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操心術』(そうしんじゅつ)は、STUDIO邪恋制作のアダルトゲームシリーズ。催眠MCをテーマとする。

操心術〜P.S.@4〜
プロデューサー ざくそん(スーパーバイザー)
キャラクターデザイン outsider、きつね、たみこ
シナリオ おくとぱす
音楽 トレモロ
発売日 2004年10月22日
ディスクレス起動
アクチベーション
画面サイズ 800×600
BGMフォーマット PCM
CGモード
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2004年10月にStudio Insaneから発売された『操心術〜P.S.@4〜』がシリーズ最初の作品となる。これは、URANブランドの『P.S.@』シリーズの続編とされているが、前作にあたる『P.S.3〜ハーレムナイト〜』のキャラクターは一切登場せず、鬼畜的な内容を受け継いだだけである。この『操心術〜P.S.@4〜』にシナリオ、CGを追加した『操心術plus』、またその続編として『操心術2』がSTUDIO邪恋から2006年6月30日に同時発売され、以後シリーズ化した。

シリーズの各作品の時系列につながりが存在しており、『2』が『操心術〜P.S.@4〜』とは別の場所で起きた出来事を扱っており、『3』がその子どもたちの世代を描いているほか、『操心術0』は『操心術〜P.S.@4〜』の前日譚にあたる[1]。2012年11月30日にはシリーズの完結編[2]である『操心術∞』が発売された。『操心術∞』のゲーム中にて製作中であることが明かされた『操心術外伝[3]は、2015年6月26日に発売された。

シリーズ作品編集

  1. 操心術〜P.S.@4〜 (2004年10月22日発売)
    • 操心術plus (2006年6月30日発売)
  2. 操心術2 (2006年6月30日発売)
    • 操心術2plus (2008年1月25日発売)
  3. 操心術3 (2008年12月12日発売)
  4. ゴニン!? 〜ピタリと的中!強制占い♪〜 (2010年5月28日発売)
  5. 操心術0(Rei) (2011年1月28日発売)
  6. 操心術∞(メビウス) (2012年11月30日発売)
  7. 操心術外伝 〜綾河博士のHENTAI事件簿〜 (2015年6月26日発売)

シリーズ共通の登場人物編集

吉峰 麗(よしみね れい)
『ゴニン!?』を除き全作に登場。紫色の髪、服装など共通項はあるが、年齢、身長、性格、職業等が各作品で異なる。催眠による女性への陵辱を嫌悪しており、プレイヤー側と敵対することが多い。
アレクサンドラ
『操心術2』から登場。『操心術0』には登場しない。カタコトの日本語や外国語が混じった奇妙な喋り方をする。プレイヤー側に催眠を行うための手段を与える役回りが多い。苗字は各作品で異なる。

操心術〜P.S.@4〜編集

2004年10月22日発売。

あらすじ編集

平凡なフリーターの霧生悠斗は、差出人不明のメールを受け取り、メールの指示を受け、コインロッカーの中から薬品のアンプルを見つけた。 その薬が10分間だけ他人の心を操ることができるという効能を持つことを知った時、この薬を用いてある一家の心を支配せよという指令のメールが届いた。 悠斗は、その一家の一員である美桜乃に手ひどく振られた過去があり、しかもその一家が女だけしかいないということを知り、意気揚々とその家に乗り込んだ。

開発編集

ざくそんは、元々催眠フェティシズムやマインドコントロール専門のウェブサイトを運営しており、知人を通じてStudio Insaneからアダルトゲームの動画の仕事を引き受けたことがきっかけで、最終的には『操心術〜P.S.@4〜』のディレクターを務めるに至った[4]。 当初はざくそんが投稿した作品をゲーム化するという案もあったが、小説とゲームでは求められる文章が異なったため、最終的にはざくそんが原案・企画を手掛けることとなった[4]。 おくとぱすも、幼少時から催眠やマインドコントロールに興味があり、そのようなジャンルのウェブサイトを運営していたため、同様の趣味を持つ知人のざくそんを通じて最終的に『操心術〜P.S.@4〜』のライターを務めるに至った[4]

