感性アナライザとは脳波の情報を取得、分析する簡易型評価装置。

感性アナライザ
開発元 慶應義塾大学満倉教授
電通サイエンスジャム
種別 感性の簡易型評価装置
ディスプレイ iPad
入力機器 脳波計
外部接続 Bluetooth
電源 乾電池

概要 編集

慶應義塾大学の満倉教授と電通サイエンスジャムによって開発された脳波計を備えるヘッドセットを装着して簡易的に計測した生体信号を解析し、5つの感性(興味、好き、ストレス、集中、沈静)が分析可能な簡易型評価キット[1]

用途 編集

これまでは数値化の困難だった感情深層心理を数値化することにより、商品開発市場調査費用対効果の確認などに利用される[2][3]。さらにヘッドギアに備えられたカメラと視線計測装置を組み合わせてより詳しく調べることもできる[2]

ヘッドギアとiPadのみで構成されており、持ち運びが可能なため、どこででも計測結果をリアルタイムでグラフで確認できるだけでなく、CSV形式で書き出すこともできる[1]

脚注 編集

参考文献 編集

  • 都甲潔, 「感性バイオセンサー」『応用物理』 1998年 67巻 12号 p.1406-1409, 応用物理学会, doi:10.11470/oubutsu1932.67.1406
  • 都甲潔「感性バイオセンサとIT社会」『電気学会論文誌. E, センサ・マイクロマシン準部門誌』第124巻第7号、電気学会、2004年7月、229-232頁、doi:10.1541/ieejsmas.124.229ISSN 13418939NAID 10013268455 
  • AERA』、朝日新聞出版、2016年1月11号。 
  • 日経ビジネス』、日経BP、2016年7月25日号。 
  • 「生体センシング入門」『インターフェース』、CQ出版、2015年4月。 
  • 「スポーツに健康に!ウェアラブル人間センサ入門」『インターフェース』、CQ出版、2016年9月。 

関連項目 編集

外部リンク 編集