日本博物館協会
公益財団法人日本博物館協会(にほんはくぶつかんきょうかい、Japan Association of Museums)は、1928年(昭和3年)に「博物館事業促進会」として設置され、その後の数度に渡る組織変更を経て、2013年に現在の公益財団法人となった、日本における博物館・美術館に関する諸事業を実施している公益法人。元文部科学省所管。
沿革編集
1928年 「博物館事業促進会」として発足
1931年 「日本博物館協会」と名称変更
1940年 社団法人日本博物館協会に改組
1986年 財団法人日本博物館協会に改組
2013年 公益財団法人日本博物館協会に移行
事業編集
調査研究事業編集
- 国内博物館調査
- 海外博物館調査
- 博物館図書発行
指導・助成・援助事業編集
- 全国博物館大会
- 各種研修会
- 指導・助言
美術品梱包輸送技能取得士資格認定事業編集
2012年から、1-3級の美術品の梱包・輸送の資格試験を行い。合格者の技能を認定している[1]。
普及・啓発事業編集
- 国際交流事業として国際博物館会議に参加
刊行物編集
会員編集
- 維持会員(博物館もしくはそれに相当する団体などで、協会の目的に賛同し、会費を納入して理事会の承認を得たもの)
- 賛助会員(協会の目的に賛同し、会費を納入もしくは金品の寄付をする個人または団体)
日本博物館協会賞編集
2020年新設。
- 第1回 - 「昭和日常博物館」(愛知県北名古屋市歴史民俗資料館)、「ちひろ美術館・東京、安曇野ちひろ美術館(長野県)」
所在地編集
脚注編集
- ^ “美術品梱包輸送技能取得士資格認定事業(日本博物館協会) - 文化庁広報誌 ぶんかる”. www.bunka.go.jp. 2022年6月17日閲覧。