開発にあたり、ざくそんはマインドコントロールの愛好者の望むアダルトゲームの実現を目指し、ゲーム性を出すために「薬システム」を導入した[4]。 おくとぱすも人の精神を思い通りに操るという危険行為をしっかり描くよう意識し、ただ発情させて性行為に及ぶのではなく、マインドコントロール独自の特殊なHシーンを多く取り入れることを心がけた[4]

ざくそんは『操心術〜P.S.@4〜』の「主人公とライバルの対決」をストーリーの軸にし、「どうせ敵は負けるから」という理由でライバルキャラクターを女性にした。 「主人公とライバルの対決」は後続作品のストーリーの軸であると同時に、シリーズ全体のテーマでもある[4]

『操心術〜P.S.@4〜』の登場人物編集

霧生 悠斗(きりゅう ゆうと)
主人公。大学時代に学んだ催眠術で美桜乃に悪さをしようとして返り討ちに遭い、以後憎しみを抱いている。
蒼原 美桜乃(そうげん みおの)
商社勤めのキャリアウーマン。悠斗の大学時代の先輩でもある。
綾河 美也子(あやかわ みやこ)
美桜乃の姉で専業主婦。旧姓は蒼原美也子。
綾河 春生(あやかわ はるき)
美也子の娘で女子校生。
吉峰 麗(よしみね れい)
教師で春生の担任。美桜乃とは高校の同級生。

操心術2編集

2006年6月30日発売。 前作『操心術』と同時期に別の場所で発生した出来事を描いている[1]

開発編集

前作『操心術〜P.S.@4〜』がロープライスだったのに対し、『2』はフルプライスの作品であり、ゲームの内容を増やした[4]。 また、前作は一家庭を舞台としていたのに対し、『2』は一つの町を舞台としており、いかにしてヒロインを貶めるかに重きが置かれた[4]

あらすじ編集

主人公・立花 竜尋は女にさげすまされる日々にいらだっていた。ある日、彼が営む人捜し屋の事務所に、姪と名乗る少女アレクサンドラが転がり込む。 その後、彼は外でタバコを吸っていたところを通りかかった女性に見とがめられる。 彼を子供だと思い込んだまま説教を続ける女性を疎ましく思ったその時、彼女の周りに光の檻が現れ、女性は竜尋の命令に対して従順に動き出した。

これはいいと思った竜尋は、アレクサンドラを助手にし、女たちを片っ端から言いなりにしていくのであった。

『2』の登場人物編集

立花 竜尋(たちばな たつひろ)
本作の主人公である、24歳の人捜し屋。夜逃げした相手を捜し出すことを得意とする一匹狼。
計算高く悪知恵も働くが、童顔で小柄なため子どもと間違われることが多く、子ども扱いされたときは落ち着きを欠いて怒り狂う。
剣崎 夜美果
声 - 金松由花
弁護士。女性のために戦う一方、立花のことを見下している。
都鳥 椿(みやどり つばき)
声 - 逢川奈々
女性警備員。生真面目な性格で、公正なつもりではいるものの、実際は高圧的な言動が目立つ。
都鳥 真奈(みやどり まな)
声 - 本田みか
都鳥椿の妹である、女子校生。姉同様生真面目で、警察官僚か政治家を夢見る。
泉水 雪絵(いずみ ゆきえ)
声 - 紫苑みやび
有名企業の社長夫人。夫がセクハラ訴訟を起こされ、立花に助けを求めた。男を魅了させて言いなりにすることを好む。
立花・アレクサンドラ (たちばな あれくさんどら)
主人公の姪。
吉峰 麗(よしみね れい)
声 - カンザキカナリ
通りすがりのOL。

評価編集

ユーザーからは、Hシーンが突飛すぎるという指摘が相次いだ一方、誤認プレイの愛好家からは好意的に受け入れられた[4]

