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春日神社 (高浜市)

愛知県高浜市春日町にある神社

春日神社(かすがじんじゃ)は、愛知県高浜市春日町に鎮座する神社旧社格郷社で高浜の総氏神である。

春日神社
春日神社拝殿
所在地 愛知県高浜市春日町2丁目1番地8
位置 北緯34度56分01.2秒
東経136度59分08.1秒
主祭神 天津児屋根命(あめのこやねのみこと) 他6柱
社格 旧郷社
創建 不明
別名 春日神社・八剱社
例祭 10月第1週の日曜日とその前日
主な神事 おまんと祭り
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祭神編集

由緒編集

創建年代は定かではない。往古は天津児屋根命は大明神山に、武甕槌命は鹿島に、経津主命は古宮に、姫大神は古春日に鎮座されていた。この4柱の神を古春日の地に合祀し、春日大明神と称した。建武(1334年)以降兵乱相次ぎ、春日神社も兵火に罹り旧記を失ったと伝えられる。永正年中(1504 - 1520年)鎮座地を今の社地に移した。

春日神社は高浜の総氏神である。古来高浜は十組の集落に分かれ、各組にはそれぞれ鎮守の神祠があって、異なった祭日をもちこれに奉仕していた。春日神社はそれらの各集落の総氏神として、各組挙ってこれに奉仕し、敬仰最も篤かったことが記録に残っている[2]

祭祀編集

10月の第1日曜日とその前日の土曜日にはおまんと祭りが行われている。高浜おまんと祭りの記録は享和3年(1803年)の「高浜村祭礼之由来」が最も古い。現在は7町が馬を出し、上は青木町春日町沢渡町稗田町、下は碧海町二池町田戸町となっている。このおまんとの奉納にあたり、8月下旬に7町から祭礼のシンボルである「神馬」を出す町が決定される。以後、神馬の町は全責任者である「大目付」のもとに「氏子委員」「馬目付」「若衆頭長」が中心となって祭礼が運営される[3]

西三河(旧碧海郡)及び知多の知多湾沿岸地域でも「おまんと」などのかけ馬の神事が奉納されているが、中でも高浜の「おまんと」はその規模と若衆の意気において近郷に名高く、全国的にも有名で、祭礼には他地域からも多くの参詣者を集めている[4]

また毎月の第1、第3、第4日曜日の10:00より月次祭、旬祭が執り行われており、その際に初宮参り、車の交通安全祈願祭、厄払いなどの一般祈祷も合わせて行われている[5]

例祭編集

 
御馬塔(おまんと)祭り

例祭は通称御馬塔(おまんと)祭りと呼ばれ、人馬一体となって駆け抜けていく勇壮な祭礼であり、高浜市指定無形民俗文化財にも指定されている。[6]

社地編集

大山と称される海抜約17mの高地であり、広い境内には桜や藤、紅葉、松、檜、榊など多くの木々があり、自然豊かである。特に桜は有名で、大山の千本桜と言われ、毎年ライトアップもされ、桜まつりなども開催されている。また秋にも心字池周辺の紅葉のライトアップも行われている。[7]

また境内には、八剱社(はっけんしゃ)や津島神社、高浜神社(旧靖国神社)、御鍬社、森前秋葉神社、山ノ神社、金刀比羅神社、稲荷社、若宮神社、秋葉社、服部天満宮、津島社など多くの境内社が鎮座している。

現地情報編集

脚注編集

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  1. ^ 『高浜市史』所引
  2. ^ 『高浜町の姿』1957年
  3. ^ 高浜市やきものの里かわら美術館『市制45周年特別展 馬、たてまつる -埴輪からおまんと、競馬まで-』高浜市やきものの里かわら美術館, 2015年
  4. ^ 高浜市誌編纂委員会『高浜市誌資料16 高浜のおまんと』高浜市教育委員会, 1987年
  5. ^ 春日神社の掲示板
  6. ^ 高浜市指定無形民俗文化財 おまんと祭り 高浜市観光協会、2016年1月17日閲覧。
  7. ^ 大山千本桜 高浜市観光協会、2016年1月17日閲覧。

参考文献編集

  • 『高浜市史』
  • 『高浜町の姿』高浜中学校、高浜中学校、1957年。

外部リンク編集