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日本の鉄道に関する事件(にほんのてつどうにかんするじけん)では、日本国内の鉄道施設内で発生した刑事事件のうち、破壊活動や騒乱事件、重大な犯罪、その他大きく報道された事件を扱う。

鉄道車両の運行には限定せず、事件にはテロリズムや外国軍による軍事攻撃を含む。なお、過失、災害などによる事故は、鉄道事故雑踏事故事故の一覧など関連する諸項目を参照のこと。

目次

1940年以前編集

山陽鉄道列車強盗殺人事件編集

1898年(明治31年)12月3日
山陽鉄道(現在の山陽本線)の鴨方駅-笠岡駅間を走行中の下り夜行列車の車中で、陸軍大尉が強盗に殺害された。強盗2人は逮捕され死刑になったが、当時の客車が小型であるうえ、隣の客車に行くための貫通扉がなかったため、車掌の目が行き届かないことから、犯罪被害を受けても他人の助けを得ることが出来ないという指摘もあった。そのため山陽鉄道は貫通扉のある大型客車の導入をすすめた。

東京市電焼き討ち事件編集

1906年(明治39年)3月15日9月5日
当時民間会社の経営だった東京市の市内電車(東京電車鉄道・東京電気鉄道・東京市街鉄道)が一斉に値上げを申請したことから反対運動が発生、3月15日の反対運動のあと暴徒化して投石や電車への放火をおこなった。三社が値上げ申請を取り下げたことでいったん反対運動は沈静化したが、6月になって三社が「合併ののちに初乗り4銭への値上げをおこなう」内容を申請して8月に認可されると再燃、9月5日に再び反対運動が暴徒化して襲撃事件となった。

函館本線列車妨害脱線事件編集

1908年(明治41年)6月20日
函館本線銭函駅-軽川駅(現・手稲駅)間を運行中の下り旅客列車が、午前11時53分に線路に何者かが置いた材木に乗り上げて脱線転覆し、1人が死亡20人が負傷した。日本国内で死傷者が出た最初の列車往来危険事件であるとされている。

名古屋電気鉄道電車焼き討ち事件編集

1914年(大正3年)9月6日
名古屋電気鉄道名古屋市電の前身)の運賃値上げ申請に反対する「電車運賃値下問題市民大会」の参加者が、集会の終了後に暴徒化して23両が被災、名古屋電気鉄道本社や柳橋駅も襲撃を受けた。

京阪京津線電車脅迫脱線事件編集

1930年(昭和5年)11月9日
京阪電気鉄道京津線浜大津駅(現・びわ湖浜大津駅)発三条大橋駅行きの早朝の電車に、大谷駅で5人組の覆面姿の男が乗り込み、車内の乗客・乗務員・巡視監督ら全員を脅迫して降車させたのちに制動をはずして下車した。同駅は勾配上に位置しており、電車は下り勾配となる三条大橋駅方面に無人のまま自然転動、1.3km先の追分踏切で脱線大破した。男たちは駅前に待たせていたタクシーで逃走したがのちに逮捕された。犯人は京津線の労働組合関係者で、要求事項が決裂し、争議の支援を求めていた他の組合からの支援が得られなくなって犯行に及んだものであった。

第二次世界大戦期(1941年-1945年終戦)編集

山陽線列車脱線転覆事件編集

1944年(昭和19年)6月22日
兵庫県明石市にある明石駅構内を通過中の上り急行12旅客列車が、何者かがレールの上に小石を並べていたため、乗り上げて脱線し線路脇の民家に突入。4人が死亡、36人負傷した。

山陽線軍用列車衝突事件編集

1945年(昭和20年)4月21日
広島県の「瀬野八越え」と呼ばれる急勾配区間を走行中の下り臨時3033軍用列車が、何者かが貨車の空気ブレーキ装置を故意に閉鎖していたため、ブレーキが利かず減速できなくなり暴走、先行していた2869貨物列車に衝突し、4人が死亡20人が負傷したほか、軍用列車に乗せられていた軍馬85頭も死傷した。

多治見空襲編集

1945年(昭和20年)7月15日
岐阜県多治見市国鉄(現在のJR東海太多線多治見駅に停車中の列車にアメリカ軍戦闘機による機銃掃射により30人以上が死亡した。

大山口列車空襲編集

1945年(昭和20年)7月28日
鳥取県西伯郡所子村(現在の大山町)の山陰本線大山口駅東方約600m地点で傷病兵輸送の赤十字標章付の車輌も含む旅客列車に対してアメリカ軍の艦載機3機が機銃掃射を加え、多数の死傷者が発生した。

湯の花トンネル列車空襲事件編集

1945年(昭和20年)8月5日
東京都南多摩郡浅川町(現、八王子市裏高尾町)内の国鉄中央本線湯の花トンネルで、アメリカ軍の戦闘機によって旅客列車に機銃掃射を加えられ、多数の死傷者が発生した。

筑紫駅列車空襲事件編集

1945年(昭和20年)8月8日
福岡県筑紫郡筑紫村(現、筑紫野市)内の西日本鉄道大牟田線筑紫駅付近で列車数本が空襲され、64人以上が死亡、100人以上が負傷した。

成東駅軍用列車爆発事件編集

1945年(昭和20年)8月13日
千葉県成東駅に、予想される連合国軍による日本本土侵攻作戦への防衛に備えて一般貨物列車に偽装した高射砲四門と弾薬が積載された軍用列車が到着した。しかしアメリカ軍の艦載機によって機銃掃射を受け炎上、将兵と鉄道職員が必死の消火活動を行ったが、大爆発を起こし駅舎を含む周辺を吹き飛ばした。この爆発で職員15人と将兵27人のあわせて42人が死亡した[1]

1945年終戦後 - 1952年編集

日本が占領下にあった時期で、日本国有鉄道(国鉄)成立直後の1949年(昭和24年)夏には国鉄三大ミステリー事件と呼ばれる事件が3件発生。またこの前後にも故意的な列車妨害による列車脱線事故が複数発生している。

