愛と哀しみのボレロ
フランスの映画作品
『愛と哀しみのボレロ』(あいとかなしみのボレロ、Les Uns et les Autres)は、クロード・ルルーシュ監督による1981年公開のフランスのドラマ映画。
愛と哀しみのボレロ | |
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Les Uns et les Autres | |
監督 | クロード・ルルーシュ |
脚本 | クロード・ルルーシュ |
製作 | クロード・ルルーシュ |
出演者 |
ロベール・オッセン ニコール・ガルシア ジェラルディン・チャップリン ジェームズ・カーン ジョルジュ・ドン リタ・ポールブールド ダニエル・オルブリフスキ マーシャ・メリル |
音楽 |
フランシス・レイ ミシェル・ルグラン |
撮影 | ジャン・ボフティ |
編集 |
ユーグ・ダルモア ソフィー・ボー |
製作会社 | フィルム13 |
配給 |
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公開 |
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上映時間 | 185分 |
製作国 |
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言語 |
フランス語 英語 ドイツ語 ロシア語 |
1930年代から1980年代にわたり、パリ、ニューヨーク、モスクワ、ベルリンを中心とするフランス、アメリカ、ロシア、ドイツにおいて交錯する、2世代4つの家族の人生を描く。この2世代4つの家族は、序盤では互いに散発的に交錯するだけだが、クライマックスの、フランスのチャリティ公演で一堂に集結する。この4家族に加え、時空をこえて、盲目のアコーディオン弾きが複数回登場し、アクセントを加える。作中の親子などを同じ俳優が一人二役で演じている例もある。
作中におけるジョルジュ・ドンによるバレエのボレロが有名で、「ジョルジュ・ドンによるボレロの振付」は、日本で初めて、パフォーマンスとしての知的財産権を獲得しており、許可なくこの振付で踊ることは許されない。シナリオ技法的には、より縄形式の代表的作品としてしばしば取り上げられる[要出典]。
第34回カンヌ国際映画祭で高等技術委員会賞を受賞している[1]。
ストーリー編集
キャスト編集
- シモン・メイヤー/ロベール・プラ:ロベール・オッセン(吹替:小林修)
- アンヌ・メイヤー:ニコール・ガルシア(吹替:田島令子)
- パトリック・プラ:マニュエル・ジェラン
- スーザン/サラ・グレン:ジェラルディン・チャップリン(吹替:小原乃梨子)
- ジャック/ジェイソン・グレン:ジェームズ・カーン(吹替:黒沢良)
- ボリス/セルゲイ・イトビッチ:ジョルジュ・ドン(吹替:原康義)
- タチアナ/タニア・イトビッチ:リタ・ポールブールド
- カール・クレーマー:ダニエル・オルブリフスキ(吹替:津嘉山正種)
- マグダ・クレーマー:マーシャ・メリル
- エブリーヌ/エディット:エブリーヌ・ブイックス
- ジャック:ジャック・ヴィルレ
- フランシス:フランシス・ユステール
- リシャール:リシャール・ボーランジェ
- フィリップ:ジャン・クロード・ブーチェ
吹替その他、色川京子、有馬瑞香、伊井篤史、鈴木れい子、みきさちこ、此島愛子、村松康雄、横尾まり、麻上洋子、上田敏也、徳丸完、千田光男、稲葉実、水島裕、幹本雄之、大橋芳枝、大滝進矢、西村知道、嶋俊介、菊池英博
ナレーター:伊藤惣一
他に、シャロン・ストーンがラストでジャックの寝ているベッドの側に座っている少女役で出演している(クレジットなし)。[要出典]
モデルとなっている人物編集
- セルゲイ・イトビッチ - ルドルフ・ヌレエフ
- カール・クレーマー - ヘルベルト・フォン・カラヤン
- エブリーヌ - エディット・ピアフ
- ジャック・グレン - グレン・ミラー
スタッフ編集
- 製作・脚本・監督:クロード・ルルーシュ
- 音楽:フランシス・レイ、ミシェル・ルグラン
- 振付:モーリス・ベジャール、ミーシャ・ファン・ヘッケ
- 撮影:ジャン・ボフティ
- 録音:アラン・モーリー
- 音響効果:ジャン=ピエール・ルロン
- 美術:ジャン=ルイ・ポヴェーダ
- 衣装:カトリーヌ・ルテリエ