有珠郡

日本の北海道の郡
北海道有珠郡の位置(緑:壮瞥町 黄:明治期)

有珠郡(うすぐん)は、北海道胆振国胆振総合振興局

人口2,665人、面積205.01km²、人口密度13人/km²。(2016年9月30日、住民基本台帳人口)

以下の1町を含む。

目次

郡域編集

1879年明治12年)に行政区画として発足した当時の郡域は、上記1町に伊達市および虻田郡洞爺湖町の一部(川東・岩屋・早月)を加えた区域にあたる。

歴史編集

郡発足までの沿革編集

平安時代天長3年(826年比叡山の僧・円仁(慈覚大師)が開山したと伝わる伊達有珠善光寺は、江戸時代には蝦夷三官寺のひとつとされた。

江戸時代の有珠郡域は東蝦夷地に属し、松前藩によってウス場所が開かれていた。陸上交通は、渡島国箱館から道東千島国方面に至る陸路(国道37号の前身)が東西に通じていた。寛政年間には大臼山神社の前身の弁財天蛭子宮が存在していた。江戸時代後期、国防のため寛政11年有珠郡域は天領とされたが、文政4年には一旦松前藩領に復したものの、安政2年再び天領となり南部藩が警固をおこなった。

有珠郡域にも跨る有珠山は古くから火山活動が盛んで、寛文3年、明和6年、文政5年、嘉永6年と江戸時代だけでも頻繁に噴火しており、付近の集落が全焼したり嘉永6年の噴火では洞爺湖方面に火砕流が流下している。その他、蟠渓温泉が古くから知られている。戊辰戦争箱館戦争)終結直後の1869年大宝律令国郡里制を踏襲して有珠郡が置かれた。

郡発足以降の沿革編集

 
北海道一・二級町村制施行時の有珠郡の町村(4.伊達村 5.壮瞥村 6.徳舜瞥村 桃:伊達市 青:区域が発足時と同じ町村)

参考文献編集

  • 角川日本地名大辞典 1 北海道
  • 内務省衛生局保健衛生調査室編『各地方ニ於ケル「マラリア」ニ関スル概況』1919年(大正8年)発行(2008年1月21日現在、国立国会図書館の『近代デジタルライブラリー』で閲覧可能)

関連項目編集