昭栄福島ショッピングセンター
昭栄福島ショッピングセンター(しょうえいふくしまショッピングセンター)は、福島県福島市にあったショッピングセンター。核テナントはイトーヨーカドー福島店であった。
昭栄福島ショッピングセンター | |
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地図 | |
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店舗概要 | |
所在地 |
〒960-8068 福島県福島市太田町13番4号 |
座標 | 北緯37度45分14秒 東経140度27分23秒 / 北緯37.75386度 東経140.45647度座標: 北緯37度45分14秒 東経140度27分23秒 / 北緯37.75386度 東経140.45647度 |
開業日 | 1985年(昭和60年)1月 |
閉業日 | 2024年(令和6年)5月6日 |
施設所有者 | ヒューリック |
施設管理者 | イトーヨーカドー |
敷地面積 | 23,750 m² |
商業施設面積 | 8,752 m² |
中核店舗 | イトーヨーカドー福島店 |
営業時間 | 10時~21時 |
駐車台数 | 680台 |
外部リンク | イトーヨーカドー福島店(ウェブアーカイブ) |
概要
編集JR福島駅西口の一等地に位置し[1]、イトーヨーカドー福島店が入居していた。
隣接して北側にホテル福島グリーンパレス、福島ビューホテル(現在のザ・セレクトン福島)が位置する。もともと当地には昭栄製糸福島工場が所在し[2]、1982年(昭和57年)の東北新幹線大宮―盛岡駅間開業を機に周辺の再開発事業が進む中で[3]、工場跡地にこれら3施設が建設されることになり、当ショッピングセンターは1985年(昭和60年)1月に開業[2]した。このため、土地・建物は現在でも昭栄製糸の流れをくむヒューリックが所有する[4][3]。
店舗部分は地上3階建て。平面駐車場のほか2~3階と屋上部分に自走式の立体駐車場が設置されている。この駐車場部分は銀泉が運営するGSパーク福島として管理が委託され、24時間利用が可能であった(22時から8時30分までは入庫不可)。福島店は、当初から太田町商店街振興組合に加入し、駐車場を2時間無料にして回遊性を高めたり、駐車場で地域の夏祭りを開催するなど、地域貢献に熱心だった[3][1]。
2023年(令和5年)3月、イトーヨーカ堂は経営合理化のため国内店舗を2割超削減し、首都圏に集約する方針を示し[2][5]、2024年(令和6年)5月6日に福島店、続いて5月26日には郡山店も閉店し、福島県内から撤退した[6][7][8][2][9][5]。閉店した郡山店の後継テナントとして入居するヨークベニマルは、2024年4月10日の決算会見で福島店跡地には「条件が合えば入居したい」と発言していた[10]。
解体へ
編集敷地内の駐車場は、2024年6月中旬からパラカが月決めと時間貸しの駐車場として活用を始め[4]、土地と建物を所有するヒューリックは、地質調査を行い、建物は2025年(令和7年)4月以降、解体されることになった。同社は解体後の跡地利用について、「あらゆる選択肢を含めて検討している」とコメントしている[11]。これに伴い、駐車場の営業は3月末で終了する[11]。
主な店舗
編集閉店した店舗
編集交通
編集脚注
編集- ^ a b “さよならイトーヨーカドー福島店 相次ぐ駅前シンボルの消滅”. NHK福島WEB特集. NHK福島放送局 (2024年6月7日). 2024年7月11日閲覧。
- ^ a b c d 「暮らし支えた40年に幕 ヨーカドー福島店閉店」『福島民報』2023年5月7日。2024年7月11日閲覧。
- ^ a b c “イトーヨーカドー福島店閉店で加速する中心市街地空洞化”. 政経東北. (2023年11月18日) 2024年9月7日閲覧。
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の日付が不正です。 (説明)⚠ - ^ a b 「6月中旬から駐車場活用 閉店したイトーヨーカドー福島店 パラカが月決め・時間貸し」『福島民報』2023年5月28日。2024年7月11日閲覧。
- ^ a b “「ポテトを食べ電車を待った」…ヨーカドー福島店、39年の歴史に幕”. 読売新聞. (2024年5月21日) 2024年1月10日閲覧。
- ^ 「イトーヨーカ堂、福島から撤退 来年5月メド 2店閉店」『日本経済新聞』2023年9月20日。2024年7月11日閲覧。
- ^ 力丸祥子、斎藤徹「イトーヨーカドー、福島県から完全撤退へ 2店舗が来年5月ごろ閉店」『朝日新聞デジタル』2023年9月21日。2024年7月11日閲覧。
- ^ 「イトーヨーカドー閉店日発表 福島店5月6日、郡山店5月26日」『福島民友新聞』2024年1月10日。オリジナルの2024年1月10日時点におけるアーカイブ。2024年7月11日閲覧。
- ^ “イトーヨーカドー福島店が閉店 経営合理化、39年の歴史に幕”. 毎日新聞. (2024年5月6日) 2024年1月10日閲覧。
- ^ 斎藤徹 (2024年4月11日). “ヨーカドー福島店後継検討「条件が合えば」 ヨークベニマル会長”. 朝日新聞デジタル 2024年1月10日閲覧。
- ^ a b 「イトーヨーカドー福島店解体へ 4月以降着手、敷地の駐車場3月終了」『福島民報』2025年2月26日。2025年3月1日閲覧。
外部リンク
編集- イトーヨーカドー福島店(ウェブアーカイブ)
- “さよならイトーヨーカドー福島店 相次ぐ駅前シンボルの消滅”. NHK福島WEB特集. NHK福島放送局 (2024年6月7日). 2024年7月11日閲覧。