日高線の記憶
『日高線の記憶』(ひだかせんのきおく、英:memory of the Hidaka Line)は、北海道新聞社が2021年2月に刊行した書籍[1]。同年3月末をもって路線の大半の区間(廃止前の全長146.5km中116.0km)が廃止された日高本線を扱っている[2]。著者は写真家の番匠克久[1][2]。
番匠による沿線写真を主体とした内容で[2]、沿線住民によるエッセイや駅舎イラストも掲載されている[1]。刊行から1週間で初刷3500部が完売し、1500部が増刷された[3]。
映画『日高線と生きる』への協力
編集番匠克久は、サツゲキで2021年10月23日に公開される記録映画『日高線と生きる』に、写真協力という形で携わっている[4]。当映画の監督の稲塚秀孝が『日高線の記憶』を見て感銘を受け、面識のなかった番匠に連絡を取って、映画本編やポスターに写真を使わせてほしいと頼んだという[4]。
サツゲキのロビーでは、映画の公開終了日まで番匠の写真展「日高線の記憶」も開かれ、映画に使われた写真など10点が展示される[4]。
脚注
編集参考文献
編集- 谷織恵 (2021年10月22日). “映画「日高線と生きる」あす公開”. 北海道新聞 さっぽろ10区: 3面