操心術3編集

2008年12月12日発売。

あらすじ編集

貴樹編
鷹羽宮学園に通う主人公・霧生貴樹は、地味なクラス委員長の吉峰麗に対し、イメージチェンジを提案する。
貴樹は、貴樹のいとこにして担任である綾河春生から呼ばれ、研究室へ向かうと、薬を飲めという張り紙を見つけるが、張り紙に指定されたものとは異なる薬を飲む。
そこへ、麗と春生が現れ、春生は麗に催眠術をかけ、貴樹にけしかける。
貴樹が抵抗すると、麗と春生は動きを止め、貴樹は腕から蜘蛛の糸に似た模様が浮かんでいることに気づく。
他者の心を操ることが出来ることに気づいた貴樹は、自分の父親も同じ能力を持っていたことを思い出す。春生に聞いても、彼が飲んだ薬は誰が持ち込んだのかわからない様子だった。
その後、貴樹は相手を見て初めて操ることができること、複数人を操ったり薬を多量に摂取すると身体への負担が大きいことを知った。また、薬の効果は一時的だが、与えた命令はしばらく続くため、うまく使えば薬が不要であることも判明した。
貴樹が童貞卒業を考えていたそのとき、別人のようにかわいくなった麗から告白を受け、性交する。
しばらくの間、薬の力を楽しんでいた貴樹だったが、麗の様子がおかしくなる。
乱交サークルの存在を知った貴樹は、彼女が入部した部活を調査し、上級生の入嶋亮が同じ力を有していたことが判明する。
貴樹は彼女を助けるために、下級生の立花伊吹とその親友・剣崎沙織里を通じて教室内の全員を操り、怖くなった入嶋はどこかへと逃げた。
沙織里編
新聞部に所属する沙織里は、「フレンズ」というサークルについて調べるうちに、上級生の入嶋が代表であることを突き止め、部下に潜入捜査をさせたのち、自身も参加した。
沙織里は担任の藤乃森 志穂から「フレンズ」が古典サークルだということを聞かされるが、入嶋が薬の力を用いて部員たちを操って乱交させている様子を目にした。沙織里も同様に操られて処女を奪われた上、入嶋に好意があるというように意識を改変された。
沙織里はしばらく彼のしもべとして積極的に働いていたが、ある日彼がいない間に薬を飲む。戻ってきた入嶋は、以前の彼女が見たいといって、沙織里を正気に戻すが、沙織里に操られてしまう。
自身の父親も同じ力を持っていたことを思い出した沙織里は、録画されたビデオから自らの処女喪失の瞬間を知る。
沙織里はこのサークルを利用して街全体の支配を思いつき、入嶋からこの薬には「エフ」という名前がついていること、そしてこの薬が誰にでも効くわけではないことを知り、彼を通じて支配を進めていった。
ある日、放送室で様子を見ていた沙織里は、入ってきた貴樹に操られる。貴樹に追われていた入嶋は「エフ」を多量摂取して反撃を試みるが、身体に負担がかかり倒れてしまう。
貴樹はその場にいた全員から「フレンズ」の記憶を消し、ビデオを消した。
気がついた沙織里は、「フレンズ」のことは忘れていたものの、「エフ」のことは覚えており、入嶋が勝手に暴走したと誤解した。
続・貴樹編
「フレンズ」壊滅後、大量の「エフ」を手に入れた貴樹は楽しい生活を送り続けていたが、麗が再びおかしくなる。「エフ」の力でもわからなかった貴樹は、新生「フレンズ」の存在を聞きつけ、参加者から志穂が首謀者だと聞いて、志穂を操り組織を潰した。だが、まだ組織は全滅しておらず、参加者から聞き出したところ、今度は麗がリーダーだという回答を得る。
