日本大学サッカー部

日本大学サッカー部
原語表記	日本大学サッカー部
呼称	日本大学
クラブカラー	赤
創設年	1929年
所属リーグ	関東大学サッカーリーグ戦
所属ディビジョン	1部
ホームタウン	東京都稲城市
ホームスタジアム	スポーツ日大アスレティックパーク稲城サッカーフィールド
監督	川津博一
公式サイト	公式サイト
	■テンプレート（■ノート）■サッカークラブPJ

日本大学サッカー部（にほんだいがくさっかーぶ、正式名称は日本大学競技スポーツ部サッカー部）は、東京都稲城市を拠点に活動している日本大学のサッカークラブである。スポーツ日大アスレティックパーク稲城サッカーフィールドをホームグラウンドとしている。

創部より「日本大学保健体育審議会サッカー部」の名称で活動していたが、日大のアメフト部による不祥事（日本大学フェニックス反則タックル問題）により2018年に保健体育審議会が競技スポーツ部へ改組されたため、「日本大学サッカー部」が正式名称となった^[2]。

日本大学には各学部毎に体育会のサッカー部があるが、競技スポーツ部に所属する部が本部所属となる。なお関東大学サッカーリーグの下部リーグにあたる関東大学サッカーリーグ戦東京・神奈川には、本部所属でない生物資源科学部および文理学部のサッカー部が所属している。

Aチームは関東大学リーグに、Bチームは社会人登録チーム「日本大学N.」（ニホンダイガクエヌドット）として関東サッカーリーグに加盟。その他、Iリーグにも参戦している。

概要・歴史

1929年（昭和4年）設立^[1]。翌1930年に関東大学サッカー連盟に正式加盟した^[3]。

第二次世界大戦中はいったん解散し、終戦直後も同好会のような形で、各地のグラウンドを転々として活動を続けた^[3]。

1948年（昭和23年）に再結成^[3]。1954年に初めて関東大学サッカーリーグ2部に昇格すると、1962年には1部昇格^[3]。1964年の第13回全国大学サッカー選手権大会で悲願の優勝を果たし、全国大会での初タイトルを獲得した^[3]。

2006年8月、部員による大規模な鉄道の不正利用が発覚。10月に関東大学リーグの残り試合への出場を辞退することが決定され^[4]、東京都大学サッカーリーグ1部へ降格となった（詳細は日本の鉄道に関する事件#日本大学サッカー部員・ラグビー部員による不正乗車事件を参照のこと）^[3]。

2023年に関東大学リーグ1部に昇格。充実した施設の元、2年連続で全日本大学サッカー選手権大会に出場するなど安定した成績を収めている。

スタッフ

役職	氏名	前職	備考
部長	小田司		法学部長教授
監督	川津博一		OB（1997年度卒）日本大学職員
コーチ	小田島隆幸	ザスパクサツ群馬コーチ
	小島伸幸	ザスパクサツ群馬 GKコーチ
	和田拓三	横浜FC スクールコーチ	OB（2003年度卒）横浜FCユース監督兼任
	金澤智明		OB（2006年度卒）日本大学職員
	山本啓人	鹿児島ユナイテッドFC コーチ	OB（2010年度卒）
	坪谷直樹		OB（2021年度卒）日本大学職員

戦績

年度	所属	順位	勝点	試合	勝	分	敗	得点	失点	得失	総理大臣杯	大学選手権	天皇杯	監督
1954	関東2部										-	-	-
1955											-	-	-
1956											-	-	-
1957											-	-	-
1958											-	-	-
1959											-	-	-
1960											-	-	-
1961		優勝									-	-	-
1962	関東1部	6位									-	-	-
1963		5位									-	-	-
1964		7位									-	優勝	A組5位
1965		7位									-	-	-
1966		8位									-	-	-
1967		6位									-	-	-
1968		7位									-	-	-
1969		7位									-	-	-
1970		7位									-	-	-
1971		5位									-	-	-
1972		7位									-	-	-
1973	関東2部										-	-	-
1974	関東2部	優勝									-	-	-
1975	関東1部	5位									-	-	-
1976		7位									-	-	1回戦
1977		6位									4位	-	-
1978		8位									-	-	-
1979		7位									-	-	-
1980		8位									-	-	-
1981	関東2部	5位									-	-	-
1982		優勝									-	-	-
1983		3位									-	-	-
1984		4位									-	-	-
1985		5位									-	-	-
1986		6位									-	-	-
1987		5位									-	-	-
1988		2位									-	-	-
1989		5位									-	-	-
1990		6位									-	-	-
1991		2位									-	-	-
1992	関東1部	8位									-	-	-
1993	関東2部	優勝									-	-	-
1994		優勝									-	-	-
1995		7位									-	-	-
1996		7位									-	-	都予選敗退
1997		3位									-	-
1998		2位									-	-
1999		5位^[5]	10	7	3	1	3	11	8	3	-	-		馬渕剛行
2000		7位^[6]	5	7	1	2	4	7	15	-8	-	-
2001		6位^[7]	19	14	6	1	7	23	19	4	ベスト8	-
2002		2位	30	14	10	0	4	32	20	12	ベスト8	-
2003	関東1部	8位	10	14	２	４	8	9	16	-7	-	ベスト16
2004	関東2部	4位	18	14	5	3	6	16	21	-5	-	-
2005	関東1部	12位									-	-
2006	関東2部	12位^[8]	22	15	6	4	5	18	14	4	-	-
2007	東京都1部	4位									-	-		川津博一
2008		優勝									-	-
2009		3位									-	-
2010		優勝									-	-
2011	関東2部	7位^[9]	30	22	8	6	8	34	31	3	-	-
2012	関東2部	12位^[10]	22	22	6	4	12	25	36	-11	-	-
2013	東京都1部	2位									-	-
2014	関東2部	8位^[11]	25	22	7	4	11	29	31	-2	-	-
2015	関東2部	12位^[12]	13	22	3	4	15	18	49	-31	-	-
2016	東京都1部	3位^[13]	33	18	9	6	3	32	22	10	-	-
2017	関東2部	11位									-	-
2018	東京都1部	2位^[14]	34	18	10	4	4	36	24	12	-	-
2019	関東2部	8位	26	22	6	8	8	32	37	-5	-	-
2020		8位	28	22	8	4	10	24	33	-9	-	ベスト8
2021		8位	27	22	7	6	9	31	31	0	ベスト16	-
2022		2位	44	22	13	5	4	41	23	18	-	-
2023	関東1部	4位	37	22	10	7	5	42	27	15	-	ベスト16
2024		6位	30	22	8	6	8	34	38	-15	ベスト8	ベスト8
2025