新美 貴士(にいみ たかひと、1993年9月26日 - )は、日本の男性キックボクサー愛知県安城市出身。名古屋JKファクトリー所属。元Krushフェザー級王者。

新美 貴士
基本情報
本名 新美 貴士(にいみ たかひと)
通称 尾張の無限侍
階級 フェザー級
身長 171cm
体重 60kg
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1993-09-26) 1993年9月26日(30歳)
出身地 愛知県安城市
スタイル キックボクシング
プロキックボクシング戦績
総試合数 22
勝ち 15
KO勝ち 6
敗け 7
引き分け 0
テンプレートを表示

来歴 編集

  • 高校、大学時代はアマチュアボクシングで活躍し、大学在学時には全日本選手権にも出場を果たす。

Krush参戦 編集

  • 2018年8月18日 - Krush.92にてプレリミナリーファイトでKrushデビュー。初戦のTETSU(現野田哲司)戦を3-0の判定勝利で飾った。
  • 2019年6月1日 - KHAOS.8にて山浦力也からKO勝ち。
  • 2019年8月24日 - K-1 WORLD GP 2019 JAPANにてK-1デビュー。プレリミナリーファイトで斗麗と対戦も0-3の判定負け。

Krush王座獲得 編集

  • 2020年9月26日 - Krush.117でフェザー級王座決定トーナメント1回戦で知良と対戦予定だったが、相手選手の脱水症状で軽量不参加となってしまったため不戦敗となった。
  • 2020年11月27日 - Krush.119にてフェザー級王座決定トーナメント準決勝で玖村修平と対戦。3ラウンド常に前進し続けるスタイルで3-0の判定勝ち。決勝では森坂陸と対戦し、延長までもつれ込んだが3-0の判定勝ちとなり下馬票を覆し第5代Krushフェザー級王座を戴冠した。
  • 2021年2月27日 - Krush.122にて王者として初防衛戦を行う。対戦相手は一度敗れている斗麗で、この日も3ラウンド中盤までは劣勢かと思われたが、飛び膝に左フックを合わせダウンを奪取。結果2-0の判定勝ちとなり王座初防衛とリベンジを果たした。
  • 2021年6月25日 - Krush.126では2度目の防衛戦で前回同様一度敗れている岡嶋形徒と再戦。1ラウンド開始早々に前に出て右フックをヒットさせ、ぐらついたところへさらにラッシュを仕掛け左フックがヒット。わずか16秒でのKO勝ちとなり2度目の王座防衛とリベンジに成功した。

K-1への参戦 編集

  • 2021年9月20日 - K-1横浜大会でK-1本戦初出場。フェザー級上位陣の軍司泰斗と対戦するも判定負けとなった。
  • 2021年12月18日 - Krush.132にて2021年3度目の防衛戦で篠塚辰樹と対戦。1ラウンド開始早々に飛び膝を仕掛けてきた篠塚に左ストレートでダウンを奪う。2ラウンド目にも飛び膝にフックを合せダメージを与えると、下がる相手に対しボディへの膝蹴りで立て続けに2度のダウンを奪取。ラストは右フックからの膝蹴りでこのラウンド3つ目のダウンとなりKO勝ちとなった。
  • 2022年1月26日 - K-1 AWARDS 2021にて王座防衛回数3度と2つのKO勝ちが評価され、今回より新設されたKrush最優秀選手賞(MVP)に選出された。
  • 2022年4月3日 - K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~K’FESTA.5~にて以前より対戦を望んでいた椿原龍矢と対戦。ローキックで攻め続けるも0-3の判定負けとなった。
  • 2022年5月21日 - Krush.137のKrushフェザー級タイトルマッチで玖村修平と対戦。判定0-3で敗れ4度目の王座防衛に失敗した[1]
  • 2022年12月3日 - K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~初代バンタム級王座決定トーナメント~にて國枝悠太とスーパーファイトで対戦。2-0の判定勝ちを収め連敗を3で止めた。
  • 2023年6月16日 - Krush.150にて寺田匠と対戦。下馬評は寺田有利の声もあったが2ラウンド目に2度のダウンを奪い判定勝ち。[2]

戦績 編集

プロキックボクシング 編集

キックボクシング 戦績
22 試合 (T)KO 判定 その他 引き分け 無効試合
16 6 9 0 0 0
8 0 7 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日


寺田匠 3R終了 判定3-0 Krush.150 2023年6月16日
× 門口佳佑 3R終了 判定0-3 Cygames presents RISE ELDORADO 2023 2023年3月26日
國枝悠太 3R終了 判定2-0 K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~初代バンタム級王座決定トーナメント~ 2022年12月3日
× ワン・ジュングァン 3R終了 判定0-3 K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~K-1フェザー級世界最強決定トーナメント~
【 K-1 WORLD GP 2022 K-1フェザー級世界最強決定トーナメント1回戦】
2022年8月11日
× 玖村修平 3R終了 判定0-3 Krush.137
【Krushフェザー級タイトルマッチ】
2022年5月21日
× 椿原龍矢 3R終了 判定0-3 K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~K’FESTA.5~ 2022年4月3日
篠塚辰樹 2R 2:57 KO (右フック) Krush.132
【Krushフェザー級タイトルマッチ】
2021年12月18日
× 軍司泰斗 3R終了 判定0-3 K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~よこはまつり~ 2021年9月20日
岡嶋形徒 1R 0:16 KO (左フック) Krush.126
【Krushフェザー級タイトルマッチ】
2021年6月25日
斗麗 3R終了 判定2-0 Kursh.122
【Krushフェザー級タイトルマッチ】
2021年2月27日
森坂陸 3R終了+延長判定1R 判定3-0 Krush.119
【Krushフェザー級王座決定トーナメント決勝戦】
2020年11月27日
玖村修平 3R終了 判定3-0 Krush.119
【Krushフェザー級王座決定トーナメント準決勝】
2020年11月27日
知良 不戦勝 (相手の脱水症状) Krush.117
【Krushフェザー級王座決定トーナメント1回戦】
2020年9月26日
× 岡嶋形徒 3R終了 判定0-3 Krush.114 2020年7月11日
髙橋直輝 3R終了 判定3-0 K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~初代女子フライ級王座決定トーナメント&スーパー・ライト級タイトルマッチ~ 2019年12月28日
佐野天馬 3R終了 判定2-0 Krush.107 2019年11月8日
× 斗麗 3R終了 判定0-3 K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~日本vs世界・5対5&スペシャル・スーパーファイトin大阪~ 2019年8月24日
山浦力也 3R 0:48 KO(タオル投入) KHAOS.8 2019年6月1日
TETSU 3R終了 判定3-0 Krush.92 2018年8月18日

獲得タイトル 編集

  • 第5代Krushフェザー級王座(防衛3回)
  • K-1 AWARDS 2021 Krush最優秀選手賞

脚注 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集