困った貴樹は春生に相談したところ、黒幕が他人をリーダーに仕立て上げている可能性を指摘される。
伊吹と沙織里を操って調査させ、沙織里に志穂を操った者を見たかと尋ねたが、見ていないという回答を得た。春生のもとへ戻った貴樹は「エフ」のほとんどを奪われる。沙織里が黒幕ではないかと考えた貴樹は、伊吹に最後の1本となった「エフ」を使い沙織里について質問したところ、拒否した。
貴樹は春生の研究室にあった洗脳椅子というマシンを伊吹に使い、沙織里の居所を突き止める。
続・沙織里編
沙織里は残っていた資料を見て「フレンズ」の存在を思い出し、新しい「フレンズ」を作るべく行動をおこした。
まずは志穂をリーダーに仕立てて仲間を増やすが、自身のほかにも「エフ」を使っている者がいることを知り、今度は麗をリーダーに仕立て上げることにした。
ある日、放送室にいた沙織里は、伊吹とともに来た貴樹に操られ、彼への好意を植え付けられる。放送室で彼のことを想いながら自慰にふけっていると、伊吹に襲われ、正気を取り戻す。
貴樹への怒りが沸き上がってきた沙織里は、春生から様々なことを聞き出し、「フレンズ」の部員に貴樹のことを探らせたが、貴樹に見つかってしまう。
勝局編
貴樹と沙織里は「エフ」で操心対決を繰り広げるもなかなか決着がつかない。
沙織里は協力を持ちかけるが、貴樹は断る。
「エフ」の効果が切れそうだと判断した貴樹は、「エフ」を飲むふりをした。
負けじと「エフ」を飲んだ沙織里は身体に負担がかかり、勝負は貴樹に軍配が上がった。
貴樹は学園を支配し、彼に犯され続けた沙織里は貴樹の子を妊娠した。
堕落編
貴樹との操心対決の終盤、沙織里は貴樹の作戦にひっかかって「エフ」を過剰摂取してしまうも、どうにか自分を取り戻し、勝利を収めた。
負けた貴樹は沙織里の奴隷として動物小屋での生活を強いられていた。
ある日、貴樹は伊吹との性交により洗脳が解ける。その場に1本転がっていた「エフ」を見つけた貴樹は、沙織里への復讐を思いつく。
邂逅編
貴樹の復讐は失敗し、沙織里は学園の支配を強めていたが、親友だと思っていた伊吹の裏切りに少し心を痛めた。
沙織里は貴樹に麗のことを忘れるよう命じて性交するが、そのさなかに支配の解けた貴樹によって命令を解除された。
実は、貴樹は沙織里のゆがんだ性格を見抜いており、麗のことを忘れるよう命令されたときは、ほかのあらゆる命令が解除されるよう自分自身に暗示をかけていた。
貴樹は沙織里に代わる学園の支配者として、ヒロインたちと淫らな日々を送り、街をも支配下に置いた。
沙織里の妊娠に伴い、彼女の父親に挨拶に行った。街の支配者である彼女の父親・剣崎竜尋に憧れた貴樹は猛勉強を開始する。
沙織里の出産が近づく中、伊吹と麗はいなくなり、学園の記録もなくなり、エフもなくなったが、街の支配はエフがなくても強固なものとなった。
貴樹は沙織里との幸せな生活を送る一方、麗のことを忘れていくようになった。
それからして、伊吹とうり二つのアルという人物のもとに、春生が執筆したレポートが届けられる。レポートに目を通したアルは、それを消去し、部下に記憶を調べるよう命じた。

