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愛西市

日本の愛知県の市

愛西市(あいさいし)は、愛知県西部のである。

あいさいし
愛西市
森川花はす田
森川花はす田
Flag of Aisai, Aichi.svg Emblem of Aisai, Aichi.svg
愛西市旗 愛西市章
2005年4月1日制定
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 愛知県
団体コード 23232-7
法人番号 7000020232327
面積 66.70km2
総人口 61,715[編集]
推計人口、2018年4月1日)
人口密度 925人/km2
隣接自治体 津島市稲沢市弥富市あま市海部郡蟹江町
岐阜県海津市
三重県桑名市
市の木 マキ
市の花 ハス
愛西市役所
市長 日永貴章
所在地 496-8555
愛知県愛西市稲葉町米野308番地
北緯35度9分10秒東経136度43分41.6秒座標: 北緯35度9分10秒 東経136度43分41.6秒
Aisai City Office in Feb 2018 ac.jpg
外部リンク 愛西市

愛西市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

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船頭平閘門
愛西市役所のある旧佐屋町地区周辺の空中写真。1987年撮影の2枚を合成作成。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。

目次

概要編集

2005年4月1日に、海部郡佐屋町立田村八開村佐織町の2町2村が合併し発足した県下32番目の市。木曽川を挟んで岐阜県および三重県と接する。

愛知県の西部はほぼ木曽川が県境となっているが、愛西市は木曽川の西岸にも集落が存在し、このあたりでは、長良川が岐阜県、三重県との県境となっている。

隣接の津島市を北西南から囲む、片仮名の「ヒ」の字の様な地形となっており[1]、津島市を境として市南部の大半(旧佐屋町域)は海抜ゼロメートル地帯となっている。

戦国時代には稲沢市平和町と跨り、一説では織田信長が生誕したとされる勝幡城・信長の弟信興が城主であり長島一向一揆にて自刃した小木江城が築城された。江戸時代には佐屋にて三里の渡しの湊があり、三代将軍徳川家光により佐屋街道・のちに佐屋代官所が設けられた。

東名阪自動車道のインターチェンジに隣接し、陸上輸送の拠点としての役割も果たしている[2]沖積層から形成された肥沃な土壌を活かし、レンコンイチゴトマト等が特産品である[3]

河川編集

主な川

市内の町名編集

愛西市への合併とともに各町村の大字は「大字○○」から「○○町」の形で町名に置き換わっている。

佐屋町
立田村
八開村

現行の町名

村制時に廃止

佐織町

人口編集

 
愛西市と全国の年齢別人口分布(2005年) 愛西市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 愛西市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
愛西市(に相当する地域)の人口の推移
1970年 48,104人
1975年 57,537人
1980年 61,337人
1985年 62,983人
1990年 63,143人
1995年 64,216人
2000年 65,597人
2005年 65,556人
2010年 64,978人
2015年 63,088人
総務省統計局 国勢調査より

高齢化などにより、2024年(平成35年)には6万人を割り込む事が予想されている。

気候編集

愛西(1981-2010)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C (°F) 16.5
(61.7)
19.3
(66.7)
24.3
(75.7)
29.1
(84.4)
33.6
(92.5)
36.8
(98.2)
39.0
(102.2)
40.3
(104.5)
37.9
(100.2)
31.8
(89.2)
25.2
(77.4)
22.0
(71.6)
40.3
(104.5)
平均最高気温 °C (°F) 8.6
(47.5)
9.6
(49.3)
13.3
(55.9)
19.4
(66.9)
23.8
(74.8)
27.2
(81)
30.9
(87.6)
32.8
(91)
28.6
(83.5)
22.8
(73)
16.9
(62.4)
11.4
(52.5)
20.4
(68.7)
日平均気温 °C (°F) 3.9
(39)
4.6
(40.3)
8.0
(46.4)
13.7
(56.7)
18.4
(65.1)
22.4
(72.3)
26.0
(78.8)
27.4
(81.3)
23.5
(74.3)
17.4
(63.3)
11.5
(52.7)
6.2
(43.2)
15.2
(59.4)
平均最低気温 °C (°F) −0.1
(31.8)
0.3
(32.5)
3.3
(37.9)
8.5
(47.3)
13.7
(56.7)
18.5
(65.3)
22.5
(72.5)
23.6
(74.5)
19.6
(67.3)
12.9
(55.2)
6.8
(44.2)
1.9
(35.4)
10.9
(51.6)
最低気温記録 °C (°F) −7.8
(18)
−8.5
(16.7)
−7.5
(18.5)
−0.8
(30.6)
4.7
(40.5)
12.0
(53.6)
16.2
(61.2)
15.8
(60.4)
10.6
(51.1)
2.0
(35.6)
−1.7
(28.9)
−6.0
(21.2)
−8.5
(16.7)
降水量 mm (inch) 55.0
(2.165)
73.2
(2.882)
138.6
(5.457)
150.6
(5.929)
180.1
(7.091)
224.0
(8.819)
221.8
(8.732)
144.5
(5.689)
228.2
(8.984)
127.4
(5.016)
92.1
(3.626)
50.6
(1.992)
1,686.3
(66.39)
平均月間日照時間 149.1 158.0 186.5 196.3 191.9 152.5 169.9 205.8 159.4 164.8 154.9 148.8 2,037.1
出典: 気象庁[4]

