恵公(けいこう)は、秦の第22代公。簡公の子。
簡公15年(紀元前400年)、簡公が薨去すると、後を継いで秦公となった。
恵公7年(紀元前393年)、魏と汪で戦ったが、敗れた。
恵公9年(紀元前391年)、宜陽で韓を破り、6邑を取った。同年、楚と修好した。
恵公10年(紀元前390年)、魏と武城で交戦した。
恵公11年(紀元前389年)、秦は魏の陰晋を攻撃したが、呉起の率いる魏軍に惨敗した。
恵公12年(紀元前388年)、子の出公が生まれる。
恵公13年(紀元前387年)、恵公は蜀[1]を征伐して南鄭[2]を取った。この年、恵公が薨去し、子の出公が立って秦公となった。