新横浜

神奈川県横浜市港北区の地名

新横浜しんよこはま)は、横浜市港北区にある新横浜駅を中心とする地域及び地名である。狭義の地名としては、新横浜一丁目から三丁目まである。住居表示未実施区域。郵便番号は222-0033[3]。広義には、新横浜北部地区・新横浜長島地区・新横浜南部地区、大豆戸(まめど)町の環状2号沿いも含む。略称は新横(しんよこ)

新横浜
JR新横浜駅周辺
JR新横浜駅周辺
新横浜の位置(横浜市内)
新横浜
新横浜
新横浜の位置
新横浜の位置(神奈川県内)
新横浜
新横浜
新横浜の位置
北緯35度30分34.72秒 東経139度36分53.72秒 / 北緯35.5096444度 東経139.6149222度 / 35.5096444; 139.6149222
日本の旗 日本
都道府県 Flag of Kanagawa Prefecture.svg 神奈川県
市町村 Flag of Yokohama, Kanagawa.svg 横浜市
港北区
面積
 • 合計 0.822km2
人口
2017年(平成29年)12月31日現在)[2]
 • 合計 11,078人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
222-0033[3]
市外局番 045 (横浜MA)[4]
ナンバープレート 横浜

新横浜区域は、横浜市における都心(ツインコア)の一つである新横浜都心に指定されている[5][6]。都心としての新横浜には、上記3地区に城郷地区(小机駅周辺地区)、羽沢地区羽沢横浜国大駅周辺地区)、新羽地区(新羽北新横浜駅周辺地区)が加わる。

歴史編集

室町時代には長尾景春の乱の戦場になったといわれる[7]

新幹線が開通する前は横浜市内最大の水田地帯で、昭和期に至るまで、鶴見川を中心に田畑が鴨居・川和方面から小机、新羽、岸根、大倉山方面に至るまで一面に広がっていたが、この近辺では二毛作ができず、土地の価値は低かったという[7]。しかし、1964年東海道新幹線が、翌年環状2号がそれぞれ開通すると状況は一変した(なお、新幹線の計画発表前に、不動産ブローカーが「フォード社が自動車工場を作る」という触れ込みでこの地の田畑を買い漁ったという[7])。特に1976年に「ひかり」が停車するようになって以来、企業やホテル等が集積し、著しい発展を遂げてきたことから、新幹線によって出来た街といえる。

1985年3月14日には市営地下鉄が延伸開業し、さらに、 横浜アリーナや、新横浜プリンスホテル・ペペの開業、2002 FIFAワールドカップの決勝戦が横浜国際総合競技場(日産スタジアム)で行われたことにより、知名度は大きく上がり、イベントとビジネスの街として成長している。

新横浜駅は1992年には「のぞみ」の運行開始でその停車駅となり、その後年を重ねるにつれ新幹線の停車本数を増やしていき、ついに2008年3月15日のダイヤ改正では「新幹線全停車」という最高レベルに格上げされた。

2019年に相鉄・JR直通線が開業、2022年には相鉄・東急直通線が開通する予定で、相鉄線方面・東急東横線方面からの利便性が向上する。

概要編集

新横浜北部地区編集

新幹線の線路より北側の、横浜上麻生道路、太尾新道、鳥山川に囲まれた地域である。

新横浜と言えば大体この地区を指し、オフィスビルやホテルなどが林立している。駅の目の前には環状2号が通っており、新横浜ラーメン博物館もこの地区にある。新横浜一丁目~新横浜三丁目には半導体関連、CAD、画像関係等のいわゆる、IT企業が多数集積している。雑居ビルも多く、オフィスが多いためテナントはコンビニ・喫茶店・居酒屋・カラオケ屋が主である。 ほぼ碁盤の目状に区画整理が行われ、共同溝も掘られていて、電線・電話線は見えず、整然とした街並みである。

新横浜駅北口にはバスターミナル(高速・空港バス含む)とタクシープール、プリンスホテルの正面玄関には空港バス乗り場が設けられている。新横浜駅発着路線バス一覧

新横浜駅北口を出てまっすぐ進むと鶴見川の支流の鳥山川があり、浜鳥橋、鳥山大橋、ワールドカップ大橋が架かっている。さらに山側には鶴見川の本流が流れており、新横浜大橋、亀甲橋が架かっている。鳥山川の土手には「新横浜駅前公園」が設けられ、簡易アスレチックも併設され、近所の住民の散歩コースになっている。近くを流れる鶴見川は昔から何度も氾濫している川なので、川寄りのビルの地下には貯水槽が設置されている。 鳥山川の対岸には、日産スタジアム(旧横浜国際総合競技場)があり、サッカーの試合、著名アーティストのライブなどのイベントが開催されると、この辺りは人で溢れかえる。また、さらに2.5kmほど先には第三京浜港北ICがある。

