春日神社 (米沢市)

日本の山形県米沢市の神社

春日神社(かすがじんじゃ)は、山形県米沢市にある神社。祭神春日四柱大神春日権現)。米沢藩上杉家の氏神で、春日山林泉寺の鎮守であった。

春日神社
所在地 山形県米沢市丸の内1
位置 北緯37度54分32.17秒 東経140度6分13.48秒 / 北緯37.9089361度 東経140.1037444度 / 37.9089361; 140.1037444 (春日神社)座標: 北緯37度54分32.17秒 東経140度6分13.48秒 / 北緯37.9089361度 東経140.1037444度 / 37.9089361; 140.1037444 (春日神社)
主祭神 春日四柱大神
地図
春日神社の位置(米沢市街内)
春日神社
春日神社
春日神社 (米沢市街)
春日神社の位置(山形県内)
春日神社
春日神社
春日神社 (山形県)
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歴史 編集

上杉謙信大和国春日大社より分霊し、越後国春日山城に創設した。上杉家の会津藩・米沢藩転封に伴って移転し、元和3年(1617年)に林泉寺とともに林泉寺境内に移転した。

明和4年8月1日(1767年8月24日)、上杉治憲は養父の上杉重定隠居に伴って家督を相続する折に、江戸藩邸からの内使をもって極秘のうちに、新藩主としての決意を表明した誓詞を奉納させた。この誓詞の存在が公に知られたのは、慶応元年(1865年)に林泉寺学寮の火災で、神器を延焼から守るために運び出した際のことであった。

明治9年(1876年)に大乗寺邸、同27年(1894年)に米沢城本丸西南の隅に遷座されたが、大正8年(1919年)の米沢大火で焼失し、松岬神社に合祀されていたが、昭和56年(1981年)に上杉神社南側に再建される。

参考文献 編集