成毛 康雄(なるけ やすお、1955年4月12日 - 2020年7月27日)は、日本技術者実業家工学博士東芝代表執行役副社長等を経て、初代キオクシアホールディングス(旧・東芝メモリホールディングス)代表取締役社長キオクシア(旧・東芝メモリ)代表取締役社長。

人物・経歴 編集

千葉県出身。1984年東京工業大学大学院理工学研究科博士課程修了、工学博士。博士論文は「微小シリコン電界効果トランジスタの製作法に関する研究」[1][2]。同年東芝に入社し、以降フラッシュメモリ事業に一貫して携わった[3]

東芝メモリ事業部SRAM製品技術部長等を経て[4]、2004年2月セミコンダクター社メモリ事業部長附[5]。2009年四日市工場長。2010年メモリ事業部長。2011年執行役常務に昇格。2013年執行役上席常務セミコンダクター&ストレージ社社長[2]

2015年東芝代表執行役副社長。2017年から東芝メモリ(現・キオクシア)代表取締役社長を務め、ベインキャピタルなどの米韓連合傘下入りにあたり、2018年には東芝代表執行役副社長を退任した[3][6]。2019年には東芝メモリホールディングス(現・キオクシアホールディングス)を設立し、同社代表取締役社長を兼務したが[7]病気療養が長引いたため2020年に顧問に退いた[8]

2020年7月27日、病気のため死去[9]。65歳没。

脚注 編集

先代
(新設)
東芝メモリ→キオクシア社長
初代:2017年 - 2020年
次代
早坂伸夫
先代
(新設)
東芝メモリホールディングス→キオクシアホールディングス社長
初代:2019年 - 2020年
次代
早坂伸夫