昭和文化

昭和時代の文化

昭和文化(しょうわぶんか)は、昭和天皇が在位した時代(昭和元年(1926年12月25日 - 昭和64年(1989年1月7日)に開花した文化を指す。

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第二次世界大戦まで編集

昭和天皇即位(昭和元年(1926年12月25日)から第二次世界大戦終結(昭和20年(1945年8月15日)までを指す。大都市では近代的な市民文化が定着しはじめるが、1930年代後半、特に日中戦争以降しだいに軍国主義的な要素が濃くなっていく。

封建遺制編集

近代文化の大衆化編集

第二次世界大戦後編集

連合国占領時代編集

第二次世界大戦終結(昭和20年、1945年)から、サンフランシスコ平和条約発効(昭和27年、1952年)に伴うイギリス軍アメリカ軍をはじめとする連合国軍占領終了までの戦後混乱期戦後復興期GHQのもと民主化が進められる。政治や社会の混乱の中で、戦後復興が進められた。

民主化と逆コース
社会混乱

戦後復興から東京オリンピックへ編集

サンフランシスコ平和条約発効(昭和27年、1952年)による独立回復から、東京オリンピック(昭和39年、1964年)まで。庶民生活にも豊かさが流れ込み、高度経済成長が始まる。

東京オリンピック後から円高不況まで編集

概ね東京オリンピック(昭和39年、1964年)から、プラザ合意(昭和60年、1985年)までを指す。高度経済成長によってもたらされた消費文化が広く行き渡り、一億総中流と呼ばれた時期である。「サザエさん」の他、「ドラえもん」「ちびまる子ちゃん」など、「戦後」の日本を維持しているとされるアニメーションは、この時期を舞台にしている。

昭和文化の対象となる事物・人物編集

事物編集

「昭和元年代の事物」および「昭和10年代の事物」については、昭和モダン#事物を参照の事。

昭和20年代編集

昭和30年代編集

 
廃止された昭和53年(1978年)当時の京都市電

昭和30年代から40年代にかけて広く使われたが、その後に代替となるものが開発されたり、社会事情の変化で不要になったりして廃れていったもの、廃れていきつつあるものが対象となる。

昭和40年代編集

 
Secret Ball(卓上おみくじ)

昭和50年代編集

昭和60年代編集

昭和60年(1985年)~昭和64年(1989年1月7日(4年1週間) バブル景気も参考とする

 
プロデューサー巻き/襟立て

人物編集

「昭和元年代の人物」および「昭和10年代の人物」については、昭和モダン#人物を参照の事。

昭和20年代編集

昭和30年代編集

昭和40年代編集

昭和50年代編集

昭和60年代編集

昭和文化を舞台(もしくはモチーフ、オマージュ)に後年に創作・執筆・製作された娯楽作品編集

「昭和元年代」および「昭和10年代」を舞台(もしくはモチーフ、オマージュ)に後年に創作・執筆・製作された娯楽作品については、昭和モダン#昭和モダンを扱った作品も参照の事。

昭和元年代 - 昭和20年代(戦前・戦中・戦後)編集

昭和30年代編集

昭和40年代編集

昭和50年代編集

昭和60年代(1989年(昭和64年)1月7日まで)編集

架空の昭和70年代以降編集

現実世界の昭和は64年で終了しているが、創作作品には64年以降も「昭和」が存続しているという設定の物も存在している。これには純粋な昭和文化以外に、現実世界とは別のパラレルワールドを示す事を意図した場合もある。

また、『トップをねらえ!』や『Project BLUE 地球SOS』、『20世紀少年』など、劇中で「昭和」の元号こそ使用されていないものの、昭和文化を感じさせる未来世界を描いた作品も存在している。レトロフューチャーも参照。

脚注編集

注釈編集

  1. ^ 2011年に東日本大震災に誘発されて福島第一原子力発電所事故が発生した後は、同事故と込みで語られることが多くなった。

出典編集

関連項目編集