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新・忍びの者』(しん・しのびのもの)は、1963年12月28日に大映が配給した、森一生監督による時代劇映画である[1][2]市川雷蔵主演の忍びの者シリーズ全8作のうち[3]、第3弾。

新・忍びの者
監督 森一生
脚本 高岩肇
原作 村山知義
製作 永田雅一
出演者 市川雷蔵
若尾文子
音楽 渡辺宙明
撮影 今井ひろし
編集 谷口孝司
製作会社 大映京都
配給 大映
公開 日本の旗1963年12月28日
上映時間 86分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
前作 続・忍びの者
次作 忍びの者 霧隠才蔵
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概要 編集

前作『続・忍びの者』が当たったことから、最後に処刑されたはずの石川五右衛門が実は生きていたという説定で製作された作品である[4]。市川雷蔵は前作『続・忍びの者』で死んだはずの五右衛門を自身の意に反し、大映の意向で再び演じなければならない苦悩を支援者向けの会報で述べている[4]。前作までの監督だった山本薩夫も続編の製作に気が進まず降板し、森一生が代わって監督を務めている。

あらすじ 編集

石川五右衛門豊臣秀吉により処刑されるところであったが、徳川家康家臣の服部半蔵により助け出された。家康は五右衛門に秀吉を暗殺を促す。

キャスト 編集

スタッフ 編集

併映作品 編集

市川雷蔵主演 忍びの者シリーズ 編集

脚注 編集

  1. ^ キネマ旬報1964年2月上旬号 p.77
  2. ^ 新・忍びの者”. 日本映画製作者連盟. 2022年6月22日閲覧。
  3. ^ 世界大百科事典 第2版「忍びの者」の解説”. KOTOBANK. 2022年6月22日閲覧。
  4. ^ a b 「37歳で死ぬまでに159本の映画に出た」昭和の名優・市川雷蔵が馬車馬のように働いたワケ”. Presidentonline (2021年2月3日). 2022年6月22日閲覧。
  5. ^ a b 新忍びの者 - 映画DB、2022年9月22日閲覧
  6. ^ a b 新忍びの者”. 角川映画. 2021年1月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月22日閲覧。

外部リンク 編集