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明石市立天文科学館(あかししりつてんもんかがくかん)は、兵庫県明石市にある、宇宙天文学をテーマとした博物館相当施設である。

Japanese Map symbol (Museum) w.svg 明石市立天文科学館
Akashi Municipal Planetarium
Akashi Minicipal Planetarium.jpg
明石市立天文科学館の位置(兵庫県内)
明石市立天文科学館
明石市立天文科学館の位置
施設情報
専門分野 天文学
事業主体 明石市
開館 1960年昭和35年)6月10日[1]
所在地 673-0877[1]
兵庫県明石市人丸町2番6号[1]
位置 北緯34度38分57.82秒 東経135度0分5.32秒 / 北緯34.6493944度 東経135.0014778度 / 34.6493944; 135.0014778座標: 北緯34度38分57.82秒 東経135度0分5.32秒 / 北緯34.6493944度 東経135.0014778度 / 34.6493944; 135.0014778
アクセス 山陽電気鉄道人丸前駅徒歩約2分
JR西日本明石駅徒歩約15分
外部リンク http://www.am12.jp/
プロジェクト:GLAM
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明石市立天文科学館の位置
右のドームがプラネタリウム投影室

目次

概要編集

1960年(昭和35年)に開館。現存する天文科学館の中では、日本で最初に竣工された科学館として知られている[2]。一番館の玄関横を通る子午線上に漏刻が設置され、また「JSTM」(Japan Standard Time Meridian=日本標準時子午線)と表示された時計塔がある。この塔は東経135度の日本標準時子午線の直上に建設されており、日本標準時子午線を示す標柱の役割もある。

1995年(平成7年)の阪神・淡路大震災では館が被害を受けたが[3][注釈 1]1998年(平成10年)3月15日に新装開館した[3]。同年建設省が発表した公共建築百選の一つに選定されている。また2010年(平成22年)には、開館50周年を迎え、同時に建物が国の登録有形文化財にも登録されている。

プラネタリウムが特に有名であり、伝統的な手動操作の主投影機に各種補助投影機やスライドなどを組み合わせて、学芸員の肉声解説・穏やかな生声ナレーションによる生番組等を投影している。このプラネタリウムについては、閉館後にプラネタリウムを借り切って投影を行う権利が2018年より明石市のふるさと納税の返礼品となっており[4]、実際に投影も行われている[5]

地上からの熱によるゆらぎの影響を出来る限り抑えるために時計塔の最上階・16階に作られた天体観測室には、口径40cmの反射式天体望遠鏡が設置され、月1回実施される天体観望会で公開されている。

館の南側をJR西日本山陽本線JR神戸線)と、山陽電鉄本線が通っており、これらの鉄道路線や車窓からもタワーがよく見えることから、明石市のランドマークにもなっている。

主な施設編集

  • プラネタリウム
  • 情報処理室
  • 展示室
    • 時のギャラリー
    • 天文ギャラリー
    • 特別展示室
    • 観測資料室
  • 天文サロン
  • 日時計広場
  • キッズルーム
  • 展望室
  • 天体観測室
  • 塔時計
  • 野外日時計

プラネタリウム概要編集

 
カール・ツァイス・イエナ製プラネタリウムUniversal23/3(UPP 23/3)
  • 本体製造 - カール・ツァイス・イエナ社(旧東ドイツ[6]
  • 機種 - Universal23/3 (UPP 23/3)
  • 公開 - 1960年6月10日[6]2015年(平成27年)3月時点では日本国内で現役最古[6][7][8][9]。世界でも5番目に古い現役大型投影機。また国内で最も長期運用[10]となった)。もともと、名古屋市の発注によって製作された機械であったが、同市が伊勢湾台風の被害により購入を断念、明石市が1億円のところを半値以下の4500万円で購入した[11]
  • ドーム直径 - 20m
  • 座席数 - 417席
  • 2017年よりコニカミノルタプラネタリウムのデジタル投影機「SUPER MEDIAGLOBE II」を導入し、映像表現を強化している。

塔時計概要編集

  • 現在の塔時計は3代目。服部セイコー(現・セイコーホールディングス。事業はセイコータイムシステムが継承)より寄贈を受けて1997年6月18日に設置。
  • 文字盤直径:6.2メートル、重量:約4トン。
  • 2代目塔時計も服部時計店(→服部セイコー)より寄贈を受け1978年12月1日に設置[12]。阪神・淡路大震災で被災し震災発生時刻で停止した。1995年2月17日に仮復旧の後、1996年10月30日に震災復旧工事のため撤去され神戸学院大学へ移設。

