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悪人
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この項目では、
悪行を重ねる
人
や
仏教
で使用される
用語
について説明しています。
吉田修一
の
長編小説
、及びそれを
原作
とした
映画
については「
悪人 (小説)
」をご覧ください。
THE BACK HORN
の
曲
については「
悪人/その先へ
」をご覧ください。
悪人
(あくにん)は、
1.
狼藉
を働き、悪行を重ねる者のこと。
狼藉を働き、悪行を重ねる者のこと。「
悪者
」、「
悪漢
」、「
悪党
」ともいい、これを演じる役を「
悪役
」という。悪人は
犯罪人
と
国家
や
社会秩序
に刃向かった者(
反逆者
)を指すが、正当な
理由
があっても敗者となると「悪人」(
確信犯
)にされてしまうことから「
勝てば
官軍
、
負ければ
賊軍
。
」という語もあり、後者の場合は、一概に「悪人」とはいえない。
2.
浄土真宗
において用いられる
仏教
用語
。
法然
の教えを受けた
親鸞
を開祖とする
浄土真宗
で用いられる「
悪人
」。
末法の世
においては、どのような行を積んでも、自分自身では
煩悩
を断ずる事ができない「
罪悪深重の
凡夫
」のことを指す。このことは親鸞独自の説ではなく(
参照
:
親鸞以前の悪人正機説
)、「悪人はどのように生きるか」という点で、法然の教義を継承発展させた。
阿弥陀仏
の
本願
(
四十八願
・
第十八願
)は、この「末法濁世の悪人」を救わんがために建てられたとする。( ⇒
悪人正機
)
関連項目
編集
悪