新横浜駅北口の北東方向には、円柱状の高層ビル「新横浜プリンスホテル」(42階建て 149m)が在り、そのホテルに直結している商業施設「プリンスペペ」は休日になると買い物客で賑っている。その斜め向かいには横浜アリーナがあり、イベントが行われる際には駅は人で溢れ、歩道および陸橋は大混雑となる。

新横浜に初めて建った超高層ビルであるプリンスホテルは、新横浜のシンボル的存在である。

移設前のタクシープール直上に地上19階・地下4階建ての駅ビル(キュービックプラザ新横浜・ホテルアソシア新横浜)は2008年3月26日に開業し(ホテルアソシア新横浜は4月1日開業)、駅ビルからバス乗り場・既設歩道橋へ繋がるペデストリアンデッキが同年11月26日に開通した。

新横浜長島地区編集

新横浜駅から横浜市営地下鉄ブルーラインあざみ野駅方面の隣駅である北新横浜駅の東側一体が、開発中の新横浜長島地区である。(横浜市都市整備局) 「長島」の名は事業地であった新羽町の字から採っているが、町名変更に伴い北新横浜一・二丁目となっている。

市営地下鉄は、北新横浜駅から新羽駅の少し先まで高架区間になる。北新横浜一丁目には地下鉄の新羽車両基地がある。

また、横浜環状北線新横浜出入口がある。

新横浜南部地区編集

新幹線の線路より南側の新横浜篠原線・新横浜南口線(道路)を軸とした、篠原町・大豆戸町の一部を指す。

北口とは対照的に、駅前には小規模なロータリーと雑居ビルが1棟あるだけである。駅前の通りを菊名方面へ行くと、港北七福神の1つ、大黒天が祀られている大黒天正覚院がある。篠原口から篠原消防出張所の脇を曲がると、篠原八幡神社があり、名木古木に指定されている木々が茂っている。

この地区の道路状況は極めて悪く、見通しの悪い道や狭い道が多々あるが、市と住民・地権者との対立が続いており、開発・土地区画整理は難航を極めていた。 ゆえに、横浜線では2分程度で到着できる菊名駅から徒歩では20分以上かかるなど、不便さが目立つ。

2003年3月31日に本地区の事業計画「新横浜駅南部地区土地区画整理事業」が失効した。これにより本地区を通る予定であった、「都市計画道路新横浜篠原線」・「都市計画道路新横浜南口線」・「横浜市道新横浜元石川線」の延長・拡幅も白紙撤回となった。

2006年現在、市は上記の計画を再施行すべく、「新横浜駅南口駅前地区の話し合い」を地権者向けに開催している。開発の余地が多くある為、これから発展が見込まれる地区である。

地名編集

1975年に区画整理が行われ、鳥山町・岸根町・篠原町・新羽町・大豆戸町の一部から新設された。地名は新幹線の駅名に因む。

  • 新横浜一丁目
  • 新横浜二丁目
  • 新横浜三丁目
  • 北新横浜一丁目
  • 北新横浜二丁目

世帯数と人口編集

2017年(平成29年)12月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]

丁目 世帯数 人口
新横浜一丁目 3,822世帯 6,801人
新横浜二丁目 1,178世帯 2,027人
新横浜三丁目 1,417世帯 2,250人
6,417世帯 11,078人

小・中学校の学区編集

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[8]

丁目 番地 小学校 中学校
新横浜一丁目 1〜4番地
12〜18番地
21〜31番地
横浜市立城郷小学校 横浜市立篠原中学校
その他 横浜市立篠原西小学校
新横浜二丁目 9〜11番地
17〜20番地
23〜24番地
横浜市立城郷小学校
その他 横浜市立大豆戸小学校
新横浜三丁目 全域

北口側の主な施設編集

 
横浜国際総合競技場(日産スタジアム)

編集

公共施設編集

宿泊施設編集

イベント・遊戯編集

マンション編集

その他編集

(新横浜プリンスホテルボウリングセンター跡)

篠原口側の主な施設編集

篠原町の項も参照のこと。

周辺道路編集

一般道編集

高速道路編集

脚注・出典編集

[脚注の使い方]
  1. ^ 横浜市町区域要覧”. 横浜市 (2016年3月31日). 2018年1月24日閲覧。
  2. ^ a b 横浜の人口 - 登録者数(市・区・町・外国人) - 町丁別世帯と男女別人口”. 横浜市 (2017年12月31日). 2018年1月24日閲覧。
  3. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2018年1月23日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2018年1月23日閲覧。
  5. ^ 横浜市都市計画マスタープラン(全体構想) (PDF) 平成25年3月発行。編集・発行、横浜市都市整備局企画部企画課。
  6. ^ 新横浜都市整備基本構想パンフレット(1999年) (PDF)  平成11年6月発行。横浜市都市計画局都市企画部企画調査課。
  7. ^ a b c かつて田んぼだらけだったころの新横浜について教えて!”. はまれぽ.com. 株式会社アイ・ティ・エー (2015年2月26日). 2019年2月16日閲覧。
  8. ^ 小中学校等通学区域”. 横浜市 (2017年11月15日). 2018年1月24日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集