『3』の登場人物編集

霧生 貴樹(きりゅう たかき)
本作の主人公。鷹羽宮学園の2年生。父は『操心術〜P.S.@4〜 』の主人公・霧生 悠斗。
内気で自己評価が低く、思い通りにならないと騒ぎだす子供じみた面もある。
綾河 春生(あやかわ はるき)
声 - 金松由花
貴樹らのクラスの担任教師で、生物の授業を受け持っている。貴樹のいとこでもある。
天才的な頭脳を持つ反面、無邪気で倫理観に欠けている。
吉峰 麗(よしみね れい)
声 - カンザキカナリ
貴樹のクラスの委員長。地味な人物故男子からの人気はない。
剣崎 沙織里(けんざき さおり)
声 - 榊木春乃
鷹羽宮学園の1年生で、新聞部に所属している。
立花 伊吹(たちばな いぶき)
声 - ?
沙織里の同級生。気が弱く引っ込み思案で、沙織里と行動を共にすることが多い。
藤乃森 志穂(ふじのもり しほ)
声 - 澄白キヨカ
鷹羽宮学園に勤務する音楽教師。既婚者。
入嶋 亮(いりしま りょう)
上級生。不良ではないものの、生徒たちの間では顔役として知られている。

開発編集

本作は『操心術〜P.S.@4〜』と『2』の謎を回収し、シリーズとしての区切りをつけるために開発された[4]。 また、TOPCATも協力者として開発に参加した[4]

ゴニン!? 〜ピタリと的中!強制占い♪〜編集

2010年5月28日発売

『ゴニン!?』の登場人物編集

永礼 諒一(ながれ りょういち)
本作の主人公。
【長女】神月 なずな(こうづき なずな)
声 - 逢川奈々
白鳥ヶ丘学園教師で、世界史を担当している。
【次女】神月 ぼたん(こうづき ぼたん)
声 - 御苑生メイ
白鳥ヶ丘学園教師一年目、数学担当。
【三女】神月 すみれ(こうづき すみれ)
声 - ももぞの薫
白鳥ヶ丘学園の教育実習生。家庭科担当。
【四女】神月 かりん(こうづき かりん)
声 - 金松由花
白鳥ヶ丘学園生。
【五女】神月 あずき(こうづき あずき)
声 - 青葉りんご
白鳥ヶ丘学園生。
辻占い師“R”
声 - 金松由花
辻占い師。

操心術0編集

2011年1月28日発売。 本作は、『操心術〜P.S.@4〜』の前日譚であり、シリーズを通して登場する主人公のライバル・吉峰 麗の物語でもある[1]。また、同様の理由で、タイトルの「0」は「れい」と読む[1]

シリーズ完結編である『操心術3』において心を操る能力を持った者たちの背後に潜む二つの勢力の正体が明かされなかったため、本作が作られた[1]

あらすじ編集

装着するだけで目にした者を操る「青目」と呼ばれるコンタクトレンズの存在が不良たちの間で広まっていた。 青目が無くとも他者を操る力を持つ主人公・吉峰 由宇は、その能力を持って周囲の異性を自らの意のままにしていた。 ある日、由宇は「青目狩り」ことReiという少女と出会う。

『0』の登場人物編集

吉峰 由宇(よしみね ゆう)
本作の主人公。学園の一年生。見た目は普通・人畜無害だが、凶悪なマインドコントロール能力を持った「無邪気を装った悪魔」。
姫神 七聖(ひめがみ ななせ)
声 - 沢代りず
学園の一年生。アーチェリー部の新入部員。明るく元気な性格からクラスでの人気は高いが、よくいじられる。また、すぐにアイドルやスポーツ選手に憧れるミーハーな所がある。
星月 晶(ほしづき あきら)
声 - 香澄りょう
学園の二年生。新聞部に所属しており、あらゆることに首を突っ込む一方、興味に偏りがあり、どんな事件でも色恋沙汰にしてしまう悪癖がある。
胡桃 つかさ(ことう つかさ)
声 - 金松由花
かるた部の部員で、七聖の幼馴染でもある。教師である風露以上に大人びた雰囲気と冷静な性格から、性別問わず信頼されている一方、男女関係であっても平然と話題にする。
Rei(れい)/吉峰 麗(よしみね れい)
声 - 幸代彩里
“青目” を狩る謎の少女。女を操って慰みものにする男を許さず、けた外れの身体能力で叩きのめしている。
五十鈴 風露(いすず ふうろ)
声 - 羽高なる
浜ヶ崎学園の教師。通称 「ふーちゃん」。国語担当。旧家の蔵から文献を発見することを夢見る。かなりの天然ボケで、色々な意味で絶大な人気を誇るが、本人は全く気づいていない。
美門 水蓮 / 木蓮(みかど すいれん / もくれん)
声 - 逢川奈々
浜ヶ崎学園の養護教諭を務める双子の姉妹。幼い見た目だが、風露と同年代である。

