日進駅 (北海道)

日本の北海道名寄市にある北海道旅客鉄道の駅

日進駅(にっしんえき)は、北海道上川総合振興局名寄市日進にある北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線である。駅番号W49電報略号ニン

日進駅
JR Soya-Main-Line Nisshin Station building.jpg
待合室(2017年10月)
にっしん
Nisshin
W48 名寄 (4.0 km)
(11.0 km) 智恵文 W51
所在地 北海道名寄市日進
北緯44度22分54秒 東経142度28分2.8秒 / 北緯44.38167度 東経142.467444度 / 44.38167; 142.467444
駅番号 W49
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 宗谷本線
キロ程 80.2 km(旭川起点)
電報略号 ニン
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1959年(昭和34年)11月1日
備考 無人駅
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歴史編集

気動車列車の運行開始に伴い、地元の要望を受けて設置された[1]

 
1977年の日進駅と周囲約500m範囲の状況。上が稚内方面。名寄側に道道939号の踏切があり、待合室はホームから少し離れた道路脇にある。道路右へは、なよろ健康の森、左へは天塩川を渡って陸上自衛隊名寄駐屯地に至る。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
  • 1955年昭和30年)12月1日:日進仮乗降場設置[1][注釈 1]
    • 設置に際し、ホーム床板の木材と労働力は住民が提供した[1]
  • 1956年(昭和31年)4月:待合室設置[1]
    • 敷地の寄付を受け、住民が名寄町(当時)と名寄農業協同組合(現在の道北なよろ農業協同組合の前身)の援助を受けて完成させた[1]
  • 1959年(昭和34年)11月1日日本国有鉄道宗谷本線名寄駅 - 智東駅間に新設開業[2]。旅客のみ取扱い。
  • 1987年(昭和62年)4月1日国鉄分割民営化により、北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅となる。
  • 2020年令和2年)12月9日:JR北海道が、2021年度より地元自治体(名寄市)による維持管理に移行することを発表[JR北 1]
  • 2021年(令和3年)4月:名寄市による維持管理に移行[新聞 1]

駅名の由来編集

所在地名より。当地に岐阜県から和人が入植した際「日進月歩」の意味を込めて「日進」と名付けたことに由来する[3][4][5]

駅構造編集

地上駅。線路の稚内方面に向かって右手側に単式ホーム1面1線を有する、分岐器を持たない棒線駅となっている[6]

開業時からの無人駅名寄市管理)[7]で、ホーム南側の出入口から少し離れた位置に、小波鉄板張りで、中央出入口部分に小さな合掌を設けた待合所を有する[6][8]。。駅舎に掲げられている「日進」の駅銘板記載のマークは、名寄市の旧市章である[9]。ホームは木製で[8]、旭川方にスロープを有し駅施設外に連絡している[6]。トイレの設備はない[10]

利用状況編集

乗車人員の推移は以下のとおり。「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。

年度 乗車人員 出典 備考
年間 1日平均 JR調査
1992年(平成04年) (1) [11] 乗降人員2人
2015年(平成27年) 1名以下 [JR北 2]
2016年(平成28年) 0.4 [JR北 3]
2017年(平成29年) 0.4 [JR北 4]
2018年(平成30年) 0.0 [JR北 5]
2019年(令和元年) 0.0 [JR北 6]
2020年(令和02年) 0.2 [JR北 7]
2021年(令和03年) 0.2 [JR北 8]

駅周辺編集

上川盆地が終わり北見山地が近づいてくる位置にある[5]。ホームからはピヤシリ山が望める[8]。畑作地帯である。駅の西隣にはゲストハウスがある。

隣の駅編集

北海道旅客鉄道(JR北海道)
宗谷本線
名寄駅 (W48) - 日進駅 (W49) - *智東駅 - *北星駅 (W50) - 智恵文駅 (W51)
*:打消線は廃駅

脚注編集

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注釈編集

  1. ^ 施設名称については『新名寄市史』では「乗降場」となっているが、本項目中では便宜上「仮乗降場」と記載する。

出典編集

  1. ^ a b c d e 『新名寄市史』(2) (2000), pp. 434–435.
  2. ^ 書籍『日本鉄道旅行地図帳 全線全駅全廃線 1 北海道』(監修:今尾恵介新潮社2008年5月発行)46ページより。
  3. ^ 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、176頁。ASIN B000J9RBUY 
  4. ^ 書籍『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』(監修:太田幸夫、富士コンテム、2004年2月発行)121ページより。
  5. ^ a b c 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館1983年7月発行)179ページより。
  6. ^ a b c 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館1993年6月発行)145ページより。
  7. ^ 書籍『無人駅探訪』(監修:西崎さいき、文芸社2011年6月発行)148ページより。
  8. ^ a b c d 書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社2008年8月発行)208ページより。
  9. ^ 『鉄道ジャーナル』通巻654号 pp.28-29
  10. ^ 旭川支社管内駅紹介 - 宗谷本線 日進駅 - JR北海道旭川支社、2018年1月27日閲覧。
  11. ^ 二見康生 編 『北海道630駅』小学館〈JR・私鉄各駅停車〉、1993年6月20日、145頁。ISBN 4-09-395401-1 

JR北海道編集

  1. ^ “来春のダイヤ見直しについて” (PDF) (プレスリリース), 北海道旅客鉄道, (2020年12月9日), オリジナルの2020年12月9日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20201209060401/https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20201209_KO_kaisei.pdf 2020年12月10日閲覧。 
  2. ^ 極端にご利用の少ない駅(3月26日現在) (PDF)”. 平成28年度事業運営の最重点事項. 北海道旅客鉄道. p. 6 (2016年3月28日). 2017年9月25日閲覧。
  3. ^ 宗谷線(名寄・稚内間), (日本語) (PDF), 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区) (北海道旅客鉄道), (2017年12月8日), オリジナルの2017年12月30日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20171230090453/http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/senku/pdf/senku/04.pdf 2017年12月30日閲覧。 
  4. ^ 宗谷線(名寄・稚内間) (PDF)” (日本語). 北海道旅客鉄道 (2017年7月2日). 2017年12月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年7月13日閲覧。
  5. ^ 宗谷線(名寄・稚内間) (PDF)”. 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
  6. ^ 宗谷線(名寄・稚内間) (PDF)”. 地域交通を持続的に維持するために > 輸送密度200人以上2,000人未満の線区(「黄色」8線区). 北海道旅客鉄道. p. 3・4 (2020年10月30日). 2020年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月3日閲覧。
  7. ^ 駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月14日閲覧。
  8. ^ 駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月3日閲覧。

新聞記事編集

  1. ^ “無人18駅、自治体管理へ JR北海道 経営難で急拡大”. 北海道新聞. (2021年2月5日). オリジナルの2021年2月6日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/QVPN7 2021年2月6日閲覧。 

参考文献編集

  • 武田元秀、山井美希(写真)「最北端最後の砦 孤高の一本道」『鉄道ジャーナル』第55巻第4号(通巻654号)、成美堂出版、2020年4月1日、 24-33頁、 ISSN 0288-2337
  • 名寄市史編さん委員会 編 『新名寄市史』 2巻、名寄市、2000‐11。 

関連項目編集

外部リンク編集