持田古墳群
概要 編集
5~6世紀に造られたと推定されている[1]。前方後円墳10基、円墳75基からなる古墳群である[2]。持田旧48号墳からは、前橋天神山古墳の同范鏡が確認されている。古墳群は昭和初期に深刻な盗掘に遭っている[3]。
高鍋町歴史総合資料館では、持田古墳群の石舟塚から出土した石棺が、2017年6月になって13年ぶりに展示された[4]。
文化財 編集
重要文化財(国指定) 編集
- 日向国児湯郡持田古墳出土品(考古資料) - 持田25号墳出土の銅鏡2面、明細は以下。所有者は耕三寺、耕三寺博物館保管。1962年(昭和37年)6月21日指定[5][6]。
- 画文帯神獣鏡 1面
- 変形四獣鏡 1面
国の史跡 編集
- 持田古墳群 - 1961年(昭和36年)2月25日指定[7]。
その他 編集
- 馬具類 - 国の重要美術品。伝持田56号墳出土。天理大学附属天理参考館保管。
- 盤龍鏡 - 伝持田古墳群出土。「景初四年」銘を有する。辰馬考古資料館保管。