日本歌手協会
概要編集
1963年(昭和38年)2月にプロの歌手の権利や財産、名誉を守ることを目的として設立される。初代会長は東海林太郎で会員数134名で発足。その後1975年(昭和50年)5月に社団法人として認可される。
2010年(平成22年)7月、一般社団法人 日本歌手協会として内閣府より認可を受ける。同年、(社)日本歌手協会レーベル第1号歌手として菅原洋一が「ビューティフルメモリー」を発売[1]。
近年は、地震によるチャリティーイベントや第一興商とタイアップした「プロレベル認定歌手オーディション」を行っている。
総会員数編集
主なイベント編集
輝け!歌の祭典編集
毎年5月頃に2日にわたって行われる。
日本歌手協会・歌謡祭編集
毎年10月頃に2日4公演にわたって行われる。2009年(平成21年)度は、ゆうぽうとで行われた。
なお、2012年(平成24年)度は、「日本歌手協会創立50周年記念 秋の歌謡フェスティバル」として実施。
さらに、2020年(令和2年)度第47回歌謡祭はテレビ東京のスタジオで行われた。
プロレベル認定歌手オーディション
二次のステージ歌唱の選考料は21,000円ほど。歌手協会指定曲を選ぶと少しだけ安くなる。オーディション合格者のほとんどがPMC(プロレベルメンバーズクラブ)に入会するが、年会費は5,000円。PMCのメンバーで歌謡祭出場希望者が選考料2万円ほどを支払い、音源応募やステージ審査をするが、同じ素人歌手が何度も選ばれる傾向がある。2021年(令和3年)12月、コロナ禍でPMC会員が減っていったこと、従来のオーディションの審査基準が途中から甘くなったこと、プロレベル認定歌手には本当に歌唱力があるのかという指摘を以前から受けていたことを理由に、理事の合田道人は「プレミアム★プロレベル歌手認定オーディション」を新宿ケントスにて行う。初回だけ選考料は1万円だったが、その後は3万円。プレミアム★プロレベル歌手に認定されると、年会費は正会員と同じ3万円となる。TVにも映る歌謡祭に優先的に選ばれ、イベントにも出場でき、歌のレッスンを受けてCDデビューも可能、YouTubeチャンネルにも出演できるとしている。
テレビ放送編集
「歌謡祭」については毎年12月上旬、「輝け!歌の祭典」については開催翌年2月中旬、いずれもBSテレ東で放送される。「歌謡祭」については以前テレビ東京で年明け1月にダイジェスト版が放送されていたが、現在はBSテレ東で毎年2月中旬、過去の「歌謡祭」を再編集した名場面集「プレイバック日本歌手協会歌謡祭」を放送している。2023年1月にはBSテレ東にて「新春12時間歌謡祭」が放送された。かつて「歌謡祭」「輝け!歌の祭典」ともに専門チャンネル第一興商スターカラオケでも後日全部が放送されていたものの、同放送局の閉局にともない終了した。
役員編集
代表者編集
2014年(平成26年)の会員総会で一般社団法人の代表理事を以て会長と称することを定めた。
歴代会長編集
脚注編集
- ^ “菅原洋一プロフィール”. 徳間ジャパンコミュニケーションズのウェブサイト. 2022年3月30日閲覧。
- ^ 日本歌手協会概要