慶應義塾大学病院

東京都新宿区にある病院
画像提供依頼:新病院棟の画像提供をお願いします。2020年11月

慶應義塾大学病院(けいおうぎじゅくだいがくびょういん)は、東京都新宿区信濃町35番地にある慶應義塾設置の大学病院。略称は慶應病院、もしくは慶大病院

Japanese Map symbol (Hospital) w.svg 慶應義塾大学病院
Keio University Hospital 2014.JPG
情報
英語名称 Keio University Hospital
標榜診療科 呼吸器内科、循環器内科、消化器内科、神経内科、腎臓・内分泌・代謝内科、血液内科、リウマチ内科、漢方内科、感染症内科、腫瘍内科、消化器外科、乳腺外科、小児外科、心臓血管外科、呼吸器外科、内視鏡外科、移植外科、腫瘍外科、頭頸部外科、形成外科、 精神科、小児科、整形外科、脳神経外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、産科、婦人科、 眼科、耳鼻咽喉科、放射線科、放射線診断科、放射線治療科、麻酔科、救急科、 歯科口腔外科、リハビリテーション科、病理診断科、臨床検査科
許可病床数 960床
職員数 2696名(2019年3月1日現在)
開設者 慶應義塾
管理者 北川雄光(病院長)
開設年月日 1920年
所在地
160-8582
位置 北緯35度40分54秒 東経139度43分5秒 / 北緯35.68167度 東経139.71806度 / 35.68167; 139.71806
二次医療圏 区西部
PJ 医療機関
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概要編集

慶應義塾(現:慶應義塾大学)創設者福澤諭吉が研究を支援していた北里柴三郎(初代病院長)の尽力のもと、1920年大正9年)に開院。2019年現在、病床数は960床。

2017年度の統計は、外来患者数 延べ人数: 827,113人 / 1日平均: 3,086人、入院患者数 延べ人数: 286,188人 / 1日平均: 784人、救急患者数: 17,056人。

診療受付は、午前8時40分~午前11時00分。休診日は、日曜・祝日、第1・3土曜日、年末年始(12月30日~1月4日)、慶應義塾の休日(1月10日)である。

石原裕次郎夏目雅子藤子不二雄岡本太郎遠藤周作田中角栄坂井泉水等多くの芸能人、著名人、政治家が本院を利用している。

医療用ロボットの導入にも積極的で、2000年3月にアジアで初めて手術用ロボット「da Vinci」を導入した。

2009年(平成21年)、複雑心奇形の患児の生体肝移植の手術を行い、世界で初めて成功[1]

2013年(平成25年)、難聴のマウスの内耳にある細胞を再生し、聴力を回復させることに成功(岡野栄之教授)。

厚生労働省より、国際水準の臨床研究等の中心的役割を担う国内の中核病院として、「臨床研究中核病院」に指定されている[2]

理念・行動指針編集

  1. 患者さんに優しく患者さんに信頼される患者さん中心の医療を行います
  2. 先進的医療を開発し質の高い安全な医療を提供します
  3. 豊かな人間性と深い知性を有する医療人を育成します
  4. 人権を尊重した医学と医療を通して人類の福祉に貢献します

交通アクセス編集

沿革編集

指定施設編集

診療科等編集

  • 診療施設部門
  • クラスター部門
    • IBDセンター
    • メモリーセンター
    • 周産期・小児医療センター
    • 母斑症センター
    • ブレストセンター
    • リプロダクションセンター
    • 痛み診療センター
    • 骨転移診療センター
    • 肉腫・メラノーマセンター
    • 頭蓋底センター
    • アレルギーセンター
    • 臓器移植センター
    • 小児頭蓋顔面(クラニオ)センター
    • 性分化疾患(DSD)センター
    • 糖尿病先制医療センター
  • 臨床研究・教育部門
    • 臨床研究推進センター
    • 卒後臨床研修センター
  • 管理部門・その他
    • 病院情報システム部
    • 医療安全管理部
    • 感染制御部
    • 患者総合相談部
    • 医療連携推進部
    • 放射線安全管理室
    • 百寿総合研究センター
    • 健康情報ひろば
    • 医事統括室

先進医療編集

2018年(平成30年)7月1日現在、以下の先進医療を扱っている[9]

