新ひだか町

日本の北海道日高郡の町

新ひだか町(しんひだかちょう)は、北海道日高振興局管内にある日高郡

しんひだかちょう
新ひだか町
二十間道路櫻並木.jpg
二十間道路の桜並木(日本さくら名所100選
日本の旗 日本
地方 北海道地方
都道府県 北海道日高振興局
日高郡
市町村コード 01610-1
法人番号 8000020016101 ウィキデータを編集
面積 1,147.55km2
総人口 21,973[編集]
住民基本台帳人口、2020年9月30日)
人口密度 19.1人/km2
隣接自治体 浦河郡浦河町新冠郡新冠町広尾郡大樹町河西郡中札内村
町の木 エゾヤマサクラアオダモ
(共に2006年平成18年)7月14日制定)
町の花 エゾヤマツツジハマナス
(共に2006年(平成18年)7月14日制定)
他のシンボル なし
新ひだか町役場
町長 大野克之
所在地 056-8650
北海道日高郡新ひだか町静内御幸町3丁目2番50号
北緯42度20分28.5秒東経142度22分7秒
Shinhidaka Town Hall.jpg
外部リンク 公式ウェブサイト

日本地域区画地図補助 01570.svg

新ひだか町位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町・村

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三石川。周辺にはサラブレッドの生産牧場が点在している。

地理編集

日高振興局沿岸中部に位置する。南西部は太平洋に面し、北東部には日高山脈を抱える。静内川の河口に市街地が広がる。

 
静内市街地

隣接している自治体編集

人口編集

 
新ひだか町と全国の年齢別人口分布(2005年) 新ひだか町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 新ひだか町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

新ひだか町(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より


消滅集落編集

2015年国勢調査によれば、以下の集落は調査時点で人口0人の消滅集落となっている[1]

  • 新ひだか町 - 字美河,字高見

沿革編集

合併に至った経緯編集

2町は当初、新冠町を含む3町合併でへの移行を目指して協議し、新市名を「ひだか市」に決めていたが、新冠町が合併期日の延期を申入れたことで3町での合併協議は休止となり、静内・三石両町での合併を目指して新たに法定合併協議会を設けて協議し、合併協定調印に漕ぎ着けた。

廃置分合の経緯編集

  • 2002年(平成14年)4月12日 新冠町と3町で研究会「日高中部合併調査研究会」設置
  • 2003年(平成15年)
    • 1月23日 新冠町と3町で任意協議会「日高中部合併問題検討協議会」設置
    • 2月26日 合併重点支援地域に指定される。
    • 11月1日 新冠町と3町で法定協議会「日高中部合併協議会」設置
  • 2004年(平成16年)
    • 11月4日 新冠町が合併期日の3年間程度の延期を2町に申入れ
    • 12月7日 「日高中部合併協議会」を休止
    • 12月29日 2町で任意協議会「静内町・三石町合併検討協議会」設置
  • 2005年(平成17年)
    • 1月12日 法定協議会設置
    • 3月20日 合併に関する住民投票の結果
      静内町:「賛成 (69.5%)」「反対 (30.5%)」
      三石町:「賛成 (55.8%)」「反対 (44.2%)」
      新町名候補7点:新ひだか、美駒、まきば、天見(あまみ)、拓北、弥生、大平(たいへい)
      新町名最終候補3点:新ひだか、美駒(みこま)、まきば
      新町名:新ひだか町(しんひだかちょう)
      所属郡:日高郡(ひだかぐん)を新設
      新町役場:現・静内町役場
    • 3月22日 合併協定調印式
    • 3月25日 合併関連議案を2町が可決
    • 3月29日 北海道知事に廃置分合申請書を提出。
    • 4月6日 新冠町が合併重点支援地域を解除される。
    • 7月1日 合併関連議案を北海道議会が可決
    • 7月8日 北海道知事が廃置分合を決定し、2町に廃置分合決定書を交付する。同日付で総務大臣に届け出。
    • 8月19日 総務大臣告示
    • 12月31日 法定協議会「日高中部合併協議会」を解散

行政編集

姉妹都市・提携都市編集

国内編集

海外編集

経済編集

 
日高三石昆布

基幹産業は酪農漁業(コンブ)。その他に競走馬の育成・生産、漁業、林業、稲作、畑作、畜産。

立地企業編集

 地元企業については、新ひだか町商工会事業所ページも参照。

商工会編集

農協・漁協編集

金融機関編集

郵便局編集

  • 静内郵便局(集配局)
  • 三石郵便局(集配局)
  • 本桐郵便局(集配局)
  • 御園郵便局
  • 東静内郵便局
  • 歌笛郵便局

宅配便編集

公共機関編集

警察編集

教育編集

高等学校
特別支援学校
  • 北海道平取養護学校静内ペテカリの園分校 ※平成13年に静内高等学校のグラウンド内にあったプール施設を埋め立て、新校舎を建設。平成15年から現在の場所となる。
中学校
  • 静内、静内第三、三石
小学校
  • 高静、静内、東静内、山手、桜丘、三石
大学(研究施設)
  • 北海道大学北方生物圏フィールド科学センター耕地圏ステーション静内研究牧場[2]