庭坂事件編集

1948年(昭和23年)4月27日
福島県信夫郡庭坂村(現福島市在庭坂)の国鉄奥羽本線赤岩駅 - 庭坂駅間で起きた列車往来危険事件。

予讃線事件編集

1949年(昭和24年)5月9日
愛媛県温泉郡難波村(現・松山市北条)で日本国有鉄道予讃線で起きた破壊活動による列車転覆事件。

下山事件編集

1949年(昭和24年)7月5日
日本国有鉄道初代総裁・下山定則が出勤途中に失踪、翌日未明に死体となって発見された事件。

三鷹事件編集

1949年(昭和24年)7月15日
東京都北多摩郡三鷹町(現・三鷹市)と武蔵野市にまたがる日本国有鉄道中央本線三鷹駅構内で起きた無人列車暴走事件。

松川事件編集

1949年(昭和24年)8月17日
福島県信夫郡金谷川村(現在の福島県福島市松川町金沢)の日本国有鉄道東北本線松川駅 - 金谷川駅間で起きた鉄道のレール外しによる意図的な列車往来危険事件。

まりも号脱線事件編集

1951年 (昭和26年) 5月17日
北海道上川郡新得町の日本国有鉄道根室本線新得駅付近で起きた鉄道のレール外しによる意図的な列車往来危険事件。

1952年-1979年編集

1960年代以降には列車爆破事件が相次いで発生する。昭和40年代以降には活発化した新左翼による事件も発生したほか、1973年には遵法闘争に反発する利用者による暴動・騒擾事件も発生した。

庄内事件編集

1956年(昭和31年)2月2日
別名、「電車通せんぼ事件」。京阪神急行電鉄(阪急電鉄宝塚線庄内駅で発生した、乗客による列車妨害事件。

営団銀座線爆破事件(草加次郎事件)編集

1963年(昭和38年)9月5日
営団地下鉄(現・東京地下鉄銀座線京橋駅に停車中の電車内で時限爆弾が爆発した事件。遺留品から、当時脅迫・爆破事件を起こしていた「草加次郎」による犯行が疑われたが未解決。

山陽電鉄爆破事件編集

1967年(昭和42年)6月18日
山陽電気鉄道本線の電鉄塩屋駅(現・山陽塩屋駅)構内に停車中の電車内に置かれた爆破装置が爆発した事件。

横須賀線電車爆破事件編集

1968年(昭和43年)6月16日
大船駅構内で、横須賀線の上り電車内に置かれた爆破装置が爆発した事件。

新宿騒乱編集

1968年(昭和43年)10月21日
国際反戦デー新左翼諸派が、新宿駅構内で起こした騒擾事件。

近鉄奈良線爆破事件編集

1972年(昭和47年)8月2日
近鉄奈良線の上り普通電車(8000系)内で、菖蒲池駅を出て学園前駅に向かっている途中で爆破装置が爆発した事件。死者は出なかったものの、21人が重軽傷を負った。未解決事件となっている。
爆破されたモ8059・ク8559は証拠物件として保管されたのち、1976年(昭和51年)に2両とも中間車に改造され、他編成に組み込まれた。

上尾事件編集

1973年(昭和48年)3月13日
国鉄労働組合(国労)と国鉄動力車労働組合(動労)の遵法闘争によって、朝の通勤時に運行ダイヤが乱れていたが、高崎線上尾駅埼玉県上尾市)のホームで電車に乗れなかった乗客多数が暴徒となり、駅の施設や鉄道車両等を破壊する暴動に発展した。

首都圏国電暴動編集

1973年(昭和48年)4月24日
国鉄労働組合(国労)・国鉄動力車労働組合(動労)の順法闘争に反発した乗客が、首都圏の日本国有鉄道の駅で同時多発的に起こした騒擾事件。

お召し列車爆破未遂事件編集

1974年(昭和49年)8月14日
極左テロリスト集団である東アジア反日武装戦線昭和天皇を暗殺するため、東北本線荒川橋梁赤羽-川口間)を通過予定のお召し列車ごと爆破しようとしたが、未遂に終わった事件。

京成スカイライナー放火事件編集

1978年(昭和53年)5月5日
京成電鉄宗吾車両基地に停車中の電車(AE形電車)が、新左翼によって放火され、電車が全焼した事件。

1980年-1989年編集

京阪電気鉄道置石脱線事故編集

1980年(昭和55年)2月20日20時59分
京阪電鉄京阪本線枚方市駅 - 御殿山駅間で、中学校2年生5人組のグループが悪戯で側溝のU字溝用のコンクリート蓋を線路に置き、ここを通りかかった淀屋橋駅三条駅行の急行電車(5000系7両編成・乗客約400名)の先頭3両が脱線、先頭車輛が民家に突っ込み、2両目は横転。死者は出なかったが負傷者104名の大事故になった。

国電同時多発ゲリラ事件編集

1985年(昭和60年)11月29日
東京周辺や京阪神の日本国有鉄道の施設で、ほぼ同時多発的に起きた通信ケーブル切断や火炎瓶による放火事件。

西船橋駅ホーム転落死事件編集

1986年(昭和61年)1月14日
千葉県総武線西船橋駅の4番線ホームで、女性が泥酔した男性にしつこく絡まれたため、もみ合いになり、身体を突いたところホーム下に転落し、男性は泥酔のためかホーム下から上がろうとしなかったため、入線してきた電車に轢かれ死亡した。検察は女性を傷害致死罪で起訴したが、一審で正当防衛であったとして無罪判決が出され無罪が確定した。

こだま485号殺人事件編集

1988年(昭和63年)9月5日
東京名古屋行きの「こだま485号」の指定席で、午後6時ごろ男性同士が口論になった。片方の男が沼津市在住の男性(当時44歳)の腹部4箇所を刺し逃亡した。被害者の男性は追いかけたがホームで倒れ、午後9時ごろに死亡した[2]。目撃証言によれば加害者は50歳前後で、凶器のナイフや持ち物の老眼鏡やタオルが発見されたほか、階段付近に血痕がついた左手の跡など多数の物証があったが、被疑者を特定できず、2003年時効が成立した。

