとりぼっちのあいつ
b/w
消えた恋
(1966年)
オールディーズ 収録曲
A面
  1. シー・ラヴズ・ユー
  2. フロム・ミー・トゥ・ユー
  3. 恋を抱きしめよう
  4. ヘルプ!
  5. ミッシェル
  6. イエスタデイ
  7. アイ・フィール・ファイン
  8. イエロー・サブマリン
B面
  1. キャント・バイ・ミー・ラヴ
  2. バッド・ボーイ
  3. デイ・トリッパー
  4. ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!
  5. 涙の乗車券
  6. ペイパーバック・ライター
  7. エリナー・リグビー
  8. 抱きしめたい
ミュージックビデオ
「We Can Work It Out」 - YouTube
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解説編集

レノン=マッカートニーの作品で、ポール・マッカートニーと当時ポールの婚約者だったジェーン・アッシャーとの関係をモチーフにした楽曲。リード・ボーカルはポール・マッカートニー、ミドルエイトはジョン・レノンが書き、リード・ボーカルを取っている。途中で三拍子になるアレンジはジョージ・ハリスンのアイデアである[3]

ビートルズはこの曲を1965年12月のイギリス・ツアーで演奏している[4]

ポールはビートルズ解散後もこの曲をしばしばセットリストに加えており、1991年に発表された『公式海賊盤(アンプラグド)』にも収録されている[注釈 1]1993年以降のツアーでもこの曲を演奏しており、1993年のツアー時には『公式海賊盤』と同様のアレンジであったが、2002年のツアーではアコースティック・ギター弾き語りで歌っている。

レコーディング編集

「恋を抱きしめよう」は『ラバー・ソウル』のレコーディング・セッション中だった1965年10月20日EMIスタジオでレコーディングが開始された[5]アコースティック・ギターベースタンブリンドラムスの編成で[6][7]、リズムトラックが2テイク録音された。同日、第2テイクにボーカルハーモニウムがオーバー・ダビングされた。

10月29日に追加のボーカルがオーバーダビングされて[8][9]、「恋を抱きしめよう」は完成となった。

ステレオ・バージョン編集

「恋を抱きしめよう」のリアル・ステレオバージョンは1966年6月リリースのキャピトル編集盤『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』に初収録された。ただし、英国版とはハーモニウムの定位が異なる別ミックスである。英国では1966年12月にリリースされたコンピレーション・アルバムオールディーズ』ステレオ盤に収録された。CDでは『パスト・マスターズ Vol.2』(1988年3月リリース)に収録された。

シングル盤編集

この曲は日米ではA面扱いで、「デイ・トリッパー」をB面に発表された。アメリカのビルボード(Billboard)誌では、1966年1月8日にチャートで1位に輝いている[10]。同1966年年間ランキングは第16位[11]キャッシュボックスでは4週連続第1位を獲得し[12]、年間ランキング第11位を記録している[13]。アメリカでは100万枚以上のセールスを記録している。イギリスでも130万枚以上のセールスを記録した。なお、この曲は「デイ・トリッパー」同様アメリカではキャピトル編集盤『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』に収録された。

パーソネル編集

カバー・バージョン編集

収録アルバム編集

脚注編集

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注釈編集

  1. ^ この時はハーモニウムでなくアコーディオンフィーチャーされている
  2. ^ ダブルトラック処理が施されている。

出典編集

  1. ^ Unterberger, Richie. “The Beatles 'We Can Work It Out'”. AllMusic. 2017年6月9日閲覧。
  2. ^ Hutchins, Chris (4 December 1965). “Music Capitals of the World: London”. Billboard. https://books.google.com/books?id=OykEAAAAMBAJ&pg=PA26&dq=double+side+campaign+unique+britain+intitle:billboard&hl=en&sa=X&ei=rE2oU7X4LZOHyASU44LQDQ&ved=0CCAQ6AEwAA#v=onepage&q=double%20side%20campaign%20unique%20britain%20intitle%3Abillboard&f=false 2017年6月7日閲覧。. 
  3. ^ Miles, Barry (2001). The Beatles Diary Volume 1: The Beatles Years. London: Omnibus Press. p. 210. ISBN 0-7119-8308-9. 
  4. ^ マーク・ルイソン著 ザ・ビートルズ全記録2 1965-1970
  5. ^ Miles, Barry (2001). The Beatles Diary Volume 1: The Beatles Years. London: Omnibus Press. p. 212. ISBN 0-7119-8308-9. 
  6. ^ Everett, Walter (2001). The Beatles as Musicians: The Quarry Men through Rubber Soul. New York, NY: Oxford University Press. p. 321. ISBN 0-19-514105-9. 
  7. ^ Winn, John C. (2008). Way Beyond Compare: The Beatles' Recorded Legacy, Volume One, 1962–1965. New York, NY: Three Rivers Press. p. 366. ISBN 978-0-307-45239-9. 
  8. ^ Lewisohn, Mark (2005) [1988]. The Complete Beatles Recording Sessions: The Official Story of the Abbey Road Years 1962–1970. London: Bounty Books. p. 64,66. ISBN 978-0-7537-2545-0. 
  9. ^ Miles, Barry (2001). The Beatles Diary Volume 1: The Beatles Years. London: Omnibus Press. p. 213. ISBN 0-7119-8308-9. 
  10. ^ The Beatles – Chart history (The Hot 100)”. billboard.com. 2017年6月10日閲覧。
  11. ^ Top 100 Hits of 1966/Top 100 Songs of 1966”. musicoutfitters.com. 2016年6月18日閲覧。
  12. ^ Hoffmann, Frank (1983). The Cash Box Singles Charts, 1950-1981. Metuchen, NJ & London: The Scarecrow Press, Inc. pp. 32–34. 
  13. ^ The Cash Box Year-End Charts: 1966”. Cashbox Archives. 2013年12月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年6月18日閲覧。
  14. ^ Everett, Walter (2001). The Beatles as Musicians: The Quarry Men through Rubber Soul. New York, NY: Oxford University Press. p. 321. ISBN 0-19-514105-9. 
  15. ^ Valerie Simpson - Exposed (Vinyl, LP, Album) at Discogs

外部リンク編集