開発編集

キャラクター設定
ヒロインのうち、姫神七聖は当初明るく能天気なキャラクターだったが、作品全体が『ゴニン!?』のように明るくなってしまうため、明るくかわいい性格ながらもどこか不穏な言葉を発するキャラクターとして設定された[1]
星月晶は、『3』の剣崎沙織里に似た立ち位置だが、沙織里とは異なり裏表のないキャラクターとして設定された。また、おしゃべりなお調子者という設定から、ボイス数が全キャラクター中最多となった[1]。また、晶はこれまでの邪恋作品に多く登場する暴走しがちなキャラクターにならないよう注意が払われ、かわいさが前面に出されたほか、Hシーンは誤認ものが用意された[1]
Reiこと吉峰 麗は、殺伐とした言動と面倒見の良さを併せ持ったキャラクターだが、ディレクターのざくそんは元からそのようなキャラクターとして設定したわけではないと公式ホームページの中で述べている[1]
五十鈴風露の苗字は、実在の人物との重複を防ぐため、過去に存在した個人商店からとった「いとすず」という読みにした[1]。また、風露と美門姉妹の名前が植物に由来していたことから、他のモブキャラクターも同様に植物に由来する名前をどこかに作るというルールが設けられた[1]

操心術∞編集

2012年11月30日に発売された『操心術∞』(そうしんじゅつメビウス)は、シリーズの完結編にあたる[2]。 開発にあたり、田上昌縫と筆柿そふとのNATORI烏賊がシナリオ補佐として参加した[2]

あらすじ編集

ある日、主人公である倉山 鋭太は、女子たちからいじめられていた転校生の才賀 アレクサンドラが女子たちに対してスプレー・HYP-489を吹き付け、自らの言いなりにする様子を目撃する。アレクサンドラのカバンからスプレーを盗み出すも、それはアレクサンドラが仕向けたことだった。

『∞』の登場人物編集

倉山 鋭太(くらやま えいた)
『∞』の主人公。城林学園2年生。通称「ニブ太」。鋭い目つきに、鬼太郎を思わせる左目が隠れるほどの長髪、着崩した制服が特徴。スケベで性格が悪い上に学業も運動も振るわず、クラスでは爪弾き者として扱われている。転校生のアレクサンドラから催眠スプレーを入手し、人を操る力を得る。
上月 さくら(こうづき さくら)
声 - 佐倉もも花
鋭太の同級生。誰にでも優しく接する一方、生理的嫌悪感から鋭太を避ける。
城咲麻紀(しろさき まき)
声 - 東かりん
鋭太の同級生。社交的な反面、物おじすることなく発言し、鋭太を嫌う。
此ノ花鏡子(このはな きょうこ)
声 - まきいづみ
鋭太らのクラスの担任で、英語の授業を受け持っている。また、文芸部の顧問も務めている。
才賀アレクサンドラ(さいが アレクサンドラ)
声 - 金松由花
本編では転校生として登場。城林学園1年生。鋭太に催眠スプレー・HYP-489を入手するように仕向ける。
本條このみ(ほんじょう このみ)
声 - 桃也みなみ
アレクサンドラの同級生。明るく元気で好奇心旺盛な性格をしている。くじ引きで無理やり風紀委員にされた経緯を持つ。
吉峰麗(よしみね れい)
声 - 御苑生メイ
城林学園の風紀委員長。生真面目で規則を絶対視する。その一方で、鏡子に想いを寄せている。
才賀教授(さいがきょうじゅ)
声 - なし
綾河樹(あやかわ いつる)
声 - ももぞの薫
霧生伊吹(きりゅう いぶき)
声 - 金松由花