1990年-1999年編集

東海道新幹線墨子事件編集

1993年6月10日 - 2000年4月24日
2度にわたって東海道新幹線の線路上に異物が置かれ、最後に脅迫状がJR東海に送りつけられた事件。1998年4月に線路のボルトが引き抜かれた事件も関連が疑われたが、いずれも未解決事件となった。

のぞみ24号殺人事件編集

1993年(平成5年)8月23日
博多東京行きの「のぞみ24号」(300系16両編成)が、午後8時25分ごろ静岡県掛川市を走行中、9号車のグリーン車内で大阪で研修を受けて同僚と共に帰宅途中の埼玉県在住の素肌にワイシャツ、ネクタイ姿の会社員(当時40歳)が同じ車両に乗車していた奈良県在住の27歳の男に刺殺された[3]。被害者は同僚4人と研修に関する話をしていたが、2列後方に座っていた男が「静かにしてくれ」と声を上げたため黙っていた。しかし男はいきなり刃渡り30cmのナイフで会社員の左胸に突き刺し殺害した。男はナイフを持ったままその場に座ったが、同乗していた客が犯人に気づいたり、車掌のアナウンスで犯行が明らかとなったため他の車両へ逃げた。のぞみ24号は先行していたひかり号を静岡駅で待避させながら[4]そのまま走行を続け、新富士駅で緊急停車した。男はナイフを持ったまま11号車に移動し、午後8時49分に身柄を拘束しようとした警察官と乱闘のうえ取り押さえられたが、その際警察官1人に重傷を負わせている[5]
男の所持品から覚醒剤大麻が発見され、尿からも覚醒剤反応が出たため、精神鑑定が行われた。そのうえで覚醒剤中毒であるが犯行時心神喪失状態ではなく責任能力があったとして、殺人罪などで起訴され、1995年7月27日静岡地方裁判所沼津支部で懲役15年(求刑懲役20年)の判決が言い渡された。

地下鉄サリン事件編集

1995年(平成7年)3月20日
東京都の営団地下鉄で、オウム真理教が起こした化学兵器を使用した無差別テロ事件。

下関通り魔殺人事件編集

1999年(平成11年)9月29日
山口県下関駅構内に、自暴自棄になり無差別大量殺人を企てた男がレンタカーで突入し、通行人を跳ね飛ばした上に、ホームに乱入し利用客を刺した。結果、5人が死亡し10人が重軽傷を負った。犯人の男は死刑が確定し、2012年(平成24年)3月29日に死刑が執行された。

2000年代(2000年-2009年)編集

中央本線列車内焼身自殺編集

2003年(平成15年)8月30日
21時41分頃、東海旅客鉄道(JR東海)中央本線田立駅 - 南木曽駅間を走行中の中津川駅松本駅行普通列車(東日本旅客鉄道(JR東日本)所属115系3両編成)の車内で、男が可燃性液体を自らに振り掛けて火をつけ、焼身自殺を図って死亡した。他の乗客・乗務員に死傷者はいなかった[6]。12年後の2015年6月30日に同様の焼身自殺が東海道新幹線で発生した。

渋谷駅駅員銃撃事件編集

2004年(平成16年)6月23日
東京メトロ半蔵門線東急田園都市線渋谷駅で、夜勤明けの駅員が銃撃された事件。なお、犯人の男は1か月前に東京駅で放火未遂事件を起こしていたことが逮捕後判明。

下関駅放火事件編集

2006年(平成18年)1月7日
山口県の下関駅の東口駅舎などが放火により全焼。

滋賀電車内駅構内連続強姦事件編集

2006年(平成18年)8月・12月
滋賀県内で、相次いで発生した走行中の列車内での強姦事件。

岡山駅突き落とし事件編集

2008年(平成20年)3月25日
JR西日本岡山駅在来線ホームで、列車を待っていた男性旅客が少年にホーム上から突き落とされ、進入した列車に撥ねられた事件。被害者は病院に搬送後死亡。

JR東日本電車内・乗務員連続暴行事件編集

2008年(平成20年)3月27日4月2日
JR東日本の普通列車に乗務するグリーンアテンダントが、乗客の男に相次いで暴行・強姦(未遂含む)される事件が発生。事件後JR東日本は客室への防犯カメラ設置、閑散時間帯の警備員の配置などの対策を行った。

近鉄大阪線列車便所連続放火事件編集

2009年(平成21年)5月26日6月4日
2009年6月4日午前8時40分頃、大阪府八尾市近鉄大阪線河内山本駅を発車した河内国分大阪上本町行き普通電車(6両編成、乗客約400人)の6両目トイレ内から、煙が出ているのを乗客が発見。連絡を受けた車掌がトイレットペーパーが焦げているのを見つけ、消火器で消し止めた。乗客は次の近鉄八尾駅で避難。けが人はなかった。
同線では5月26日の朝にも、奈良県香芝市五位堂駅に停車中の準急電車内のトイレで、トイレットペーパーや壁の一部を焦がされ、6月3日朝には、大阪府柏原市大阪教育大前駅ホームの男子トイレの個室内で、緊急通報用押しボタンのプレートが燃やされた事件が発生しており、近鉄秘書広報部は「ラッシュ時で、発見が遅れれば負傷者が出た可能性もあった」とし、青山町駅以西の準急、普通電車のトイレの使用を中止し、社員が乗り込み警戒を強化することを決めた。
近鉄大阪線では中・長距離列車が多く、トイレを装備する一般車両が近鉄他線区よりも重点的に投入されている上に、折り返し運用の関係でトイレを装備する車両が上記のように準急や普通列車にも多く充当されており、中には5200系5820系といったクロスシートを装備する車両も準急や普通列車に充当されていたが、トイレでの喫煙やいたずらの防止策として、これらのクロスシート車両ではトイレを使用不可とする処置がとられていたものの、2610系などのロングシート車両ではトイレが使用可能であった。短期間で放火事件が多発したため、大阪・奈良両府県警は連続放火事件の可能性もあるとみて捜査を始めたが、結局犯人は逮捕されず未解決事件となっている。

