有間川駅

新潟県上越市にあるえちごトキめき鉄道の駅

有間川駅(ありまがわえき)は、新潟県上越市大字有間川字平浜にある、えちごトキめき鉄道日本海ひすいラインである[1]

有間川駅
駅舎(2010年2月)
ありまがわ
Arimagawa
名立 (4.2 km)
(3.4 km) 谷浜
地図
所在地 新潟県上越市大字有間川字平浜1075[2]
北緯37度9分47.97秒 東経138度8分11.73秒 / 北緯37.1633250度 東経138.1365917度 / 37.1633250; 138.1365917座標: 北緯37度9分47.97秒 東経138度8分11.73秒 / 北緯37.1633250度 東経138.1365917度 / 37.1633250; 138.1365917
所属事業者 えちごトキめき鉄道[1]
所属路線 日本海ひすいライン[1]
キロ程 49.3 km(市振起点)
から58.7 km
米原から343.8 km
電報略号 リマ[1]
駅構造 地上駅[1]
ホーム 2面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
7人/日(降車客含まず)
-2022年-
開業年月日 1947年昭和22年)7月1日[3]*
備考 無人駅[1]
* 1946年昭和21年)9月1日に有間川仮乗降場として開業。
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歴史

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1902年明治35年)に北陸線敷設の測量が始まったのち、鉄道の到来が現実のものとなりつつあった時期には、長浜(谷浜)に停車場を設けることが既に決定しているとの情報が流れた。このため、有間川住民は駅の設置を鉄道当局に約束させるべく運動を展開したが、鉄道当局は「先行している長浜駅(仮称、のち谷浜駅として開業)と有間川は4kmと全国に例のない短区間であること」「駅を設置するために必要な土地の確保が難しいこと」の2点を挙げて難色を示した。

次に住民たちは陳情を行うが、これも功を奏することなく終わった。1944年昭和19年)、最後の手段として住民は運輸通信省次官の長崎惣之助に面接陳情したが、当時は太平洋戦争大東亜戦争)のさなかであり、また長崎も駅設置の陳情などに応える余裕がなかったこともあって結局、駅の設置は実現しなかった。

戦後、周辺の村の協力も得て行われた長年にわたる陳情の熱意が通じ、新潟鉄道局の正式な認可を得たことから、1946年(昭和21年)に仮乗降場として開業、翌年には正式な駅に昇格した[4]

往時の営業実績の一例として、1961年(昭和36年)における営業実績は、1年間の乗客数は112,195人、降客数109,302人、旅客収入3,150,217円、貨物収入2,700,155円と記録されている。

1969年(昭和44年)、当時の国鉄は厳しい世論にさらされていたこともあり、北陸本線の複線電化事業が完成した段階で徹底した合理化を行うこととなったが、駅業務も対象となったため、沿線住民は首長を先頭に反対運動を起こした。また、国鉄労働組合もこれに呼応して立ち上がるなど大きな社会問題へと発展していったが、結局1970年(昭和45年)に無人駅となった。

年表

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JR西日本時代

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えちごトキめき鉄道への移管直前まで糸魚川地域鉄道部管理の無人駅で、JR西日本管内の駅で最も北に位置する駅(隣の谷浜駅は同社管内の駅で最も東に位置する駅となっていた)[10]であった。移管後のJR西日本管内の駅で最も北に位置する駅は七尾線和倉温泉駅である[11]

駅構造

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相対式ホーム2面2線を有する地上駅[1]分岐器絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。駅舎に接するホームに直江津方面の列車が発着し、反対側のホームには富山方面の列車が発着する。跨線橋はなく2つのホームは直江津方にある構内踏切(警報機・遮断機つき)で連絡している[1]

えちごトキめき鉄道への移管後も、引き続き無人駅である[12]。駅舎は開業時からの木造平屋建てである[1]

