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旧富士銀行横浜支店(きゅう ふじぎんこうよこはましてん)は、神奈川県横浜市中区本町4丁目に所在する建築物である。1929年昭和4年)に完成し、2001年まで富士銀行の支店として使われた後、2005年より東京藝術大学大学院の校舎として使用されている。

東京藝術大学大学院
映像研究科馬車道校舎
Yokohama bashamichi03s3200.jpg
情報
旧名称 安田銀行横浜支店
富士銀行横浜支店
用途 大学
旧用途 銀行
設計者 安田銀行営繕課
施工 大倉土木(現 大成建設
建築主 安田銀行
構造形式 鉄筋コンクリート構造
建築面積 552.3 m² [1]
階数 地上3階、地下1階[2]
竣工 1929年
改築 1954年
所在地 231-0007
神奈川県横浜市中区本町4丁目44
座標 北緯35度26分57.73秒 東経139度38分14.13秒 / 北緯35.4493694度 東経139.6372583度 / 35.4493694; 139.6372583座標: 北緯35度26分57.73秒 東経139度38分14.13秒 / 北緯35.4493694度 東経139.6372583度 / 35.4493694; 139.6372583
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目次

建築編集

本町通り馬車道が交わる、現在の本町4丁目交差点角に、1929年昭和4年)に安田銀行横浜支店として建設された。1923年に11行が合同で設立された安田銀行は、大正末期から昭和初期にかけて各地に支店を設けたが、盛岡福島本所・横浜の支店はいずれもルスティカ積みの外壁と4本の付柱で構成され、よく似た外観をもっていた。本ビルはその中でも最大の規模で、かつ唯一現存するものである[1]1948年に財閥解体により安田銀行から富士銀行に行名が変更された後も、引き続き富士銀行横浜支店として使用され、1954年2月には南側に増築された[1]。富士銀行は2000年にみずほホールディングスの傘下に入り、本建物内の横浜支店は2001年に関内駅近くのビルへ転出し、統合時に横浜中央支店に店名変更した上で実店舗として現存する[3]日本建築学会より富士銀行に対し建物の保存に関する要望がなされ[4]、2002年には横浜市が建物を取得[5]。2003年度には、横浜市認定歴史的建造物に認定された[2]2005年より、東京藝術大学大学院映像研究科馬車道校舎として利用されている。ほかに横浜市内に元町中華街校舎(メディア映像専攻)、万国橋校舎(アニメーション専攻)のキャンパスがあり、馬車道校舎は映画専攻の講義が行われる[6]

富士銀行の後身であるみずほ銀行横浜支店は、本建物から本町通りを県庁方面に150mほど行った先にある[7]

脚注編集

  1. ^ a b c 『ヨコハマ建築慕情』p98-99
  2. ^ a b 横浜市認定歴史的建造物(横浜市都市整備局企画部都市デザイン室)
  3. ^ 『ハマの建築探検』p26-27
  4. ^ 富士銀行横浜支店ビル保存に関する要望書(日本建築学会)
  5. ^ 【歴史的建造物アーカイブ】旧富士銀行横浜支店(旧安田銀行横浜支店)
  6. ^ 東京藝術大学大学院映像研究科とは
  7. ^ 横浜支店(みずほ銀行店舗検索)

参考文献編集

  • 吉田鋼市『ヨコハマ建築慕情』鹿島出版会、1991年5月20日、98-99頁。ISBN 4-306-04284-7
  • NPO法人横浜シティガイド協会『ハマの建築探検』神奈川新聞社、2002年6月26日、26-27頁。ISBN 978-4-87645-315-3

外部リンク編集