昭和37年台風第10号

昭和37年台風第10号(しょうわ37ねんたいふうだい10ごう、国際名:Opal / オパール[1])は、1962年8月に発生し、台湾中国を襲った後に日本海温帯低気圧に変わり、その後北海道を通過して被害をもたらした台風である。

台風第10号(Opal)
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台風10号
台風10号
発生期間 1962年8月2日6時 - 8月9日6時(UTC)
寿命 7日間
最低気圧 900 hPa
最大風速
米海軍解析)
145 knot(1分間平均)
プロジェクト : 気象と気候災害
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概要編集

 
進路図

1962年8月2日にマリアナ諸島の西方で台風10号が発生[2]。台風は発達しながら北上して、最盛期には中心気圧900mb(hPa)にまで成長。6日には台湾を経て中国大陸に上陸した。その後も北上を続け、8日に朝鮮半島に再上陸した[3]。その後日本海で中心気圧984 mbにまで衰弱して温帯低気圧に変わったが[4]、温帯低気圧は9日になるとやや再発達しつつ北海道に接近し (21時には北海道の西海上で中心気圧982 mbになった)[3] 、10日3時に北海道留萌市付近に上陸[4]。北海道を横断し、網走沖から千島中部方面に進んだ[3]

影響・被害編集

北海道はこの台風の襲来前にも台風9号に襲われており、大きな被害が出ているが、この台風においても台風9号の際と同様に北海道南西部に大雨が降った[4]

この台風による北海道での被害は、死者2人、負傷者7人、全壊家屋14棟、流失2棟、半壊34棟、床上浸水772棟、床下浸水10,210棟などで、台風9号の時よりも人的被害は少ないものの、このほかにも河川160件、道路53件、橋19ヶ所、漁船116隻、港湾21件に被害が生じ、被災被害額は総計5億5997万円に達した[3]

また、日本以外では台湾でも大きな被害が発生しており、多数の犠牲者が報告されている。

脚注編集

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外部リンク編集