最後の忠臣蔵

日本の連作小説集およびそれに収録された小説、メディアミックス作品

最後の忠臣蔵』(さいごのちゅうしんぐら)は、池宮彰一郎の連作短編小説集。『四十七人目の浪士』(しじゅうしちにんめのろうし)と題し「新潮書き下ろし時代小説」として1994年7月に新潮社より刊行、1997年新潮文庫より文庫化された。赤穂事件の生き残りである赤穂浪士寺坂吉右衛門にスポットを当てた作品である。

四十七人目の浪士/最後の忠臣蔵
著者 池宮彰一郎
発行日 1994年7月
発行元 新潮社
ジャンル 連作短編小説
時代小説
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 上製本
ページ数 237
コード ISBN 978-4-10-387202-3
ISBN 978-4-10-140813-2文庫判
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2004年NHK総合金曜時代劇』にて『最後の忠臣蔵』の題名でテレビドラマ化、2010年に同名で角川映画により映画化された。テレビドラマ化にあわせて同名に改題した角川文庫版が刊行されている。

収録作品 編集

収録作は「仕舞始」「飛蛾の火」「命なりけり」「最後の忠臣蔵」の4編である。

書誌情報 編集

テレビドラマ 編集

最後の忠臣蔵
ジャンル 時代劇
原作 池宮彰一郎
脚本 ジェームス三木
演出 重光亨彦
出演者 上川隆也
香川照之
和久井映見
北大路欣也
津川雅彦
江守徹
エンディング 五木ひろし雪燃えて
製作
製作総指揮 大津山潮
金澤宏次
プロデューサー 松前洋一
鶴間和夫
制作 NHK
放送
放送国・地域  日本
放送期間2004年11月5日 - 12月10日
放送時間金曜21:15 - 21:58
放送枠土曜時代劇 (NHK)
放送分43分
回数6
公式サイト
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最後の忠臣蔵』は、NHK総合の『金曜時代劇』で2004年11月5日から12月10日まで放送された。全6回。初回に討ち入りが描かれた。

NHK BSプレミアムの『BS時代劇』で2016年4月1日から5月6日までアンコール放送された[1]

キャスト 編集

主要人物 編集

その他 編集

ほか

スタッフ 編集

放送日程 編集

放送回 放送日 サブタイトル
第1回 11月05日 吉良邸乱入
第2回 11月12日 無念の逃亡
第3回 11月19日 男と女
第4回 11月26日 死を賭けて
第5回 12月03日 忘れがたみ
最終回 12月10日 花嫁の父

受賞 編集

関連商品 編集

DVD
NHK総合 金曜時代劇
前番組 番組名 次番組
最後の忠臣蔵
華岡青洲の妻
(間に慶次郎縁側日記再放送が挟む)
NHK BSプレミアム BS時代劇
大岡越前3
(2016年1月15日 - 3月4日)
最後の忠臣蔵(アンコール)
(2016年4月1日 - 5月6日)
立花登青春手控え
(2016年5月13日 - 7月1日)

映画 編集

映画『最後の忠臣蔵』は、角川映画による映画化作品で、2010年12月18日に公開された。杉田成道の監督、役所広司佐藤浩市の主演による。

脚注 編集

  1. ^ 再放送情報「最後の忠臣蔵」”. NHKドラマ. 日本放送協会 (2016年3月25日). 2018年3月10日閲覧。
  2. ^ 第22回 ATP賞テレビグランプリ”. ATP賞. 全日本テレビ番組製作社連盟. 2018年3月10日閲覧。

外部リンク 編集