日産・ラニア

日産自動車のセダン型乗用車

ラニアLannia藍鳥 )は日産自動車東風汽車中国における合弁企業、東風日産が日産ブランドにて中国国内で製造・販売する4ドアセダンである。

日産・ラニア (U15)
フロント
Nissan Lannia 01 China 2016-04-05.jpg
リヤ
Nissan Lannia 02 China 2016-04-05.jpg
製造国 中華人民共和国の旗 中国
販売期間 2015年
乗車定員 5名
ボディタイプ 4ドアセダン
エンジン HR16DE 1.6L 直4 DOHC ガソリン
駆動方式 FF
変速機 エクストロニックCVT (CVT7 W/R)
5速MT
サスペンション 前:マクファーソンストラット
後:トーションビーム
全長 4,683mm
全幅 1,780mm
全高 1,465mm
ホイールベース 2,700mm
車両重量 1,195 – 1,260kg
-自動車のスペック表-
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「藍鳥」という名前そのものは、かつて同市場で販売されたブルーバード(=Lan Niao、読みはランニャオ)と全く同じであり、ラニアの名もブルーバードに敬意を払う意図からここに由来している。

概要

中国人による中国人のための車として、また、「すべては若者から」という考え方に基づき、中国の若者たちの強い思いによって企画・開発され、ターゲットも中国で1980年代以降に生まれた「80後」(バーリンホウ)と呼ばれる流行の先端を行く若者に絞っている。 デザインは北京におけるデザイン拠点である「日産デザインチャイナ」の若手デザイナー達によって生み出されており、その他の多くの過程においても、中国人スタッフが舵取り役となっている。

変遷

 
フレンド・ミー コンセプト

2013年4月、上海モーターショーにてルーツとなる「フレンド・ミー コンセプト」(Friend-ME Concept)をワールドプレミア[1]。エクステリアには最新の日産デザイン言語である「Vモーショングリル」やブーメラン型ランプなどが採り入れられ、マキシマムラーノなどに通じるキックアップされたCピラーや屋根が浮いたように見せる「フローティングルーフ」をも採用することで、ダイナミックなスタイリングを実現した。

その後、2014年4月の北京モーターショーでフレンド・ミーを市販向けに近い形に修正した「ラニア コンセプト」(Lannia Concept)が発表された[2]が、この時点で発表されたのはエクステリアのみで、メカニズムやインテリアの詳細は発表されていなかった。

2015年の上海モーターショーでは、より市販仕様に近づけた「ラニア」として発表され[3]、同時に、スマートフォンと接続できるオーディオシステムや、7インチのマルチメディアディスプレイ等、搭載装備の一部も発表された。尚、この時点においてもメカニズムの詳細は発表されなかった。

市販型はシルフィ/シルフィ クラシックサニー(日本名・ラティオ)の中間を担う車種として2015年10月26日に発表・発売開始され[4]、この時点で全ての詳細が明らかとなった。エンジンはティーダシルフィで採用済のHR16DEのみを採用し、ジヤトコが日産と新たに共同開発したエクストロニックCVTの改良版「CVT7 W/R」と組み合わせている[5]。プラットフォームはBプラットフォームを使用。 エクステリアはフレンド・ミー コンセプトで提唱されたラインを可能な限り踏襲したことで、ダイナミックなデザインを実現。主ターゲットであり、個性を重視する中国の若者層に強くアピール出来るものへと仕上がっている。

インテリアもドライバー中心の設計となっており、素材やデザインもスポーティかつモダンなものを採用することで、若者層へのアピールを強調した。

脚注

  1. ^ 日産のコンセプトカー 上海モーターショーで世界初公開”. 人民網 (2013年4月23日). 2015年12月11日閲覧。
  2. ^ 【北京モーターショー2014】中国で開発された日産「ラニア・コンセプト」”. auto blog (2014年4月24日). 2015年12月11日閲覧。
  3. ^ 【北京モーターショー2014】中国で開発された日産「ラニア・コンセプト」”. auto blog (2014年4月24日). 2015年12月11日閲覧。
  4. ^ 日産自動車 中国で「ラニア」の販売開始 ~中国の新世代の心をくすぐる大胆なデザインの中型セダン~”. 日産自動車株式会社 ニュースリリース (2015年10月26日). 2015年12月11日閲覧。
  5. ^ ジヤトコ、ベストセラー変速機CVTの改良型を新開発し、中国向け日産・ラニアに搭載”. clicccar (2015年10月22日). 2015年12月11日閲覧。

関連項目

外部サイト