所在地編集

〒673-0877 兵庫県明石市人丸町2番6号

交通編集

熟睡プラ寝たリウム編集

日本プラ寝たリウム学会が主催するプラネタリウム実施中に睡眠可能なイベント[13][14][15][16]。明石市立天文科学館では自分のの持ち込みも可能で、一睡もしなかった人には「完徹証明書」、眠った人には「熟睡証明書」が贈られた。

周辺情報編集

脚注編集

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注釈編集

  1. ^ 西側の塔頂上部に設置されている光学望遠鏡に強風等で振動が加わるのを防ぐため、当初より塔部分は内塔・外塔の二重構造になっていた。震災で外塔に大きな被害はなかったが、内塔が内部で折れてしまったため、外塔・ドーム・館内設備の修復に加え、内塔を再構築する大工事になった。

出典・脚注編集

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  1. ^ a b c 駒崎秀樹(2015年2月26日). “明石市立天文科学館:55年前の思い出語って プラネタリウム、来月の稼働2万日で募集”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
  2. ^ 2012年6月26日 FM802THE NAKAJIMA HIROTO SHOW 802 RADIO MASTERS」から。
  3. ^ a b 駒崎秀樹(2015年1月20日). “私の20年:阪神大震災を糧に/7 長尾高明さん”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
  4. ^ “あなたならどう使う? ふるさと納税に「貸し切りプラネタリウム」”. 神戸新聞. (2018年8月28日). https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201808/0011585237.shtml 2018年11月7日閲覧。 
  5. ^ “<プラネタリウム>私たちだけの星空 ふるさと納税返礼、貸し切りショー 明石・天文科学館 /兵庫”. 毎日新聞. (2018年11月6日). https://mainichi.jp/articles/20181106/ddl/k28/040/359000c 2018年11月7日閲覧。 
  6. ^ a b c 駒崎秀樹(2015年3月28日). “なるほドリ:明石のプラネタリウムって古いの?”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
  7. ^ 国内現役最古のプラネタリウム投影機、引退へ
  8. ^ ◆ 日本最古のプラネタリウムを世界最新の座席で楽しもう ~明石市立天文科学館 プラネタリウム座席をリニューアル~ ◆
  9. ^ 日本最古のプラネタリウムがある時と宇宙の科学館
  10. ^ これまでは旧大阪市立電気科学館の投影機であった
  11. ^ 「長寿日本一」カールツァイス製プラネタリウム 明石(朝日新聞2012/08/22)
  12. ^ 地上50メートル程に位置する時計の針が明石海峡を吹き抜ける強風により進められたり押し戻されたりして、まれに正しくない時刻を指していたこともあり、各種機構が強化された。
  13. ^ “「星」見ながら熟睡 満足…兵庫・明石”. yomiDr.. (2012年11月24日). オリジナルの2012年12月19日時点によるアーカイブ。. https://archive.is/20121219052854/http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=68495 
  14. ^ “熟睡プラ寝たリウム:お父さんお疲れね、星空見上げうとうと−−きょう大崎生涯学習センター /宮城”. 毎日新聞. (2012年11月23日). オリジナルの2013年1月11日時点によるアーカイブ。. https://archive.is/20130111193936/mainichi.jp/area/miyagi/news/20121123ddlk04040076000c.html 
  15. ^ “熟睡プラ寝たリウム:「眠くなる話題」満載 明石市立天文科学館、23日にイベント /兵庫”. 毎日新聞. (2012年11月20日). オリジナルの2013年1月11日時点によるアーカイブ。. https://archive.is/20130111211258/mainichi.jp/area/hyogo/news/20121120ddlk28040468000c.html 
  16. ^ 熟睡プラ寝たリウム”. 星の観察館「満天星」. 2013年2月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年1月27日閲覧。

参考資料編集

  • 「星投影 見えた長寿日本一 明石のプラネタリウム、保守・修理18年手掛ける」 明石市立天文科学館館長 長尾高明 (日本経済新聞 平成24年8月9日(木)朝刊 文化)

関連項目編集

外部リンク編集