操心術外伝編集

『操心術外伝 〜綾河博士のHENTAI事件簿〜 』は、2015年6月26日に発売されたアダルトゲームである。

『操心術外伝 〜綾河博士のHENTAI事件簿〜 』は、ただの明るい少女だった綾河 春生がマッドサイエンティストになるまでを描いた外伝作品であり[5]、時系列は、『操心術〜P.S.@4〜』(および『操心術2』)と『操心術3』の間にあたる[6]

あらすじ編集

時篠学園に通う大学生・季元ハジメは、女目当てにあるゼミに入る。 ある日ハジメは、同じゼミの綾河春生が催眠装置の実験をしているところを目撃する。 ハジメは盗んだ装置で女たちを自らの思いのままにしていたところ、春生に見つかってしまう。 窮地に陥ったハジメは装置を用いて春生を催眠状態に陥らせ、彼女に様々な装置を開発させた。

『外伝』の登場人物編集

季元 ハジメ(きのもと はじめ)
本作の主人公。時篠学園に通う大学生。
綾河 春生(あやかわ はるき)
声 - 金松由花
宝来ゼミに所属する女子大生。天才として名高い反面、無邪気で分別に欠けていた上、倫理観も欠落していた。
中岡 清夏(なかおか さやか)
声 - 逢月ねる
宝来ゼミに所属する女子大生。
山里 秋穂(さんり あきほ)
声 - ももぞの薫
大学院を経て宝来ゼミの助手を務めている。努力家であり、天才児である春生には困っている。
富隈 冬紬(とみくま ふゆ)
声 - 東かりん
宝来ゼミに所属する女子大生。他者を冷めた目で見ており孤立しがちだが、変人ばかりのゼミの面々の中では常識的な考え方の持ち主である[5]

開発編集

当初本作は『操心術∞』よりも前に発売する予定だったが、制作体制や他作品の開発との兼ね合いなどから発売時期が変更された[6]

『操心術3』以降はエロ重視という開発方針がとられていたが、『3』のようなストーリー重視の作品を作ってほしいという要望が多かったため、外伝ということもあり、『外伝』はストーリーに組み込む形でエロ要素が発生するという構成がつくられた[5]

原画はシリーズ初参加となる相川亜里砂が担当した。ディレクターのざくそんは「イベントCGの1枚目を見た時、線の流麗さに感服し、このCGで作品の方向性を確信することができた」とGame-Styleとのインタビューの中で、振り返っている[7]

スタッフ編集

  • 原画:相川亜利砂
  • シナリオ:おくとぱす
  • 音楽:moga river
  • 監督:ざくそん

出典・脚注編集

  1. ^ a b c d e f g h i j k 操心術0 さくそんVSおくとぱすエロ対談”. STUDIO邪恋. 2017年9月2日閲覧。 “これまでの操心術シリーズは、1と2が並列、3がその子供たちの世代ということになっています”
  2. ^ a b c 操心術∞ スタッフインタビュー”. STUDIO邪恋. 2013年5月13日閲覧。
  3. ^ クリア後の『系譜』モード内にて。
  4. ^ a b c d e f g h i j k 操心術3インタビュー - 2018年3月4日閲覧
  5. ^ a b c STUDIO邪恋インタビュー(『操心術外伝 ~綾河博士のHENTAI事件簿~』)その2”. Game-Style (2015年6月9日). 2017年9月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年9月2日閲覧。
  6. ^ a b 第20回:STUDIO邪恋インタビュー(『操心術外伝 ~綾河博士のHENTAI事件簿~』)その1” (2015年6月9日). 2018年5月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年3月4日閲覧。
  7. ^ 第20回:STUDIO邪恋インタビュー(『操心術外伝 ~綾河博士のHENTAI事件簿~』)その3” (2015年6月9日). 2018年5月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年3月4日閲覧。

関連項目編集

  • 電波の奴隷 - STUDIO邪恋によるアダルトゲーム。本シリーズに登場した地名と同じものが登場するが、世界観につながりはない。

外部リンク編集