2010年-2014年編集

JR東日本電車内・乗務員強姦未遂事件編集

2012年4月にJR東日本の普通列車に乗務するグリーンアテンダントを、泥酔した60代乗客が強姦目的でトイレに押し込もうとした事件が発生。2008年にJR東日本は警備員配置等の対策を行ったとしていたが、事件当時は深夜23時だったにも関わらずグリーンアテンダントは1人で乗務していたことが埼玉新聞の取材により判明した。

関西本線運行妨害事件編集

2010年(平成22年)2月14日5月9日
2月14日、関西本線大和路線)で団体運行されていた臨時列車「あすか」を撮影するために三郷駅 - 河内堅上駅間ならびに河内堅上駅 - 高井田駅間の線路上に鉄道ファンが侵入。JR西日本社員の退去命令に従わなかったため、後日大阪府警に被害届が提出された。
5月9日には臨時特急「まほろば」撮影のために線路内に三脚を置き、大和路線に遅延ならびに運休を発生させる事件が発生。2月14日の事件とは異なり、JR西日本は被害届を提出していなかったが、事態を重く見た奈良県警鉄道営業法違反の疑いで神戸市営バスの運転手の男を書類送検した。両事件とも鉄道ファンに対する世間からのバッシングが過熱した一件となった。

防護無線装置ヒューズ抜き取り事件編集

2010年(平成22年)4月など計約20件
JR西日本所属の電車の運転室内の列車防護無線装置ヒューズが、相次いで抜き取られているのが見つかり、大阪府警が捜査。その後、同社天王寺車掌区所属の男性車掌がヒューズの抜き取りを認め、同府警は器物損壊偽計業務妨害などの容疑で逮捕した。

列車無線配線切断事件編集

2010年(平成22年)4月など計4件
JR西日本関西本線大和路線久宝寺駅構内で、奈良電車区201系電車の運転室内の列車無線の配線が切断されているのが見つかり、同社がさらに調査した結果、いずれも同電車区所属の同系が同様の被害に遭っているのが4件判明した。同社は内部犯行の可能性もあると見て、奈良県警奈良署被害届を提出しているが、2013年9月現在未解決事件となっている。

吹田貨物ターミナル駅建設現場における継目板等盗難事件編集

2010年(平成22年)7月・12月
吹田信号場構内の吹田貨物ターミナル駅の建設工事現場で、レール継目板などの盗難事件が相次いで発生した[7][8]。いずれの事件も、大阪府警が捜査を行っているが、2016年現在未解決事件となっている。

阪和線運行妨害事件編集

2012年(平成24年)6月以降の数十回
6月から、JR西日本1社員が阪和線の信号のブレーカーを故意に落とし、運行を意図的に止めた事件。2013年6月、JR西日本の子会社である西日本電気システムの社員が偽計業務妨害罪で逮捕された。

JR北海道運転士ATS破壊事件編集

2013年(平成25年)9月17日
JR北海道の寝台特急「北斗星」の運転士が自動列車停止装置(以下、ATS)の確認ミスによってATSが作動し、腹いせにATSのスイッチを破壊した。運転士は「後輩社員が同乗しており、ミスを知られたくなかった」と言っていた。以前、運転士は2004年と2008年にもオーバーランを起こしていた[9][10]。この社員は2014年1月30日器物損壊容疑で北海道警察に逮捕された[11]。JR北海道が起こした相次ぐ事故と不祥事の一件。

JR北海道鉄道事業法等違反事件編集

2014年(平成26年)2月10日
JR北海道が、レール検査データ改ざんによる検査妨害について、国土交通省鉄道事業法違反の容疑で刑事告発され、北海道警察による強制捜査を受けた。鉄道事業者が同法違反により強制捜査を受けるのは、1987年(昭和62年)の同法施行以来、初の事態である。また、運輸安全委員会も、検査データの改ざんによる虚偽報告について、運輸安全委員会設置法違反の容疑で刑事告発を行っている[12][13]。JR北海道が起こした相次ぐ事故と不祥事の一件。

京阪電気鉄道電車内不審物設置事件編集

2014年(平成26年)3月8日 - 4月16日
京阪電気鉄道本線交野線の電車内に、液体入りのポリ袋が置かれる事件が計11件発生。液体は消毒薬と見られる。大阪府警はこのうち、16日に交野線の電車内に不審物を置いていた小学校6年生の男子児童を威力業務妨害非行事実で補導し、他の事件との関連を調べている[14]

浦和駅構内放火事件編集

2014年(平成26年)7月29日
午後6時頃、浦和駅構内のコンコースに置かれていた段ボール箱が燃えているのが発見され、火はすぐに駅員によって消し止められ、死傷者は出なかったが、当時は夕方ラッシュ時で、駅構内が一時騒ぎとなった[15]。12月10日、埼玉県警浦和署さいたま市在住の知的障害を持つ19歳の作業員の少年を、威力業務妨害の疑いでさいたま地検に書類送検した[16]

新横浜駅東海道新幹線ホーム感電死事件編集

2014年11月15日
午前5時40分頃、東海道新幹線新横浜駅構内で発車準備中の新横浜発広島行ひかり493号(16両編成)の最後尾を登る男性の姿を、同列車の車掌が見かけ非常停止ボタンを押したが、間もなく閃光と衝撃音が聞こえ、発生元に駆け付けたところ、3.8m下の線路に転落した男性を発見し、消火器を用いて消火した。車両上には黒く燃えた跡が残っていた。その後救急車により病院に搬送されたが11月24日に死亡した。この事故により品川駅から小田原駅間で停電が発生し、始発から東海道新幹線上下線の運転を午前7時ごろまで見合わせ、上下線153本に最大86分の遅れが生じ、16万程度に影響が発生した。詳細な事情聴取は行えなかったが、搬送前に当該男性が自殺目的で新幹線の高圧電流架線に触れたことを述べていた。神奈川県警察の捜査の結果、東京都あきる野市在住の25歳男性が午前5時半に改札が開くと同時に入場券で入場し、N700系最後尾車両の運転席のボンネットより車両の屋根に登り、架線に接触したことが判明した。当該男性は、被疑者死亡のまま新幹線特例法違反容疑で書類送検された[17][18][19][20]