隣接している自治体編集

 愛知県
 岐阜県
 三重県

歴史編集

 
佐織町に建つマンション

沿革編集

[5][6]

市名編集

いわゆる平成の大合併による市町村合併に際しては、市名は公募などにより、愛知県の西に位置することから「愛西市」(あいさいし)となった。

市名については10の候補が合併協議会に諮られ採決がなされたが、有効票の過半数を得たものが無かったとして比較上位にあった「愛西市」と「海西市」(かいせいし)による決選投票がなされ決定した。[7]

日本の市を五十音順に並べると、当市は兵庫県相生市の次になる。

政治編集

行政編集

歴代市長
  • 初代:八木忠男(2005年5月16日 - 2013年5月15日 2期) 旧・佐織町長

議会編集

愛西市議会
  • 定数:18人
  • 任期:2018年5月1日 - 2022年4月30日
  • 議長:鷲野聰明(新生愛西クラブ)
  • 副議長:杉村義仁(新生愛西クラブ)
会派名 議席数 議員名
新生愛西クラブ 9 石崎誠子、原裕司、佐藤信男、近藤武、杉村義仁、神田康史、島田浩、鷲野聰明、鬼頭勝治
日本共産党愛西市議団 3 河合克平、真野和久、加藤敏彦
あいさいクラブ 2 山岡幹雄、大宮吉満
公明党あいさい 2 髙松幸雄、竹村仁司、
無会派 2 馬渕紀明、吉川三津子
18
愛知県議会
  • 選挙区:愛西市選挙区
  • 定数:1人
  • 任期:2015年4月30日 - 2019年4月29日
氏名 会派名 当選回数
横井五六 自由民主党愛知県議員団 5
衆議院
議員名 党派名 当選回数 備考
長坂康正 自由民主党 3 選挙区
岡本充功 希望の党 5 比例復活

施設編集

 
木曽川文庫
 
船頭平閘門

集会所編集

警察編集

本部
交番
  • 佐屋交番(愛西市北一色町四町)
  • 佐織交番(愛西市北河田町郷西)
駐在所
  • 佐屋東警察官駐在所(愛西市大井町弥八)
  • 西川端警察官駐在所(愛西市西川端町上兼)
  • 立田北警察官駐在所(愛西市四会町村内)
  • 立田南警察官駐在所(愛西市山路町小割)
  • 開治警察官駐在所(愛西市鵜多須町下中山)
  • 八輪警察官駐在所(愛西市赤目町中屋敷)

消防編集

本部
消防署

医療編集

  • 角鹿医院
  • 谷本医院
  • 前田医院

郵便局編集

図書館編集

  • 愛西市図書館
    • 愛西市中央図書館
    • 愛西市佐織図書館
    • 愛西市立田図書館
愛西市中央図書館、立田体育館内の愛西市立田図書館、佐織公民館内の愛西市佐織図書館の3館からなる。中央図書館の延床面積は2,012.00m2。2014年度の蔵書点数は138,707点、貸出点数は268,155点。[9]
1966年には佐屋町出身の杉野繁一の寄贈によって佐屋町立杉野図書館が開館。1994年11月には杉野図書館が閉館し、1995年3月には佐屋町立図書館が開館。2000年には海部郡内の各町村および津島市在住者にも館外貸出を開始した。[9]
佐織町と立田村には図書館がなく、佐織図書室、立田図書室があるのみだった。2005年に佐屋町・佐織町・立田村が合併して愛西市が成立すると、佐屋町立図書館は愛西市中央図書館と改称し、佐織図書室は愛西市佐織図書館として、立田図書室は愛西市立田図書館として図書館に昇格した。2010年には稲沢市在住者にも館外貸出を開始した。[9]

