新柏駅

千葉県柏市新柏にある東武鉄道の駅

新柏駅(しんかしわえき)は、千葉県柏市新柏一丁目にある、東武鉄道野田線(東武アーバンパークライン)のである。駅ナンバリングTD 25

新柏駅
東口(2023年)
しんかしわ
Shin-kashiwa
TD 24 (2.9 km)
(1.3 km) 増尾 TD 26
地図
所在地 千葉県柏市新柏一丁目1510
北緯35度50分17.1秒 東経139度58分1.6秒 / 北緯35.838083度 東経139.967111度 / 35.838083; 139.967111座標: 北緯35度50分17.1秒 東経139度58分1.6秒 / 北緯35.838083度 東経139.967111度 / 35.838083; 139.967111
駅番号 TD25
所属事業者 東武鉄道
所属路線 野田線
(東武アーバンパークライン)
キロ程 45.8 km(大宮起点)
電報略号 シカ
駅構造 高架駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
19,181人/日
-2022年-
開業年月日 1983年昭和58年)7月21日
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西口(2021年3月撮影)

歴史 編集

  • 1983年昭和58年)7月21日 - 開業。
    • 開業前、駅東側の地名から地元では「名戸ヶ谷駅」が仮称として用いられていたが、駅周辺の地名が「名戸ヶ谷」から「新柏」に変更が予測される等を考慮して「新柏駅」と名付けられた[1]
  • 2022年令和4年) - 駅リニューアル。
    • 高架駅舎の使用年数が35年以上経ち、老朽化や数々の劣化(耐震補強は施工済)があったことと再開発の観点から「駅リニューアル」を行い、駅コンコース・階段・トイレ・高架下の4つが併せてリニューアルした。また新規に店舗もできた。

駅構造 編集

島式ホーム1面2線を有する高架駅。駅が谷間に立地する地形的要因によるものであり、駅の増尾側には踏切が、柏側には踏切と歩道橋がある。駅開業以前は、谷戸を横断する土盛りの築堤であった。増尾側にホームの延伸スペースが確保されている。ホームと駅舎を連絡する階段はホームの柏寄りの端にある1か所のみであり、エスカレーターも階段に併設された踊り場を挟んだ同じ方向の2基のみで構成されている。2011年3月にはエレベーターが設置された[2]。エレベーターが設置されるまでは、車椅子などでの使用は駅員付き添いのもと、エスカレーターを任意の方向に動かして対応していた。2011年度には、駅構内に設置されていた案内板はピクトグラムを用いたデザインに交換された。ホームにあった吊下式駅名標路線図は撤去され、駅名標・路線図・所要時間と一体型になった自立式案内板が設置された。2022年7月頃には、東武鉄道が計画的に行なっている「駅リニューアル」の対象駅となり駅コンコース・階段・トイレ・高架下の4つが併せてリニューアルした。その後高架下には日高屋マツモトキヨシ(EQUiA新柏店)が新規オープン。2023年7月には固定式ホーム柵が整備された。

のりば 編集

番線 路線 方向 行先[3]
1   東武アーバンパークライン 上り 方面
2 下り 船橋方面

利用状況 編集

2022年度の1日平均乗降人員19,181人である[4]

近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は下表のとおりである。

年度別1日平均乗降・乗車人員[5]
年度 1日平均
乗降人員[6]
1日平均
乗車人員[7]
1993年(平成05年) 13,112 6,691
1994年(平成06年) 13,938 7,117
1995年(平成07年) 14,949 7,538
1996年(平成08年) 15,388 7,798
1997年(平成09年) 15,552 7,891
1998年(平成10年) 15,469 7,869
1999年(平成11年) 16,085 8,185
2000年(平成12年) 16,970 8,645
2001年(平成13年) 17,983 8,993
2002年(平成14年) 18,066 9,005
2003年(平成15年) 18,146 9,051
2004年(平成16年) 18,139 9,037
2005年(平成17年) 18,428 9,087
2006年(平成18年) 18,758 9,206
2007年(平成19年) 19,167 9,496
2008年(平成20年) 19,479 9,703
2009年(平成21年) 19,346 9,645
2010年(平成22年) 19,443 9,707
2011年(平成23年) 19,033 9,565
2012年(平成24年) 19,376 9,740
2013年(平成25年) 19,870 9,995
2014年(平成26年) 19,595 9,856
2015年(平成27年) 20,015 10,061
2016年(平成28年) 20,124 10,132
2017年(平成29年) 20,337 10,244
2018年(平成30年) 20,433 10,296
2019年(令和元年) 20,417 10,284
2020年(令和02年) 16,448
2021年(令和03年) 17,970
2022年(令和04年) 19,181

駅周辺 編集

東口 編集

 
日立柏サッカー場
 
芝浦工業大学柏中学高等学校

駅前にはロータリーが整備されており、東側を千葉県道51号市川柏線が走る。

西口 編集

西側には千葉県道261号松戸柏線が走り、約1.8キロメートル(徒歩約22分)の場所にJR南柏駅がある。

 
麗澤大学
 
麗澤中学校・高等学校

バス路線 編集

開業以来、長らく当駅を発着する路線バスはなかったが、東口側の駅前ロータリーの改良工事完成に伴い2014年(平成25年)9月29日に名戸ヶ谷・新田原を経由して柏駅東口に至る路線が開設された。

また、それ以前より老人福祉センター行の送迎バス、芝浦工業大学柏中学高等学校・二松學舍大学附属柏中学高等学校へのスクールバスが駅前ロータリーを発着しているほか、イオンモール柏の無料シャトルバスが駅前の高架下付近を指定乗降場としている(専用のポール等は存在しない)。

他に、駅西側(徒歩7分程)の京葉銀行つくしが丘支店・柏つくしが丘郵便局近くには「つくしが丘」と「豊住」の各停留所も存在し、こちらにはJR南柏駅と光ヶ丘・酒井根を結ぶ同じく東武バスセントラルの路線(南柏02系統)が通っている。2014年(平成26年)の柏33系統開設前は、バス利用はこの手段しかなく、現在でも本数の面では1時間に3 - 4本発着しているため、新柏駅発の便よりも多く発着している。

付記 編集

隣の駅 編集

東武鉄道
  東武アーバンパークライン
急行
通過
普通
柏駅 (TD 24) - 新柏駅 (TD 25) - 増尾駅 (TD 26)

脚注 編集

  1. ^ 新柏駅(駅情報) - 東武鉄道
  2. ^ 2010年度の鉄道事業計画 at the Wayback Machine (archived 2010-12-04) - 東武鉄道(2010年4月27日)
  3. ^ 新柏駅 構内マップ”. 東武鉄道. 2023年10月1日閲覧。
  4. ^ 駅情報(乗降人員) - 東武鉄道
  5. ^ 柏市統計書 - 柏市役所
  6. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  7. ^ 千葉県統計年鑑

関連項目 編集

外部リンク 編集