2015年-2019年編集

東海道新幹線火災事件編集

2015年6月30日
午前11時30分頃、のぞみ225号(N700AX59編成)の新横浜 - 小田原間を走行中に男が、1号車最前列で油を撒き、自らの体にも油をかぶり火をかけて焼身自殺を図る。列車は小田原駅手前7キロの地点で緊急停止し、火は消し止められたが焼身自殺した男と煙を吸った女性が死亡、その他重軽傷多数となった[21][22][23]
1964年10月1日の東海道新幹線の開業以来、営業中の新幹線用旅客車両車内における初の火災ともなった[24]国土交通省鉄道局列車火災事故と判断し、運輸安全委員会に通報[25]、同委員会が調査をしている[26]。男は、容疑者死亡のまま現住建造物等放火と傷害致死などの疑いで書類送検されたが、動機不明のまま捜査は終結した。
X59編成のうち、特にダメージが酷かった1号車の783-2059が廃車となり、2010年11月21日日本車輌製造で新造されてからわずか5年での廃車となった。後に同一番号の新しい車両が日本車輌製造で新造された[27]。新幹線において火災での廃車は本件が唯一の事例である。

JR東日本敷地内における連続放火編集

2015年8月下旬-9月上旬
8月下旬から9月上旬にかけ、東京都内のJR東日本駅・鉄道施設において火災が相次いだ。火災現場付近でペットボトルやティッシュペーパーの燃えかすなどが残っていたため、警視庁は連続放火事件の可能性が高いとみて捜査。その後、9月15日に被疑者が逮捕された[28]

東京メトロ半蔵門線消火剤噴出事件編集

2015年12月2日8時半頃
東京メトロ半蔵門線九段下駅 - 半蔵門駅間(東京都千代田区)を走行中の南栗橋中央林間行き列車(東京急行電鉄(東急)8500系、10両編成)の前から6両目の車両で消火器のベルトが外れ、消火器が落下して消火剤が噴出した。避難時に5人が軽傷(うち1人が病院に搬送)、4人が消火剤を吸って体調不良を訴え、半蔵門線は全線で12分間運転を見合わせた[29][30][31][32][33][34][35][36][37]。直通先の東武伊勢崎線東急田園都市線にも遅れが出た[36]。消火器を固定していたバンドなどが車両の連結部にある渡り板の下から見つかり、東京メトロ・東急の両社によると、自然に外れて入り込む可能性は低いといい、東急では、消火器を固定していたバンドが人為的に外され、その後走行の振動で消火器が落ちた可能性もあるとみている[32]。なお、東急2000系と同5000系2020系は消火器の固定方法が違うため、消火器のベルトが外れて落下する恐れはない。

吊り革連続盗難事件編集

2015年11月頃〜
2015年12月2日、運行を終えて帰庫した東京メトロ千代田線の列車を東京メトロの社員が点検したところ、吊り革6個が無くなっているのが見つかり、同社ではその後も日比谷線有楽町線などでも吊り革が無くなっているのが見つかり、無くなった吊り革の数は合計で80個となった。この他、東急電鉄では2015年11月頃から約200個が無くなっているほか、小田急電鉄でも2015年12月下旬から約50個が無くなっている。吊り革はいずれもベルトごと無くなっており、警視庁などは何者かがベルトを刃物で切ったり、ねじを工具で外したりするなどして盗んだとみて窃盗事件として捜査しているほか、売りさばく目的で盗まれた可能性もあるとみてインターネットのオークションの出品状況なども調べている[38]

留萌駅における放送機器盗難事件編集

2016年5月17日22時10分頃
JR北海道留萌本線留萌駅に停車していたワンマン列車の運転席から、車内放送を合成するための音声合成装置や、放送や運行放送を選別する系統設定器、放送を流す自動放送装置操作盤など(30万円相当)が盗まれているのが発見された。予備の車両で運行したため、ダイヤに影響は生じなかったが、同社は北海道警察に被害届を提出している[39]

新今宮駅における突き落とし事件編集

2016年12月11日17時頃
JR新今宮駅で、ホームにいた18歳と63歳の女性2人が突き飛ばされ、63歳の女性が線路に転落した。直後にJR難波王寺行き快速電車が進入したが緊急停止し、転落した女性にはけがはなかった[40]。大阪府警は12月13日に滋賀県大津市在住の28歳の男を殺人未遂容疑で逮捕した[41]。男は逃走の際、駅構内で上着やサンダルを脱ぐ不可解な行動を取ったため、12月27日から翌年3月13日まで鑑定留置され、刑事責任能力の有無を調べられることとなった[42]

山手線大崎駅切りつけ事件編集

2016年12月12日8時頃
東日本旅客鉄道(JR東日本)の大崎駅で、山手線から降車した40歳の女性が大腿部裏を鋭利なもので切りつけられ出血する事件が発生。傷は深さ2 - 3cmに達した。傷害容疑で捜査中[43]

信越本線方向幕窃盗事件編集

2017年5月4日夜 - 翌朝
上毛電気鉄道運転士が、この時間帯に東日本旅客鉄道(JR東日本)信越本線横川駅に止まっていた普通列車に鍵を使って侵入し、車両の側面に設置されていた方向幕と、それを回転させる案内表示器(時価計約237,800円)を盗んだとして、6月22日に群馬県警察安中警察署窃盗容疑で逮捕された。運転士は容疑を認めており、収集のために盗んだとみられている。運転士の自宅からは他にも方向幕や案内表示器等少なくとも5点が見つかっており、安中署は余罪を調べている[44]。これがきっかけで、高崎車両センターに所属していた115系の前面種別方向幕の使用を停止した。

