日本海スプリント
日本海スプリント(にほんかいすぷりんと)は、金沢競馬場ダート1400mで施行される地方競馬の重賞競走である。
日本海スプリント | |
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開催国 | 日本 |
主催者 | 石川県 |
競馬場 | 金沢競馬場 |
第1回施行日 | 2019年7月9日 |
2024年の情報 | |
距離 | ダート1400m |
格付け | 重賞 |
賞金 |
1着賞金300万円 |
出走条件 | サラブレッド系3歳以上、金沢所属 |
負担重量 | 別定 |
出典 | [1] |
概要
編集2018年に新設された重賞競走である。創設と同時に2017年まで行われていた「名古屋でら馬スプリント」に代わり、地方競馬スーパースプリントシリーズの東海・北陸地区トライアルに指定された(2023年まで)[2]。第1回の出走条件はサラブレッド系3歳以上、北陸、東海所属で[3]、その第1回はコースレコード決着(54.3)であった。
レース名は2023年に「中日スポーツ杯 日本海スプリント」となる。同年をもって地方競馬スーパースプリントシリーズが終了し、2024年より出走条件が金沢所属限定に、施行距離がダート1400mに変更され[4]、習志野きらっとスプリントのトライアルから外れる。
2024年の本競走のトライアルは、日本海スプリントトライアル特別。
条件・賞金(2024年)
編集- 条件
- サラブレッド系3歳以上、金沢所属。
- 負担重量
- 別定。3歳54kg、4歳以上57kg、牝馬2kg減を基本に、編成馬中最も番組賞金が少ない馬を基準に、2kgを上限に番組賞金500万円毎に1kg負担増となる(3歳馬は一般馬に編入した場合の賞金)。
- 賞金額
- 1着300万円、2着96万円、3着48万円、4着36万円、5着30万円、着外6万円[5]。
歴代優勝馬
編集全て金沢競馬場ダートコースで施行。
回数 | 施行日 | 距離 | 優勝馬 | 性齢 | 所属 | タイム | 優勝騎手 | 管理調教師 | 馬主 |
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第1回 | 2018年7月1日 | 900m | ジッテ | 牡4 | 金沢 | R54.3 | 藤田弘治 | 鈴木長次 | (株)ファーストビジョン |
第2回 | 2019年7月9日 | 900m | エイシンテキサス | 牡9 | 名古屋 | 54.5 | 加藤聡一 | 坂口義幸 | 太田雅貴 |
第3回 | 2020年7月7日 | 900m | フェリシアルチア | 牝6 | 金沢 | R54.2 | 藤田弘治 | 金田一昌 | 浅沼廣幸 |
第4回 | 2021年6月29日 | 900m | ニュータウンガール | 牝4 | 名古屋 | R53.6 | 岡部誠 | 角田輝也 | (有)新生ファーム |
第5回 | 2022年6月28日 | 900m | ナムラムツゴロー | 牡7 | 名古屋 | 54.5 | 細川智史 | 坂口義幸 | 橘勝年 |
第6回 | 2023年6月18日 | 900m | オヌシナニモノ | 牡6 | 金沢 | 54.2 | 栗原大河 | 佐藤茂 | ニットー商事(株) |
第7回 | 2024年6月15日 | 1400m | オヌシナニモノ | 牡7 | 金沢 | 1:28.5 | 吉田晃浩 | 佐藤茂 | ニットー商事(株) |
※Rはコースレコードを示す。
競走結果の出典
編集出典・脚注
編集- ^ “令和6年度 石川県営第5回金沢競馬番組表〔通算第6回〕 概 定” (PDF). 金沢競馬 Official Website -KANAZAWA Horse park-. 2024年6月8日閲覧。
- ^ “web Furlong 2018【クローズアップ】スーパースプリントシリーズ2018 総括”. 地方競馬全国協会. 2019年7月8日閲覧。
- ^ “7月の重賞競走(月別)” (PDF). 地方競馬全国協会. 2019年7月8日閲覧。
- ^ 令和6年度 金沢競馬開催日程 (PDF) - 石川県競馬事業局、2024年2月22日配信・閲覧
- ^ “令和6年度石川県営第5回 金沢競馬番組 改定” (PDF). 金沢競馬場 Official Website -KANAZAWA Horse park-. 2024年6月8日閲覧。