映画撮影(えいがさつえい、英語: Cinematography古代ギリシア語のκίνημα、kìnema=「動き(movement)」とγράφειν、gràphein=「書く(to write)」)は、動画(最近では電子ビデオカメラなどによるものも含む)に対する撮影の技法である。

Arri Alexa英語版, デジタルムービーカメラ
ゼンマイ式ボレックス16mmカメラ(参考:映画用カメラ

概要 編集

撮影監督は、レンズを通して物体からの反射光を実像に収束させ、映画用カメラ内のイメージセンサまたは感光材料に転送する[1]。このような露光は逐次作成され、後で処理して動画として見るために保存される。電子イメージセンサで画像を取り込むと、画像の各ピクセル電荷が発生し、電子的に処理英語版されてビデオファイルに保存され、その後の処理または表示に使用される。

写真乳剤を塗布した写真乾板で撮影した画像は、フィルム上に目に見えない一連の潜像を形成し、それが化学的に「現像」されて目に見える画像英語版となる。フィルム上の画像は、同じ動画を見るために映写されることになる。

映画撮影は、科学ビジネス娯楽マスコミなど多くの分野で利用されている。

歴史 編集

脚注 編集

  1. ^ Spencer, D A (1973). The Focal Dictionary of Photographic Technologies. Focal Press. p. 454. ISBN 978-0133227192 

関連項目 編集

外部リンク 編集