八高線東飯能駅手榴弾事件編集

2017年5月25日7時20分頃[45]
東日本旅客鉄道(JR東日本)八高線東飯能駅で、利用客の男性から「植え込みの中に手榴弾のようなものが2つ落ちているのを見つけた」と届け出があった。このため駅とその周辺の立ち入りが規制され、八高線が箱根ケ崎駅 - 高麗川駅間、西武池袋線高麗駅 - 飯能駅間で運転を見合わせ[46]、JRの乗客だけで3千人に影響が出た[45]他、東飯能駅近くのコンビニエンスストアが実質的に営業できなくなった。立ち入り規制は10時過ぎに解除され、運転を見合わせていた路線は運転を再開した。警察が爆発物処理班を派遣し[47]、周囲を調べるとパイナップル型の手榴弾のようなものが新たに2つ見つかり、計4つの不審物を阿須運動公園に運んで慎重に解体作業を行った結果、4つとも偽物であることが判明した[45]

山陽新幹線放火事件編集

2017年5月26日11時10分頃
山陽新幹線岡山駅停車直前の新大阪鹿児島中央行きみずほ615号(8両編成、乗車人数約350人)の先頭車両(1号車)の座席に、自称80歳の男がライターで火を点けた書類を置き[48]、座席の一部が焦げた[49]。岡山駅で乗車した男性客がペットボトルのお茶を掛けて消火し[48]、岡山駅停車後に非常ブザーのボタンを押し、みずほ615号は運転を取り止めた。この事件で後続列車7本が最大19分遅れる等、約4,600人に影響が出た。男は岡山駅到着後に現住建造物等放火未遂容疑で岡山県警察現行犯逮捕され、容疑を認めている[49]が、動機については「岡山駅に着きそうだったので火を点けた」「殺されると思った。火を点けたら止まると思った」等[50]と要領を得ない返答を繰り返しているという。また、所持していた乗車券は新大阪駅から小倉駅までのものだった[48]。岡山駅構内の売店の女性職員によると、男は取り乱した様子もなく、警察の質問に淡々と応じていたという[51]

京王線柴崎駅ホーム突き飛ばし事件編集

2017年5月27日23時過ぎ
京王電鉄京王線柴崎駅日本テレビ放送網によると駅のホーム[52]産経新聞によると駅の外[53])で、酒に酔っていた43歳の土木作業員の男が男性3人に「さっきぶつかっただろ」等と絡んで口論になり、そのうちの1人の29歳男性を突き飛ばし[52]、男性は発車し始めた普通電車に接触し[53]頭蓋骨骨折等の重傷を負った[52]。男は殺人未遂容疑で警視庁調布警察署現行犯逮捕され、「何もしていないのにこんな目に遭うの」等と話し容疑を否認している[53]

総武本線痴漢捏ち上げ事件編集

2017年6月3日0時10分頃
東日本旅客鉄道(JR東日本)総武本線緩行線平井駅で、0時10分に到着した津田沼行き下り列車の20代の中国人女性の乗客(以下、女性)が、男性に痴漢されたと訴えてプラットホーム列車非常停止警報装置のボタンを押し、駅員や警察官が駆け付けた。男性は警察に任意同行を求められたが応じず、列車は20分間運転を見合わせ、事情を知らないホームの乗客らが「早く降りろよ」「どんだけ迷惑かけてんだ!」「降りろ降りろ!」「さっさと降ろせ!」等と怒鳴り、男性は乗客らに「降りますから」と応える、警察官には「やっていない」と不満をぶつけながら降車し、警察官に囲まれて警視庁小松川警察署へ連行された。しかし、ある目撃者は「女性が自分の顔に男性の肘が当たったと訴え、双方が揉めている中で女性が突然日本語で『貴方は痴漢です』と叫んだ」としているほか、NEWSポストセブン社会部記者によると、列車内では「降りなくていいよ」と男性を庇う乗客が多く、男性が容疑を否認しても騒ぎ立てる女性に呆れる声も挙がっていたようである[54]。小松川警察署には目撃者が同行し、複数の目撃証言により、痴漢行為はなかったとして男性は逮捕されず、女性も最後は大人しく帰っていったという。ジャーナリスト周来友によると、訪日中国人が急増する中、中国人女性の間で「日本の満員電車は痴漢に遭いやすい」という噂が広まっているという[55]

大井川鐵道に於ける鉄道ファンによる線路内立入事件編集

2017年6月
大井川鐵道大井川本線において『機関車トーマス』デザインの蒸気機関車による『SL急行』を撮影に訪れたファンの男性らが、線路内や線路脇に入り込んでいるのが見つかった。静岡県警察が同社からの依頼を受けて沿線をパトロールしていた際に発見されたもので、同県警は2017年10月20日にこれらの男性を鉄道営業法違反容疑で書類送検[56]

東急田園都市線溝の口駅突き落とし事件編集

2017年10月1日8時頃
東急田園都市線溝の口駅で、ホームで電車の到着を待っていた45歳の男性が、男に背中を押され線路に突き落とされた。男性は自力でホームに這い上がり無事だった[57]。その後神奈川県警察が10月5日に、33歳の男性を殺人未遂容疑で逮捕した[58]

西武新宿線本川越駅における表示幕損壊事件編集

2017年7月24日未明
西武新宿線本川越駅構内に、東京都在住の2人の少年が侵入し、停車していた電車の車体前面の行先表示器を損壊したり、備品の合図灯を盗んだりした。埼玉県警察川越署は11月2日までにこれらの少年を、窃盗建造物侵入器物損壊などの容疑で逮捕・送検。同駅構内では7月3日にも、行先表示器の表示が勝手に変更された上、配線が切断されたりする事件があり、同県警はこれらの事件との関連も調べている[59]

