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愛新覚羅烏拉熙春

中国出身の言語学者
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愛新覚羅 烏拉熙春(あいしんかくら うらきしゅん、満洲語ᠠᡳ᠌ᠰᡳᠨ
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アイシンギョロ・ウルヒチュン)は、中国出身の契丹語女真語、満洲語の研究者である。日本名は吉本 智慧子(よしもと ちえこ)。京都大学博士(文学)中央民族大学文学博士。立命館アジア太平洋大学アジア太平洋学部教授、京都大学ユーラシア文化研究センター研究員。「ウルヒチュン」は満洲語で「聡明」を意味する。

愛新覚羅烏拉熙春
出身地: 中国 北京市
職業: 東北民族語、民族史研究者
各種表記
繁体字 愛新覚羅烏拉熙春
簡体字 爱新觉罗乌拉熙春
拼音 Àixīnjuéluō Wūlāxīchūn
和名表記: あいしんかくら うらきしゅん
ラテン字 満洲語 : Aisin Gioro Ulhicun
(アイシンギョロ ウルヒチュン)
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人物・来歴編集

家系編集

清朝乾隆帝の第5子栄純親王永琪中国語版から数えて8代目の末裔で、6世の祖は道光帝と同じ世代の詩人奕絵貝勒中国語版、その妻は西林太清中国語版納蘭性徳と並ぶ清朝の女流詩人)。祖父の愛新覚羅恒煦中国語版は鎮国公として溥儀に仕え、後に契丹語・女真語・満州語学者として中華人民共和国における満族の復権に尽力した。父は女真学・満洲学・モンゴル学の専門家愛新覚羅啓孮中国語版であり、3代による共著がある。

家族編集

夫は東洋史学者で京都大学教授の吉本道雅[1]

研究テーマ編集

契丹・女真・満洲の言語学、東洋史。

著編書編集

  • 『満語語法』(1983年 内蒙古人民出版社。1984年 徳野伊勅北九州中国書店
  • 『満語読本』(1985年 内蒙古人民出版社。1986年 徳野伊勅訳 北九州中国書店)
  • 『満族古神話』(1987年 内蒙古人民出版社。1988年 徳野伊勅訳 北九州中国書店)
  • 『満語語音研究』(1992年 玄文社
  • 『愛新覚羅氏三代満洲学論集』(金光平、金啓孮と共著。1996年 遠方出版社
  • 『最後の公爵 愛新覚羅恒煦』(原題『末代鎮国公愛新覚羅恒煦』吉本道雅訳 1996年 朝日新聞社
  • 『天游閣集』(西林太清著。金啓孮と共編校。2001年 遼寧民族出版社)
  • 『女真文字書研究』(2001年 風雅社
  • 『女真語言文字新研究』(2002年 明善堂
  • 『愛新覚羅氏三代阿爾泰学論集』(金光平、金啓孮、吉本道雅と共著。2002年 明善堂)
  • 『女真語満洲通古斯比較辞典』(金啓孮と共編著。2003年 明善堂)
  • 『女真文大辞典』(金啓孮と共編著。2003年 明善堂)
  • 『契丹語言文字研究――記念金啓孮先生学術叢書之一』(2004年 東亜歴史文化研究会
  • 『遼金史與契丹・女真文――記念金啓孮先生学術叢書之二』(2004年 東亜歴史文化研究会)
  • 『契丹大字研究――記念金啓孮先生学術叢書之三』(2005年 東亜歴史文化研究会)
  • 『金啓孮先生逝世周年記念文集』(金適、吉本道雅と共編著。2005年 東亜歴史文化研究会)
  • 『契丹文墓誌より見た史』(2006年 松香堂書店
  • 『愛新覚羅烏拉熙春女真契丹学研究』(2009年 松香堂書店
  • 『明代の女真人―『女真訳語』から『永寧寺記碑』へ―』(2009年京都大学学術出版会
  • 『契丹語諸形態の研究』科研費報告書(2011年)
  • 『韓半島から眺めた契丹・女真』(吉本道雅と共著。2011年京都大学学術出版会
  • 『契丹語辞典(Ⅰ)』かけんひ報告書(2010)
  • 『新出契丹史料の研究』(吉本道雅と共著。2012年 松香堂書店
  • 『女真大字文献彙編─金啓孮先生逝世十周年記念叢書之一─』(2014年 東亜歴史文化研究会)
  • 『契丹大小字石刻全釈─金啓孮先生逝世十周年記念叢書之二─』(2014年 東亜歴史文化研究会)
  • 『명나라 시대 여진인:『여진역어』에서 『영영사기비』까지』(2014年경진
  • 『大中央胡里只契丹国─遙輦氏発祥地の点描─』(吉本道雅と共著。2015年 松香堂書店
  • 『契丹大字辞典』科研費報告書(2016年)
  • 『ロシア・アルハラ河畔の女真大字墨書ー女真・契丹文字遺跡をたどってー』(吉本道雅と共著。2017年 朋友書店)

脚注・参照編集

外部リンク編集