新御三家(しんごさんけ)は、1970年代にトップ男性アイドル歌手として歌謡界を席巻した、郷ひろみ西城秀樹野口五郎[1]の3人(ビッグスリー)を指す総称[2]である。それ以前に橋幸夫舟木一夫西郷輝彦が『御三家』と呼ばれていたことに倣った呼称であるが、便宜的に『御三家』と表されることもある。

概要編集

名前 生年月日 出身地 デビュー曲 デビュー時のキャッチフレーズ
郷ひろみ (1955-10-18) 1955年10月18日(65歳)   日本 福岡県 男の子女の子
1972年8月1日発売)
フォーリーブスの弟」
西城秀樹 (1955-04-13) 1955年4月13日 -
(2018-05-16) 2018年5月16日(63歳没)
  日本 広島県広島市
(現:東区)東蟹屋町
恋する季節
(1972年3月25日発売)
「ワイルドな17歳」
野口五郎 (1956-02-23) 1956年2月23日(64歳)   日本 岐阜県 博多みれん
1971年5月1日発売)
「かわいらしい演歌ホープ[3]
  • 先輩である元祖『御三家』の3人は年齢やデビューの時期に隔たりがあるが、『新御三家』は1955年 - 1956年(昭和30年 - 昭和31年)生まれとほぼ同年齢(学年は3人とも同じ1955年度生まれ)で、デビューも1971年 - 1972年(昭和46年 - 昭和47年)とほぼ同時期のライバル同士である。
  • 俳優としてデビューした歌って踊れるジャニーズアイドルの郷、ロックポップスを中心にしたダイナミックなステージングの西城、演歌歌手としてデビューした野口と、三者三様のスタイルであった。

代表曲編集

初のオリコン週間シングル・ベスト20入り曲編集

郷ひろみ

西城秀樹

野口五郎

初のオリコン週間シングル・ベストテン入り曲編集

郷ひろみ

  • 男の子女の子(1972年)
    〜以降34曲がベストテン入り

西城秀樹

野口五郎

オリコン週間シングル・第1位獲得曲編集

郷ひろみ

西城秀樹

野口五郎

ベストヒット10曲(1970年代 - 1980年代)編集

西城秀樹

  1. YOUNG MAN(1979年
  2. 激しい恋(1974年)
  3. ちぎれた愛(1973年)
  4. ホップ・ステップ・ジャンプ(1979年)
  5. 愛の十字架(1973年)
  6. 恋の暴走1975年
  7. 傷だらけのローラ(1974年)
  8. 君よ抱かれて熱くなれ1976年
  9. 薔薇の鎖(1974年) 
  10. 勇気があれば(1979年)

野口五郎

  1. 甘い生活(1974年)
  2. 私鉄沿線(1975年)
  3. 針葉樹(1976年)
  4. 哀しみの終るとき(1975年)
  5. むさし野詩人1977年
  6. 夕立ちのあとで(1975年)
  7. 美しい愛のかけら(1975年)
  8. 君が美しすぎて1973年
  9. きらめき(1976年)
  10. 愛ふたたび(1974年)

(※以上はオリコンチャートの調査による。)

受賞経歴(日本レコード大賞、日本歌謡大賞、日本有線大賞)編集

NHK紅白歌合戦出場曲編集

郷ひろみ

  1. 男の子女の子(1973年
  2. 花とみつばち(1974年
  3. 花のように鳥のように1975年
  4. あなたがいたから僕がいた(1976年
  5. 悲しきメモリー1977年
  6. バイブレーション1978年
  7. マイレディー(1979年
  8. How many いい顔(1980年
  9. お嫁サンバ(1981年
  10. 哀愁のカサブランカ(1982年
  11. 素敵にシンデレラ・コンプレックス1983年
  12. 2億4千万の瞳1984年
  13. Cool1985年
  14. Wブッキング1990年
  15. 言えないよ(1994年
  16. 逢いたくてしかたない(1995年
  17. 2億4千万の瞳(1996年
  18. お嫁サンバ(1997年
  19. セクシーユー1998年
  20. GOLDFINGER '99(1999年
  21. なかったコトにして2000年
  22. この世界のどこかに2001年
  23. 紅白スペシャルメドレー(2010年
  24. Go Smile Japan!!(2011年
  25. デンジャラー☆(2012年
  26. Bang Bang(2013年
  27. 99は終わらない2014年
  28. 2億4千万の瞳(2015年
  29. 言えないよ(2016年
  30. 2億4千万の瞳(2017年