運動施設編集

  • 愛西市親水公園(総合体育館・総合運動場)
  • 佐屋総合運動場・プール
  • 佐屋スポーツセンター
  • 立田体育館
  • 立田総合運動場
  • 八開運動場
  • 佐織体育館
  • 佐織総合運動場
  • 緑苑プール

公園編集

経済編集

 
クラシエホームプロダクツ津島工場(2015年3月)

特産物編集

全国有数の規模を誇るレンコンの産地である。「備中」「ロータスホワイト」「金澄」の3種を育て、露地栽培・ハウス栽培を兼ね1年中出荷される。砂糖漬が名物。また、ハスの開花時である初夏には、2か所で蓮園が開かれる。[11][12]

その他の特産品には生姜イチゴトマトカラーがある。[13]

 
愛西市町方町新西馬の蓮田の様子

商業編集

主な商業施設

姉妹都市・提携都市編集

海外編集

フレンドシップ相手国

2005年に開催された愛知万博で、愛知県内の市町村(名古屋市を除く。)が120の万博公式参加国をそれぞれ「一市町村一国フレンドシップ事業」としてフレンドシップ相手国として迎え入れた。[14]


日本国内編集

提携都市
その他

交通編集

 
佐屋駅

鉄道編集

以下の路線および、 近畿日本鉄道(近鉄)名古屋線富吉駅佐古木駅間で市域(善太新田町)を通過しているほか、富吉車庫の敷地内の一部が市域(大野町)にかかっている。

 東海旅客鉄道(JR東海)
関西本線 : 永和駅
 名古屋鉄道(名鉄)
TB津島線 : (青塚駅) - 勝幡駅 - 藤浪駅 - (津島駅)
急行の設定が無い若しくは尾西線との接続が芳しくない、須ヶ口から名古屋までの停車駅が多い為、名古屋からの距離が離れていないにも拘らず、時間が掛かる。
BS尾西線 : (丸渕駅) - 渕高駅 - (六輪駅) - 町方駅 - (津島駅) - 日比野駅 - 佐屋駅 - (五ノ三駅)
愛西市内には名鉄の駅が6つあるが、このうち隣接しているのは、勝幡駅と藤浪駅、日比野駅と佐屋駅の2組だけである。愛西市は津島市を取り巻くような形状をとっているが、青塚駅および津島駅津島市に所在している。また、丸渕駅および六輪駅稲沢市に、五ノ三駅弥富市にそれぞれ所在している。また、五ノ三駅 - 弥富駅間でも五ノ三駅の南側で僅かながら愛西市を通過している。
勝幡駅付近の南日光川橋梁から津島駅間は高架となっている。

路線バス編集

かつては「津島駅 - 給父線」が名鉄(現在の名鉄バス)により運行されていたが、2000年3月末をもって廃止されて以降、愛西市内で運行されている路線バスは存在しない。

なお、公共施設利用の利便性向上のため市が巡回バスを運行している。佐屋ルート・立田ルート・八開ルート・佐織ルート・庁舎間ルートの5路線を、運賃無料で月曜日から土曜日まで運行している。[15]

コミュニティバス

道路編集

高速自動車国道

  東名阪自動車道 正式に市内に所在するインターチェンジはないが弥富インターチェンジの施設の一部が含まれる。また市の北部は名神高速道路一宮インターチェンジ又は岐阜羽島インターチェンジへも比較的近い。

国道
 国道1号
 国道155号
主要地方道
一般県道

道の駅編集

教育編集

観光編集

 
立田大橋デイキャンプ場

名所・旧跡編集

街道
佐屋宿 - 佐屋街道の最大の宿場町津島神社参拝道分岐点
佐屋代官所
佐屋本陣
佐屋御殿
水鶏塚 - 松尾芭蕉句碑。1735年(享保20年)建立[16]
城郭・砦
寺院

愛西市内に約180の神社・寺院がある。[17]