住宅団地編集

  • 道営住宅さくら団地

交通編集

 
静内駅
 
静内駅前

鉄道編集

2015年の高波による土砂流出、2016年に台風10号による橋桁流出で全線での運航が不可能となる。復旧不可能な地域があることに加え、施設の著しい老朽化のため、現在は運行休止。バスによる代行運転となっている。

バス編集

タクシー編集

  • 北海交通(北海ハイヤー)静内支店
  • 三石ハイヤー

道路編集

名所・旧跡・観光スポット・祭事・特産品編集

文化財編集

重要無形民俗文化財編集

  • アイヌ古式舞踊 - 静内民族文化保存会・三石民族文化保存会

史跡編集

  • シベチャリ川流域チャシ跡群及びアッペツチャシ跡

道指定編集

  • 静内御殿山墳墓群出土の遺物 - 道指定有形文化財、新ひだか町静内郷土館蔵
  • 静内御殿山墳墓群 - 道指定史跡

新ひだか町指定文化財編集

観光編集

外部リンクの 新ひだか観光協会も参照。

 
二十間道路の桜並木
新ひだか町静内御園 - 静内田原間の延長8.0 kmの道路で、幅36 m(20間)、直線距離で7 kmの道路両側に約3,000本の桜が植えられていることで全国的によく知られている。5月上旬の桜の開花期に一斉に咲き誇る桜並木の景観は圧巻で、「日本一の桜並木」と称賛されている[4]。1987年(昭和62年)10月の「北海道20景・北の歳時記」に選定されているほか[5]、1986年(昭和61年)8月10日に、旧建設省と「道の日」実行委員会により制定された「日本の道100選」にも選定されている[6]
100年余りの北海道の歴史の中でも古くに整備された道路で、1872年(明治5年)に開拓使の長官黒田清隆が静内郡・新冠郡沙流郡にまたがる7万ヘクタールにも及ぶ牧場「新冠卸料牧場」(現在の新冠種畜牧場)を創設したことか始まりである[5]。二十間道路は、1903年(明治36年)に新冠卸料牧場を視察する皇族の「行啓道路」として、幅20間、延長2里(約8 km)の規模で造成された[5]。沿道の桜は、1916年(大正5年)から1918年(大正7年)までの3年間をかけて、当時の牧場職員が近隣の山野にあったエゾヤマザクラを移植したものである。その後、「二十間道路桜並木」として名声を得て今日に至っている[5]。例年5月の開花期に「しずない桜まつり」が開催され、全国から約20万人の花見客で賑わいを見せている[5]

祭事編集

  • しずない桜まつり
  • みついし蓬莱山まつり
  • 新ひだか夏まつり
  • ウインターデ・ライト(新ひだか町商工会青年部])

特産品編集

外部リンクの「新ひだか観光協会」や「みついしどっとこむ」も参照。

  • ヒダカコンブ(ミツイシコンブ)
  • ホエー豚
  • 太陽の瞳(ミニトマト)
  • 三石羊羹
  • 三石こんぶ焼酎
  • 三石昆布もなか
  • こぶ黒(日高昆布を食べて育った和牛)
  • みついし牛
  • 万馬券(しずない産米)
  • トキノミノル(みついし産米)

舞台にした作品編集

映画編集

漫画編集

出身の有名人編集

生産馬編集

町内には牧場が多数所在しており、カツラギエーストウショウボーイオグリキャップウイニングチケットロードカナロアダノンプレミアムなど多くの競走馬を生産している。

脚注編集

[脚注の使い方]
  1. ^ [|総務省統計局統計調査部国勢統計課] (2017-01-27) (CSV). 平成27年国勢調査小地域集計01北海道《年齢(5歳階級),男女別人口,総年齢及び平均年齢(外国人-特掲)-町丁・字等》 (Report). 総務省. http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/GL08020103.do?_csvDownload_&fileId=000007841019&releaseCount=1 2017年5月20日閲覧。. ※条町区分地の一部に0人の地域がある場合でも他の同一区分地で人口がある場合は除いた。
  2. ^ 静内研究牧場”. 北海道大学. 2020年10月27日閲覧。
  3. ^ 浅井建爾 2001, p. 127.
  4. ^ 浅井建爾 2001, pp. 132-133.
  5. ^ a b c d e 「日本の道100選」研究会 2002, pp. 22-23.
  6. ^ 「日本の道100選」研究会 2002, p. 8.

参考文献編集

  • 浅井建爾『道と路がわかる辞典』日本実業出版社、2001年11月10日、初版。ISBN 4-534-03315-X
  • 「日本の道100選」研究会『日本の道100選〈新版〉』国土交通省道路局(監修)、ぎょうせい、2002年6月20日、22-23頁。ISBN 4-324-06810-0

関連項目編集

外部リンク編集