星めぐりの歌

日本の歌

星めぐりの歌」(ほしめぐりのうた)は、宮沢賢治作詞作曲の歌[1][2]。賢治の著作『双子の星』にて歌詞が用いられるほか、『銀河鉄道の夜』にも登場する。

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楽譜は一時的に使用不能です。
  • 作詞・作曲者の宮沢賢治の死去(1933年)から50年以上経過しており、著作権は消滅している[注釈 1]

概要編集

歌に登場する「あかいめだまのさそり」とはさそり座の心臓アンタレス、「あをいめだまの小いぬ」とはおおいぬ座シリウスであり、「へびのとぐろ」とは逆S字が特徴のりゅう座のことである。また「小熊のひたいのうへは そらのめぐりのめあて」とは北極星のことを指していると思われるが、北極星は本来こぐま座の尾の先の星である。

α星を「めだま」と表現するなど、星座の一般的な解釈とは異なる部分もあるが、歌詞は夜の天空の幻想的なイメージに満ちている。主旋律は親しみやすい五音音階で構成されており、BGMや様々な派生作品中のテーマ曲に採用されている。

内容編集

あかいめだまの さそり
ひろげた鷲の  つばさ
あをいめだまの 小いぬ、
ひかりのへびの とぐろ。

オリオンは高く うたひ
つゆとしもとを おとす、
アンドロメダの くもは
さかなのくちの かたち。

大ぐまのあしを きたに
五つのばした  ところ。
小熊のひたいの うへは
そらのめぐりの めあて。

本曲が使用・編用された主な作品編集

他人による作曲編集

賢治の歌詞を用いて新たに曲を付けたものがいくつか発表されており、丸山亜季鈴木輝昭瑞木薫ZABADAK(「双子の星」のタイトルで)などによる「星めぐりの歌」が出版されている。

脚注編集

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注釈編集

  1. ^ 一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)の作品データベース検索サービス(J-WID)において、作品タイトル「星めぐりの歌」、著作者名「宮沢賢治」で検索すると、「作曲作詞」の著作権は消滅していることが確認できる。

出典編集

  1. ^ 国立音楽大学付属図書館、宮沢賢治の世界、2020年5月21日閲覧
  2. ^ Basso Continuo's Music Page、星と歌-宮澤賢治-、2020年5月21日閲覧

関連項目編集

外部リンク編集