神社

観光スポット編集

公園

祭事・催事編集

重要無形民俗文化財
その他の民俗文化
その他の主な祭事・催事
  • 茅の輪くぐり - 葦で作られたアーチをくぐり、家内安全・無病息災を祈る行事。毎年1月4日に町方町の姥ヶ森社で行われる。
  • 日置八幡宮の管の粥神事 - 15世紀から続き、旧暦の1月15日に日置町の日置八幡宮で行われる歴史ある行事。赤飯とヨシを大なべで炊き、管の中に入った米の量でその年の豊凶を占う。
  • 定納元服・オビシャ - 元は、元服を迎えた15歳の若者を祝うものであった。現在は、若者が高さ5mの櫓の上から餅をまき、度胸試しとお披露目を行われる。毎年2月11日に白山神社で開催されている約300年の伝統を誇る祭りである。
  • 勝軍延命地蔵のもち投げ - 安産のご利益があるというお供えのもちが豪快に投げられる。西條町にある勝軍延命地蔵尊の地蔵堂にて、毎年2月に行われている。
  • 勝幡神社のオコワ祭り - 3月の第2日曜日に勝幡神社で行われる。名の由来は、供物の一つが樽に詰められたオコワイ(強飯)であることから由来している。
  • 桜まつり - 4月上旬に、船頭平河川公園(立田地区)及び鵜戸川沿い桜並木(八開地区)において、愛西市商工会主催の桜まつりが開催される。
  • 蓮見の会 - 森川花はす田で、毎年7月には蓮見の会が開催される。

出身有名人編集

マスコット編集

あいさいさん
対象
愛知県愛西市
分類 市町村のマスコットキャラクター
モチーフ レンコン
指定日 2010年10月24日
公式サイト あいさいさんオフィシャルサイト
テンプレートを表示

市のマスコットとしてあいさいさんが定められている。

2010年10月24日、愛西市の市制5周年記念式典[19]で地域活性化のシンボル[20]として初披露された。合併前の4町村の歴史と文化を継承し、愛西市としての今後の発展を期待した明るく親近感のあるイメージとしてデザインされた[21]

市の歌編集

  • 市歌「いつの日も」(作詞:駒井瞭 / 作曲・歌唱:中西圭三
  • 市の音頭「愛西音頭」(作詞:石井昭 / 作曲・歌唱:中西圭三)

脚注編集

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注釈編集

  1. ^ JR東海関西本線の敷地のみ。
  2. ^ 現在は合併して稲沢市

出典編集

  1. ^ 愛西市ホームページ 愛西市を知ろう
  2. ^ 一宮地場産業ファッションデザインセンターアピール事業 愛西市
  3. ^ ホームメイト・愛西市のご当地あれこれ検索
  4. ^ 愛西 1981-2010年”. 気象庁. 2016年7月11日閲覧。
  5. ^ 愛西市いま、むかし、みらい 歴史を知ろう
  6. ^ 愛西市観光協会歴史・文化
  7. ^ 新市名称決定!! - 愛西市(2013年1月12日閲覧)
  8. ^ 市町村長及び議会議員の任期満了日等一覧表 (平成27年5月1日現在)
  9. ^ a b c 『平成26年度実績報告 図書館年報』愛西市中央図書館, 2015年
  10. ^ 国内外事業場(事業概要)” (日本語). kracie. 2013年1月12日閲覧。
  11. ^ 名鉄沿線おでかけマガジンWind(名古屋鉄道事業推進部発行)2015年1月号P.3
  12. ^ あいちの都市・農村ガイド
  13. ^ 愛西市観光協会物産・グルメ
  14. ^ 「あいちフレンドシップ交流アルバム」(あいちフレンドシップ交流アルバム)
  15. ^ 愛西市巡回バス - 愛西市
  16. ^ 松尾芭蕉は1694年(元禄7年)、江戸から伊賀国へ向かう途中に、門人の三輪素覧宅に泊まっている。
  17. ^ 「神社・寺院一覧」(愛西市の神社・寺院)
  18. ^ あいちフレンドシップ交流アルバム愛西市
  19. ^ 愛西市 (2010年11月1日). “11月市長のあいさつ”. 2013年12月13日閲覧。
  20. ^ 愛西市 (2011年1月1日). “1月市長のあいさつ”. 2013年12月13日閲覧。
  21. ^ 愛西市 (2011年7月27日). “「あいさいさん」コンセプト”. 2013年12月13日閲覧。

参考文献編集

外部リンク編集

マスコット関連