斎藤学 (作曲家)
斎藤 学(さいとう まなぶ、1970年 - 1992年10月1日)は、日本のゲームミュージックの作曲家。マサ斉藤とも。埼玉県新座市出身。
来歴 編集
小学生の頃からピアノを学び、中学生の頃には、独学で作曲した曲をプログラミングした[注釈 1]という。高校時代にはウィーンに短期入学してピアノの腕を磨き、作曲のテクニックを学んだ。
高校時代から、ゲームソフト会社システムサコムでアルバイトとして活動。その後、正社員となり、同社のコンピューターミュージックの担当者として活躍し、約2,000曲も作曲した。
『38万キロの虚空』は、プロジェクトEGGで配信されるなど名作と評価されているが、日本で初めてMIDI音源に対応した市販ゲームソフトでもあった[注釈 2]。同時に、斎藤が手がけた最後の作品となってしまった。