日産・マイクラC+C
マイクラC+C(マイクラ シープラスシー、MICRA C+C)は、日産自動車が英国で生産し欧州・日本で販売した、K12型マイクラ/マーチのクーペカブリオレモデルである。
日産・マイクラC+C FHZK12型 | |
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フロント | |
リア | |
![]() インテリア | |
概要 | |
製造国 |
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販売期間 | 2005年11月 - 2010年8月 |
設計統括 | 日産テクニカルセンターヨーロッパ |
デザイナー | 日産デザインヨーロッパ |
ボディ | |
乗車定員 | 4名 |
ボディタイプ | 2ドアクーペカブリオレ |
エンジン位置 | フロント |
駆動方式 | 前輪駆動 |
プラットフォーム | Bプラットフォーム |
パワートレイン | |
エンジン | HR16DE 1,597 cc 直列4気筒DOHC |
最高出力 | 81 kW (110 PS) / 6,000 rpm |
最大トルク | 153 N・m (15.6 kg・m) / 4,400 rpm |
変速機 |
4速AT(E-ATx) 5速MT |
サスペンション | |
前:独立懸架ストラット式(コイルスプリング) 後:トーションビーム式(コイルスプリング) | |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,430mm |
全長 | 3.820 mm |
全幅 | 1,670 mm |
全高 | 1,445 mm |
車両重量 |
1170 kg(MT車) 1,200 kg(AT車) |
その他 | |
ブレーキ |
前:ベンチレーテッドディスク 後:ドラム |
データモデル | 日本仕様 |
概要編集
2列4人乗り。当初は欧州市場のみでの販売で、トランスミッションはATとMT、エンジンは1.4 L(CR14DE)・1.6 Lガソリンエンジン、1.5 L(K9K)ディーゼルエンジンが搭載された。2007年には日本への輸入開始、生産は英国日産自動車製造会社で、2007年モデルを日本向けに仕様を変更したものが1,500台が輸入された。日本仕様はATとMT、1.6 Lのガソリンエンジンが用意された。
開発費用は1億4,600万ユーロ[1]で、ルーフはドイツ、カルマンと共同開発した。なお、スタイリッシュガラスルーフはカルマンの製造となっており、約22秒でのルーフ開閉が可能である。
年表編集
- 2002年9月
- モンディアル・ド・ロトモビルにてコンセプトカー「マイクラ C+C」を発表。
- 2005年秋
- 同工場で生産を開始。
- 2005年11月
- 欧州市場に投入された。
- 2007年1月
- 東京オートサロンで日本初公開。
- 2007年7月23日
- 日本国内での販売が開始された。グレードは「ベースグレード」のみ。
- 2010年8月
- 予定台数の1,500台に達したため、日本向け仕様の販売を終了した。
車名の由来編集
「マイクラ」は、マイクロ(Micro)からの造語で、C+Cはクーペ+コンバーチブル (Coupe+Convertible) を表す。
脚注編集
- ^ 日産自動車、新型「マイクラC+C」を披露 2005.6 日産自動車プレスルーム