日出塩駅
長野県塩尻市にある東海旅客鉄道の駅
日出塩駅(ひでしおえき)は、長野県塩尻市大字宗賀日出塩にある、東海旅客鉄道(JR東海)中央本線の駅である[1]。
日出塩駅 | |
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駅舎(2013年11月) | |
ひでしお Hideshio | |
◄洗馬 (4.7 km) (5.2 km) 贄川► | |
所在地 | 長野県塩尻市大字宗賀日出塩[1] |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | ■中央本線 |
キロ程 |
231.0km(東京起点) 名古屋から165.9 km |
電報略号 | ヒテ[1] |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
[県統計 1]8人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1926年(大正15年)12月21日[1] |
備考 |
駅員無配置駅[1] 標高:811.6m[1] |
歴史
編集- 1913年(大正2年)9月10日:中央本線の洗馬 - 贄川間に日出塩信号所として開設[1]。
- 1926年(大正15年)12月21日:日出塩信号所が駅に格上げされ、日出塩駅として開業[1]。旅客営業のみ[2]。
- 1932年(昭和7年):下りホームに待合室完成[3]。
- 1941年(昭和16年)4月1日:貨物の取扱を開始[2]。
- 1960年(昭和35年)6月1日:貨物の取扱を廃止[2]。
- 1982年(昭和57年)2月26日:業務委託駅となる[4]。
- 1984年(昭和59年)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により東海旅客鉄道(JR東海)の駅となる[7]。
- 2009年(平成21年)末:駅舎改築[1]。
駅構造
編集相対式ホーム2面2線を有する地上駅。互いのホームは跨線橋で連絡している。
開業当時からの木造駅舎が存在していたが、2009年に改築工事が行われ、切符回収箱のみが設置されている待合室に建て替えられるとともにトイレが撤去された[1][3]。また、下り線側に昭和初期からの待合室が設置されている[3]。木曽福島駅管理の無人駅である。
のりば
編集番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 中央本線 | 下り | 塩尻・長野方面[8] |
2 | 上り | 中津川・名古屋方面[8] |
利用状況
編集近年の1日平均乗車人員は以下の通りとなっている。
年度 | 1日平均 乗車人員[注釈 1] |
出典 |
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1999年(平成11年) | 36 | |
2000年(平成12年) | 26 | [市統計 1] |
2001年(平成13年) | 28 | [市統計 1] |
2002年(平成14年) | 30 | [市統計 1] |
2003年(平成15年) | 31 | [市統計 1] |
2004年(平成16年) | 28 | [市統計 1] |
2005年(平成17年) | 25 | [市統計 1] |
2006年(平成18年) | 24 | [市統計 1] |
2007年(平成19年) | 25 | [1][市統計 1] |
2008年(平成20年) | 19 | [市統計 1] |
2009年(平成21年) | 15 | [1][市統計 1] |
2010年(平成22年) | 12 | [3][市統計 2] |
2011年(平成23年) | 12 | [市統計 2] |
2012年(平成24年) | 14 | [市統計 2] |
2013年(平成25年) | 17 | [市統計 2] |
2014年(平成26年) | 16 | [市統計 2] |
2015年(平成27年) | 15 | [市統計 2] |
2016年(平成28年) | 12 | [市統計 3] |
2017年(平成29年) | 8 | [市統計 4] |
2018年(平成30年) | 9 | [市統計 5] |
2019年(令和元年) | 7 | [市統計 6][県統計 2] |
2020年(令和 | 2年)6 | [県統計 3] |
2021年(令和 | 3年)8 | [県統計 1] |
駅周辺
編集駅は集落よりやや高台にある。駅前の広場は狭い。
バス路線
編集- 塩尻市地域振興バス 長泉院バス停 - 駅前から道路へ出て北へ約160mに位置。
- 元々宗賀線のみの停留所であった。2018年4月1日から楢川線としてのバスも停車するようになる。
- また当駅から南にある日出塩上(ひでしおかみ)バス停も近い(南へ約200mに位置)。
その他
編集- 映画『男はつらいよ 寅次郎夢枕』(1972年)の冒頭(主人公の車寅次郎が夢から覚めた場所)に使われた。D51の重連貨物列車が通過する様子が描かれている。
隣の駅
編集脚注
編集注釈
編集- ^ 統計しおじりが出典の場合、年間乗車人員を年間日数(365or366)で除し、小数点以下は四捨五入している
出典
編集- ^ a b c d e f g h i j k l m n 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、163頁。ISBN 9784784071647。
- ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、185頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b c d e f 『週刊 JR全駅・全車両基地』 48号 岐阜駅・高山駅・奈良井駅ほか68駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年7月21日、20頁。
- ^ 長野鉄道管理局 編『写真でつづる長野鉄道管理局の歩み』長野鉄道管理局、1987年3月10日、480頁。
- ^ “「通報」●中央本線日出塩駅ほか11駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1984年9月29日)
- ^ 「来月から、4駅で無人化実施 長鉄局の拠点駅構想」『日本経済新聞』日本経済新聞社、1984年9月27日、地方経済面/長野、3面。
- ^ 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 5号 中央本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年8月9日、27頁。
- ^ a b “各駅の時刻表|JR東海” (PDF). 東海旅客鉄道 (2017年3月). 2017年10月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月7日閲覧。
- 統計しおじり
- ^ a b c d e f g h i j “統計しおじり2010年(平成22年)版” (Excel). 塩尻市 (2011年10月1日). 2017年10月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月7日閲覧。
- ^ a b c d e f “統計しおじり2016年(平成28年)版” (Excel). 塩尻市 (2017年6月1日). 2017年10月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月7日閲覧。
- ^ “統計しおじり2017年(平成29年)版” (Excel). 塩尻市 (2018年5月17日). 2018年8月16日閲覧。
- ^ “統計しおじり2018年(平成30年)版” (Excel). 塩尻市 (2019年5月31日). 2019年7月10日閲覧。
- ^ “統計しおじり2019年(令和元年)版” (Excel). 塩尻市 (2020年4月1日). 2020年9月29日閲覧。
- ^ “統計しおじり2020年(令和2年)版” (Excel). 塩尻市. 2021年5月31日閲覧。
- 長野県統計書
- ^ a b “令和3年(2021年)長野県統計書” (pdf). 長野県. p. 188. 2024年6月18日閲覧。
- ^ “令和元年(2019年)長野県統計書” (pdf). 長野県. p. 188. 2023年2月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年6月18日閲覧。
- ^ “令和2年(2020年)長野県統計書” (pdf). 長野県. p. 188. 2024年2月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年6月18日閲覧。