  • 抗悪性腫瘍剤治療における薬剤耐性遺伝子検査
  • 歯周外科治療におけるバイオ・リジェネレーション法
  • 多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術
  • パクリタキセル静脈内投与(一週間に一回投与するものに限る。)及びカルボプラチン腹腔内投与(三週間に一回投与するものに限る。)の併用療法 上皮性卵巣がん、卵管がん又は原発性腹膜がん
  • ゾレドロン酸誘導γδT細胞を用いた免疫療法 非小細胞肺がん(従来の治療法に抵抗性を有するものに限る。)
  • 腹腔鏡下センチネルリンパ節生検 早期胃がん
  • 放射線照射前に大量メトトレキサート療法を行った後のテモゾロミド内服投与及び放射線治療の併用療法並びにテモゾロミド内服投与の維持療法 初発の中枢神経系原発悪性リンパ腫(病理学的見地からびまん性大細胞型B細胞リンパ腫であると確認されたものであって、原発部位が大脳、小脳又は脳幹であるものに限る。)
  • FDGを用いたポジトロン断層コンピューター断層複合撮影による不明熱の診断 不明熱(画像検査、血液検査及び尿検査により診断が困難なものに限る。)
  • 全身性エリテマトーデスに対する初回副腎皮質ホルモン治療におけるクロピドグレル硫酸塩、ピタバスタチンカルシウム及びトコフェロール酢酸エステル併用投与の大腿骨頭壊死発症抑制療法 全身性エリテマトーデス(初回の副腎皮質ホルモン治療を行っている者に係るものに限る。)
  • 自己心膜及び弁形成リングを用いた僧帽弁置換術 僧帽弁閉鎖不全症(感染性心内膜炎により僧帽弁両尖が破壊されているもの又は僧帽弁形成術を実施した日から起算して六ヶ月以上経過した患者(再手術の適応が認められる患者に限る。)に係るものに限る。)
  • テモゾロミド用量強化療法 膠芽腫(初発時の初期治療後に再発又は増悪したものに限る。)
  • ヒドロキシクロロキン療法 関節リウマチ(既存の合成抗リウマチ薬による治療でDAS28が二・六未満を達成できないものに限る。)(国内唯一
  • 水素ガス吸入療法 心停止後症候群(院外における心停止後に院外又は救急外来において自己心拍が再開し、かつ、心原性心停止が推定されるものに限る。)
  • トラスツズマブ静脈内投与及びドセタキセル静脈内投与の併用療法 乳房外パジェット病(HER2が陽性であって、切除が困難な進行性のものであり、かつ、術後に再発したもの又は転移性のものに限る。)(国内唯一

慶應義塾大学関連病院会編集

福澤諭吉北里柴三郎の訓えを生かし、最新の医学・医療・病院運営などに関する知識および情報を共有するために、本院は様々な病院と提携し、医療ネットワーク「慶應義塾大学関連病院会」を形成している[10]。ここでは、関連病院の中でも一部の大規模病院のみ記述する。

など他多数

事件・事故・不祥事編集

新型コロナウイルス感染編集

  • 2020年(令和2年)
    • 3月27日、東京都庁は、47人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表。このうちの10人は、集団感染が起きている永寿総合病院の患者らで、同病院に関係する感染者は計25人になった。慶應大学病院では男性患者3人の感染が判明。永寿総合病院から19日に転院してきた感染者と同じ病室に入院していた[11]
    • 3月28日、都内では永寿総合病院で患者らの集団感染が発生。27日には感染者が40人となり、患者の転院先でも感染者が相次いだ[12]
    • 4月2日、都内で2日、新型コロナウイルスの感染者が新たに92人確認された。患者らの間で院内感染が広がっている永寿総合病院や慶應義塾大学病院での陽性者30人以上が含まれる[13]
    • 4月7日、新型コロナウイルスの感染拡大で、初期研修医の集団感染が発生したと発表した。3月31日、研修医1人の感染がわかり、研修医計99人を自宅待機とし、ウイルス検査を行い18人の感染が判明した。また、自粛要請期間中に研修医約40人が集団で会食していたことが判明した[14]

脚注編集

関連項目編集

外部リンク編集