昭和37年台風第7号
昭和37年台風第7号(しょうわ37ねんたいふうだい7ごう、国際名:Louise[1] / ルイーズ)は、1962年7月に紀伊半島に上陸した台風である。
台風第7号 Louise(ルイーズ) | |
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カテゴリー1の タイフーン (SSHS) | |
発生期間 | 1962年7月21日0時 - 7月28日0時 (UTC) |
寿命 | 7日間 |
最低気圧 | 960 hPa |
最大風速 (気象庁解析) |
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最大風速 (米海軍解析) |
80 knot (1分間平均) |
被害総額 | |
死傷者数 | 死者13人・負傷者27人・行方不明者1人 |
被害地域 | ![]() |
概要編集
1962年7月21日に南鳥島の南東で台風7号が発生。台風は発達しながら北上して、27日13時頃に、中心気圧970hPa・最大瞬間風速33m/sの勢力で和歌山県周参見町に上陸し、奈良県、滋賀県を通過。翌28日の朝に岐阜県の南部で消滅した[2]。
影響・被害編集
台風の影響で、奈良県天川村の山上ヶ岳では759mmもの雨が降り、 静岡県の浜岡町、湖西町で山崩れによって4人が死亡し、同県で27戸の家屋が全壊、21戸が半壊、60か所の道路が損壊、橋梁17か所が流失、1,151haの田畑が冠水したのをはじめとし、東海地方・近畿地方・四国地方の各地で13人が死亡、27人が負傷し、1人が行方不明となった[2]。また、住宅28棟が全壊、17棟が半壊、142棟が破損、2棟が流失、1,426棟が床上浸水、8,949棟が床下浸水、船舶7隻が沈没などの被害を受けた[2]。