東海道新幹線不正乗車手助け事件編集

2017年9月17日13時過ぎ
東海道新幹線東京駅で、東京都内在住の大学生らが、知人のキセル乗車を手助けする事件があり、警視庁保安課は同年11月に大学生を建造物侵入容疑で逮捕し、キセル乗車した知人を鉄道営業法違反容疑で書類送検した。事件関係者はいずれもAKB48のファンで、日本全国にファン同士の不正乗車に関するネットワークが広まっているとされる[60]

近鉄京都線電車飛び降り事件編集

2018年1月10日17時40分頃
近鉄京都線新田辺駅 - 興戸駅間(京都府京田辺市)を走行中の近鉄奈良京都行き急行電車(6両)で、韓国人の大学生の男がドアコックを操作して扉を開け、車外に飛び降りた。これにより上下線計41本が運休し、約3万人に影響が出た。男は13日に京都府警察田辺警察署威力業務妨害容疑で逮捕された。容疑を認めている。男は観光目的で知人3人と共に来日し、4人で電車に乗っていた際に突然飛び降りた。知人らは「旅行中に時折、ふさぎ込んでいた」と話している[61]

大阪環状線大正駅に於ける刺傷事件編集

2018年2月7日6時50分頃
西日本旅客鉄道(JR西日本)大阪環状線大正駅で、電車を降りた男性が、同時に降りた別の男性に腹部を刃物で刺され重傷を負った[62]大阪府警察は同月8日に、男性を刺した人物を殺人未遂容疑で逮捕。被疑者は「(被害者の男性が)優先座席にずっと座っていたので腹が立った」と供述している[63]

東北本線郡山駅における車止め外し事件編集

2018年4月12日21時頃
東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線郡山駅で、駅構内の側線に留置されていたE721系2両編成の無人の車両が暴走し、近くに停止していた機関車と衝突。負傷者はいなかったものの、双方の車両の連結器が損壊した。暴走した車両には、職員が車止めを施しており、同社は駅構内に侵入した何者かが車止めを外した可能性が高いとして、福島県警察被害届を提出した[64]

吉祥寺駅での傷害致死事件編集

2018年4月29日0時頃
東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線吉祥寺駅で、酒に酔った中国の38歳の男性が、65歳の男性とホーム上で口論となり、65歳男性を駅を出発した電車に接触させた。65歳男性は意識不明の重体となりその後死亡。警視庁武蔵野警察署は、38歳男性を傷害罪で逮捕し、65歳男性の死亡を受けて傷害致死容疑に切り替え調べている[65][66]

のぞみ265号殺人事件編集

2018年6月9日21時50分頃
東海旅客鉄道東海道新幹線のぞみ265号(東京新大阪行き、N700A系16両編成)が新横浜-小田原駅間を走行中に、12号車に乗車していた自称22歳の無職の男が突然刃物を振り回し他の乗客3人を刺した[67]。神奈川県警に「人が刺された」との110番通報の後、新幹線は小田原駅で緊急停車し、刺された乗客3人が病院に搬送され、うち男性1人が死亡した[68]。この事件の影響で東海道新幹線は車内安全確認のため運転を見合わせた[69]
この事件をきっかけに、国土交通省は鉄道運輸規程の改正に踏み切り、刃物の持込を禁止することとなった[70]

特急「オホーツク」行先表示幕すり替え事件編集

2018年6月13日・15日
6月13日に、北海道旅客鉄道(JR北海道)網走駅で、同駅5時56分発特急「オホーツク」のキハ183系に於いて、側面表示幕が作動しない不具合が発生。札幌駅到着後に苗穂運転所で車両点検を行ったところ、キロハ182形の表示幕1本が、非正規の表示幕にすり替えられていた。また、6月15日にも、札幌発17時30分の「オホーツク3号」についても、キロ182形500番代の表示幕2本が、非正規品にすり替えられていた。これらの事象を受け同社が調査したところ、キハ183系のうち、前面の愛称表示幕が白幕にすり替えられていた車両もあった。同社は盗難・紛失の可能性もあるとして、北海道警察に相談している[71]

新宿駅に於けるアルミ缶破裂事件編集

2018年8月26日5時40分頃
JR東日本新宿駅のプラットホームで、500ミリリットル入りのボトル型のアルミ缶が突然破裂。中に入っていた無色透明の液体が、通り掛かった女性の足にかかり、女性は軽い火傷を負った。警視庁傷害容疑で捜査を行っている[72]。その後の調べで、缶から噴出した液体はアルカリ性と見られている[73]。その後10月に、31歳の飲食店従業員の男性が所持していたアルミ容器入りの強アルカリ性の業務用洗剤が、容器と化学反応して破裂していたことが明らかとなり、警視庁はこの男性を過失傷害容疑で書類送検した[74]

阪神電車内における座席への薬品撒き事件編集

2018年9月3日10時47分頃
阪神本線甲子園駅から西宮梅田急行列車に乗車した男性客が、座席に座った直後に、座席のクッションが濡れているのに気付き席を移動したが、直後に火傷の症状を訴え、梅田駅で下車後に駅員に連絡。駅員が大阪府警察に通報した。男性は1ヵ月程度の重度の火傷と診断された。当該の電車内では、車掌が武庫川駅付近で座席が濡れていることに気付いており、兵庫県警察は、何者かによって薬品が撒かれたとして、傷害業務妨害の容疑で捜査を行った[75]。その後、別の乗客の男性が、強アルカリの業務用洗剤を溢していたことが明らかになり、兵庫県警はこの男性を過失傷害罪書類送検した[76]

京成電鉄における踏切遮断機切断事件編集

2019年4月13日7時15分頃
千葉県船橋市内の京成本線踏切で、何者かが遮断機を切断したと千葉県警察に通報があった。県警で調べたところ、遮断棹が切断されその場に放置されているのが見付かった。男性が遮断機を鋸で切断する様子が目撃者により撮影されており、県警は器物損壊容疑で捜査を行っている。この日の同線は、7時過ぎに発生した人身事故の影響で踏切が長時間に亘って閉鎖されており、踏切の前後が車で渋滞していた模様である[77]