西城秀樹

  1. 傷だらけのローラ(1974年
  2. 白い教会1975年
  3. 若き獅子たち(1976年
  4. ボタンを外せ1977年
  5. ブルースカイブルー(1978年
  6. YOUNG MAN(1979年
  7. サンタマリアの祈り(1980年
  8. ジプシー1981年
  9. 聖・少女(1982年
  10. ギャランドゥ(1983年
  11. 抱きしめてジルバ1984年
  12. YOUNG MAN(1994年
  13. YOUNG MAN(1995年
  14. moment1997年
  15. 傷だらけのローラ(1998年
  16. Bailamos1999年
  17. ブルースカイブルー(2000年
  18. Jasmine2001年

野口五郎

  1. めぐり逢う青春1972年
  2. 君が美しすぎて(1973年
  3. 甘い生活(1974年
  4. 私鉄沿線(1975年
  5. 針葉樹(1976年
  6. 風の駅(1977年
  7. グッドラック(1978年
  8. 青春の一冊(1979年
  9. コーラス・ライン1980年
  10. 裏切り小僧1981年
  11. 19:00の街1983年

出演番組編集

夜のヒットスタジオ編集

  • 1970年代後半 - 1980年代前半にかけては、原則として3人のうち最低でも誰か1人が毎週『夜のヒットスタジオ』(フジテレビ系)にゲスト出演した。
  • この3人の中でもっとも出演回数が多いのは西城の188回(これは五木ひろしの222回、森進一の204回に続き歴代出演歌手全体を通じても3位に位置する多さである)で、次いで郷が175回であり、最も早く初出演した野口は123回となっている。
  • 最多マンスリー歌手は郷の3回になっている。

NTV紅白歌のベストテン編集

  • NTV紅白歌のベストテン』(日本テレビ系)には同様に3人が毎週交代で出演し、野口が番組の歴代最多回数出演歌手になっている。

ザ・ベストテン編集

  • ザ・ベストテン』(TBS系)には第1回から3人が揃って登場し、最初(第10位)の登場歌手は野口だった。
  • 西城は「ブーツをぬいで朝食を」以降22曲(154週)登場し、ついで郷が「禁猟区」以降15曲(117週)、野口は「風の駅」以降9曲(41週)登場した。ちなみに同じ期間(1978年1月19日から1989年9月28日まで)のオリコンチャートには、西城は17曲、郷は10曲、野口は3曲がトップ10入りしている。

関連人物編集

関連項目編集

脚注編集

  1. ^ 五十音順に列挙
  2. ^ グループ名やユニット名ではなく、所属事務所も異なる。
  3. ^ ポップス歌手に転向して後には「青い木の芽の、はだざわり」に変更する。
  4. ^ ここでいう「フジテレビ系」とは、FNNFNSの各テレビ局、及び文化放送ニッポン放送などのラジオ局のことで、産経新聞サンケイスポーツなどの新聞社も含む。
  5. ^ ここでいう「TBS系」とは、JNNJRNの各テレビ・ラジオ局のことで、毎日新聞スポーツニッポンなどの新聞社も含む。
  6. ^ ここでいう「日本テレビ系」とは、NNNNNSの各テレビ局のことで、読売新聞スポーツ報知などの新聞社も含む。
  7. ^ ここでいう「テレビ朝日系」とは、ANNの各テレビ局のことで、朝日新聞日刊スポーツなどの新聞社も含む。
  8. ^ ここでいう「テレビ東京系」とは、TXNの各テレビ局のことで、日本経済新聞などの新聞社も含む。