ホームには駅舎のほかに構内踏切から直接外に出るものや富山方面ホームから直接駅舎とは反対側に出るものなど多数の出入口がある。

ホームは国鉄北陸本線複線化の際、海岸沿いに作られた。現在の駅からは、日本海とは国道を隔てて少し離れているが、駅施設は比較的高い位置にあり、駅舎出口から望むことができる。

のりば

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ホーム 路線 方向 行先
駅舎側 日本海ひすいライン 下り 直江津方面
反対側 上り 富山金沢方面
  • 案内上ののりば番号は設定されていない(のりば番号標はなく、駅掲示時刻表にも番号は記載されていない)。
  • 接近表示器から流れるメロディは、糸魚川・泊方面が『メリーさんの羊』、直江津方面に『かっこう』が使用されている。

利用状況

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2022年(令和4年)度の1日平均乗車人員7人である[13]

近年の1日平均乗車人員は以下の通りである[14]

年度 1日平均
乗車人員
2003年 52
2004年 41
2005年 50
2006年 48
2007年 43
2008年 37
2009年 29
2010年 29
2011年 33
2012年 34
2013年 37
2014年 27
2015年 23[15]
2016年 16[16]
2017年 15[17]
2018年 11[18]
2019年 13[19]
2020年 12[20]
2021年 11[21]
2022年 7[22]

駅周辺

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上越市有間川にある駅で、有間川漁港も近い。直江津方面ホームのあちこちにある出入口から、坂を下って海側を走る国道8号に出ることができる。

バス路線

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「有間川駅前」停留所にて、頸城自動車の路線バスが発着する。

  • 31系統(名立線)
    • コミュニティプラザ前 / 労災病院前
  • 32系統(能生線)
    • 能生案内所 / 労災病院前

隣の駅

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えちごトキめき鉄道
日本海ひすいライン
名立駅 - 有間川駅 - 谷浜駅

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j 鉄道友の会新潟支部『新潟県鉄道全駅 増補改訂版』新潟日報事業社、2015年6月30日、244頁。ISBN 9784861326066 
  2. ^ 沿線ガイド|日本海ひすいライン”. えちごトキめき鉄道. 2018年8月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年8月2日閲覧。
  3. ^ a b 「運輸省告示第172号」『官報』1947年6月25日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  4. ^ 『週刊 JR全駅・全車両基地』 43号 富山駅・高岡駅・和倉温泉駅ほか68駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年6月16日、19頁。 
  5. ^ 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、142頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  6. ^ 「日本国有鉄道公示第179号」『官報』1970年4月13日。
  7. ^ 編集部「4月のメモ帳」『鉄道ピクトリアル』第20巻第6号(通巻第238号)、電気車研究会、1970年6月1日、82頁、ISSN 0040-4047 
  8. ^ 「通報 ●北陸本線梶屋敷駅、浦本駅及び有間川駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1970年4月13日、3面。
  9. ^ 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 13号 北陸本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年10月11日、23頁。 
  10. ^ データで見るJR西日本2012(西日本旅客鉄道)P.89
  11. ^ なんでもランキング - 西日本旅客鉄道(2015年3月16日閲覧)
  12. ^ えちごトキめき鉄道営業案内 Archived 2015年4月2日, at the Wayback Machine. - えちごトキめき鉄道(2015年3月16日閲覧)
  13. ^ えちごトキめき鉄道ご利用状況
  14. ^ 上越市統計要覧。
  15. ^ 平成27年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2016年7月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月17日閲覧。
  16. ^ 平成28年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2017年11月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月17日閲覧。
  17. ^ 平成29年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2019年3月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月17日閲覧。
  18. ^ 2018年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2019年7月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月17日閲覧。
  19. ^ 2019年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2020年7月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月17日閲覧。
  20. ^ 2020年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2021年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月3日閲覧。
  21. ^ 2021年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2022年8月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月8日閲覧。
  22. ^ 2022年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2024年1月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月28日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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