新南田 ゆり(しなだ ゆり、4月17日生)は、日本ソプラノ歌手脚本家作詞家。旧本名は笠原 由里(かさはら ゆり)

埼玉県浦和市(現さいたま市)出身、現在は調布市つつじヶ丘在住。 数々のオペラオペレッタ・コンサートの他、150本を越えるテレビCMおよびアニメサントラを歌唱している。日本演奏連盟会員。

経歴 編集

出生地は東京都練馬区。埼玉県浦和市出身。浦和明の星女子高等学校卒業後、桐朋学園大学短期大学部に独学で入学、ピアノ科卒業。その後、声楽に転向し、同大学声楽研究科修了。卒業演奏会、及び研究科修了演奏会出演。桐朋学園大学30周年記念演奏会卒業生代表出演。

  • 1985年
    • つくば万博の企業採用試験数社を受け全て合格。三菱未来館にコンパニオンとして半年間勤務。
    • ブリテンの「真夏の夜の夢」ハーミア役でオペラ・デビュー(埼玉会館大ホール)。
    • 不二家「ミセス ガレット」でテレビCMデビュー
  • 1989年-1995年
  • 1990年
    • イタリア・サンタマルゲリータ声楽アカデミー(オペラマスタークラス)修了。
      • オペラをイリス・アダミ・コラデッティ及びフランコ・コレッリに師事。演技をパオロ・トレヴィージに師事。
    • イタリア・モンテベッルーナ音楽祭出演
    • マリオ・デル・モナコ国際コンクール音楽祭出演(ファイナリスト)
    • サンタ・マルゲリータ国際音楽祭出演(ファイナリスト)
    (帰国後体調の都合により活動休止)
  • 1994年
    • フランス音楽コンクール第1位(全部門総合グランプリ)受賞
  • 1995年
    • 笠原由里フランス音楽コンクールグランプリ受賞記念リサイタル
  • 1997年
    (家庭の事情で活動休止)
  • 2003年以降についてはHP参照
    • 飯守泰次郎指揮 ワーグナーの楽劇「ジークフリート」森の小鳥役
    • ギリシア・アテネオリンピック記念オペラ「ラビュリントス」脚本執筆及びアリアドネ役
    • マリア・カラス・フェアにてミラノ・スカラ座アンサンブルと共演
    • オペラシティ「ベッラビスタ・サバティーニ」主催 笠原由里秋の味覚&ディナーショウ(2006年)
    • オペラシティ「ベッラビスタ・サバティーニ」主催 笠原由里クリスマスディナーショウ(2007年)
    • 歌曲集「愛・信じること」、音楽劇「赤い靴」他数々の脚本、作詞、出版
    • ヴィヴィアン・ミュージック主催(音楽家仲間による自主企画)
      • 2008年より上野奏楽堂ニューイヤーグランドコンサートを実施
  • 2010年
    • 英国王立音楽院 ディプロマ
  • 2013年
    • オフィス「ラブラヴォーチェ Labravoce」開設。ビジネスモデルとして新しい試みである、ステージメンタル講座を開設。人生を音楽家のステージに見立て、メンタルスキル(心理学)とミュージック(音楽)で心を癒し、人の魅力と隠れた力を存分に引き出すことを狙いとしている。ストレスで疲れた心、対人関係の悩み、夢をあきらめかけて落ち込んでいる、進みたいけどやり方がわからずに混乱しているなど、一人ひとりのメンタルをサポートしながら、カウンセリングやレッスンを通して、人生を楽しく、素敵に輝くものにすることをサポートするとしている。
  • 2014年
    • 杉原千畝物語 オペラ 人道の桜」脚本執筆。安藤由布樹による作曲で2015年5月12日リトアニアの首都ビリニュス国立ドラマ劇場で世界初演、2015年7月26日には早稲田大学大隈講堂にてピアノ伴奏によるショートカット版を公演。2015年12月5日に品川区大井町きゅりあん大ホールにてオーケストラによる完全バージョンを昼夜2公演行う。
  • 2016年
  • 2017年
  • 2018年
    • 1月27日28日 、岐阜清流文化プラザ 長良川ホールにて杉原千畝オペラ「人道の桜」幸子役で出演( 共演:ウィーン岐阜合唱団 )、二日間上演。
  • 2019年
    • 1月26日27日 、岐阜清流文化プラザ 長良川ホールにて杉原千畝オペラ「人道の桜」幸子役で出演( 共演:ウィーン岐阜合唱団 )、二日間上演。
    • 7月20日21日 、いわき芸術文化交流館アリオスにて杉原千畝オペラ「人道の桜」幸子役で出演( 共演:石河明指導によるいわき合唱団 )、二日間上演。

アルバム 編集

  • 笠原由里名義
    • AN ENCOUNTER
    • 出逢い(2枚組)

参加作品 編集

外部リンク 編集