脚注編集

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  1. ^ 成東駅爆破
  2. ^ 「明治・大正・昭和・平成 事件・犯罪大事典」、東京法経学院出版、2002年、375頁
  3. ^ 「明治・大正・昭和・平成 事件・犯罪大事典」、東京法経学院出版、2002年、376頁
  4. ^ 先行していたひかり号は緊急停車ではなく、通常の客扱い停車であった。
  5. ^ 新富士駅に緊急停車した際は、身柄確保のため11号車以外のドアをドアカットしていた。
  6. ^ 東海旅客鉄道株式会社 中央線 田立駅 - 南木曽駅間列車火災事故 (pdf)”. 航空・鉄道事故調査委員会(現・運輸安全委員会) (2004年2月27日). 2018年7月10日閲覧。
  7. ^ 吹田貨物駅工事現場で鉄板盗難[リンク切れ] 産経新聞 2010年7月7日
  8. ^ 何のために? 鉄道レール敷設資材1.7トン盗難 大阪 Archived 2011年1月1日, at the Wayback Machine.
  9. ^ 運転士がATS(自動列車停止装置)のスイッチを損壊した件について (PDF) JR北海道のニュースリリース
  10. ^ 「後輩にミス隠すため」 ATS破壊のJR北海道運転士 北海道新聞 2013年9月18日閲覧
  11. ^ 「ミス隠したい」とATS破壊、JR北社員逮捕 読売新聞 2014年1月30日
  12. ^ http://www.mlit.go.jp/report/interview/daijin140212.html
  13. ^ http://www.47news.jp/47topics/e/250301.php
  14. ^ 不審物:京阪車内に液体ポリ袋 小6男児を補導 大阪府警 毎日新聞 2014年4月18日
  15. ^ JR浦和駅:段ボール箱から出火 不審な男の目撃も 毎日新聞2014年7月3日
  16. ^ JR浦和駅で段ボール燃やす 知的障害の19歳少年書類送検埼玉新聞2014年12月11日配信(はてなブックマークによる転載)
  17. ^ 停車車両の屋根で男感電し転落 毎日新聞 2014年11月15日
  18. ^ 「自殺しようと」新幹線の屋根に上り感電 25歳男性、全身やけど スポニチ 2014年11月16日
  19. ^ 「「流線形」がアダ 新幹線よじ登り25000ボルト感電自殺の“衝撃想定外” 産経新聞 2014年12月3日
  20. ^ 新幹線車両に登り感電 死亡男性を書類送検 カナロコ 2015年6月2日
  21. ^ 新幹線車内で火災2人死亡 放火の疑いで捜査 - NHK NEWSWEB 2015年6月30日
  22. ^ http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20150630-00000028-jnn-soci
  23. ^ http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2529155.html
  24. ^ “新幹線焼身自殺:開業以来車内で起きた初の火災”. 毎日新聞. (2015年6月30日). http://mainichi.jp/select/news/20150701k0000m040109000c.html 
  25. ^ “東海道新幹線火災:71歳男、焼身自殺 女性、巻き添え死亡 重軽傷26人に”. 毎日新聞(朝刊): p. 1. (2015年7月1日) 
  26. ^ 平成27年6月30日に東海旅客鉄道株式会社 東海道新幹線で発生した列車火災事故”. 運輸安全委員会 (2015年7月1日). 2015年1月3日閲覧。
  27. ^ 詳細は不明だが、「新幹線EX」2016年9月号によると台車など機器類を被災車から流用した可能性もある。その場合は修理復旧扱いとなる。
  28. ^ “JRケーブル不審火:品川変電所ぼやで42歳容疑者逮捕”. 毎日新聞. (2015年9月15日). オリジナルの2015年9月17日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150917170955/http://mainichi.jp/select/news/20150916k0000m040105000c.html 
  29. ^ 地下鉄車内で消火器が落下し消火剤噴き出るNHK NEWS WEB2015年12月2日10時53分配信
  30. ^ ラッシュの地下鉄内、消火器落下し薬剤飛び散るYOMIURI ONLINE2015年12月2日12時39分配信
  31. ^ 半蔵門線車内で消火剤噴出、8人体調不良朝日新聞デジタル2015年12月2日11時45分配信
  32. ^ a b 半蔵門線:固定バンド、人為的に外される?…消火器噴出毎日新聞2015年12月2日19時41分配信
  33. ^ 電車内で消火器噴出 朝の半蔵門線 避難時、5人けが東京新聞2015年12月2日夕刊
  34. ^ 2015年12月2日8時37分のツイート東京メトロ半蔵門線運行情報公式Twitterアカウント
  35. ^ 2015年12月2日9時5分のツイート東京メトロ半蔵門線公式Twitterアカウント
  36. ^ a b 車内に消火剤が充満 乗客避難 5人ケガ 東京メトロ半蔵門駅スポーツニッポン2015年12月2日12時25分配信
  37. ^ 東京メトロ半蔵門線の車内で消火器落下 消火剤噴出し、1人が病院搬送産経ニュース2015年12月2日12時17分配信
  38. ^ “電車のつり革盗難相次ぐ 首都圏で約330個”. NHK. (2016年1月29日17時57分). オリジナルの2016年1月28日時点によるアーカイブ。. https://archive.is/20160128125517/http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160128/k10010389211000.html 2016年1月29日閲覧。 
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  41. ^ “線路突き落とし、28歳男を殺人未遂容疑で逮捕”. 読売新聞. (2016年12月13日). http://www.yomiuri.co.jp/national/20161213-OYT1T50019.html 2016年12月13日閲覧。 
  42. ^ “線路突き落とし 殺人未遂容疑で逮捕の男、鑑定留置へ”. 毎日新聞. (2016年12月27日). http://mainichi.jp/articles/20161227/k00/00e/040/212000c 2016年12月28日閲覧。 
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