播野勤
日本の実業家
人物 編集
大阪府出身。成蹊学園(成蹊中学校・高等学校・成蹊大学経済学部)を卒業。大学卒業後、ソントン食品工業株式会社に就職。資金、財務、電算、社長室等、管理部門を担当。1979年タマノイ酢株式会社に入社。管理部長、常務、専務を経て現在に至る。1980~1981年日本生産性本部出向、日本生産性本部認定経営コンサルタント。
人間を中心にした経営を行い、会社は売り上げや利益ではなく、社員の成長の場と位置づけている。また、社員やビジネスの可能性の追求を目指し、社員の中から医師や調理師、フードコーディネーター、オリンピックを目指すアスリートなどを育てては、更に夢を膨らませている[1]。 答えは全て現場にあるという考えのもと、自らが採用の現場に出て、その志を学生に訴える。また、数々の社員研修を企画。新人からベテランまで数多くの社員研修をこなし、社員の人間的成長を試みている[2]。
社長に就任してからは、まず人事制度の改革を行った。ノルマの廃止や部署異動の機会を多く設けるなど、セクション間の風通しを良くし、部署異動を多く行う事で、技術的な専門家ではなく、時代の変化に対応する専門家を育てている[3]。ノルマはなく、常に社員がキラキラと輝く。そんなクラブ活動の様な経営について、神戸大学大学院経営学研究科、金井壽宏教授チームの研究対象となり、2006年経営行動科学学会にて事例報告される。その後、全国から講演などにも招かれる[4]。
学生時代は水泳とヨット、水球に熱中しており、毎日1万メートル位泳いでいた。都大会で優勝経験もあり、今でも数千メートルくらい泳いでいる[5]。
略歴 編集
会員 編集
出演 編集
その他