月見が池(つきみがいけ)は、山梨県上野原市上野原にあるため池である。2010年(平成22年)3月25日農林水産省ため池百選に選定された[1]

月見が池
弁財天を望む盛夏の月見ヶ池
所在地 山梨県上野原市上野原
位置
月見が池の位置(日本内)
月見が池
北緯35度37分47秒 東経139度6分50秒 / 北緯35.62972度 東経139.11389度 / 35.62972; 139.11389座標: 北緯35度37分47秒 東経139度6分50秒 / 北緯35.62972度 東経139.11389度 / 35.62972; 139.11389
成因 灌漑用
淡水・汽水 淡水
プロジェクト 地形
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月見が池周辺の空中写真。1974年撮影。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

概要 編集

月見が池は、一級河川桂川河岸段丘に広がる農地を潤すため、支流の鶴川から1911年(明治44年)延長8,700mの「上野原用水」を整備し1931年(昭和6年)に造成された[2]

周辺 編集

サクラアジサイツツジ等が植栽されており住民の憩いの場となっている。

カモ等の鳥類や、コイフナ等の魚類など多様な動植物が生息していて、特に山梨県でのキマダラルリツバメの唯一の生息地でもあり、隣接する上野原小学校では、鳥類の巣箱を設置し環境学習を行っている。

ため周辺には池完成時に弁財天の社が建設され、毎年7月には多くの参拝者が集まる月見ヶ池弁財天祭りが行われている。

アクセス 編集

道路 編集

路線バス 編集

脚注 編集

  1. ^ 月見が池 - 農林水産省ため池百選
  2. ^ 水土里デジタルアーカイブ

関連項目 編集

外部リンク 編集