朝鮮中央通信(ちょうせんちゅうおうつうしん、: 조선중앙통신 , : Korean Central News Agency , : KCNA)は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の国営通信社である。また、国内で唯一の通信社でもある[2]

朝鮮中央通信
조선중앙통신
Korean Central News Agency
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種類 国有
略称 KCNA
本社所在地 朝鮮民主主義人民共和国の旗 朝鮮民主主義人民共和国 平壌直轄市 普通江区域 普通江1洞[1]
設立 1946年12月5日 (74年前) (1946-12-05)
業種 通信社
事業内容 メディア
代表者 金基龍(旧事務局長)
外部リンク www.kcna.kp
特記事項:1946年12月5日に北朝鮮通信社(북조선통신사)として設立し, 1948年10月12日に現在の朝鮮中央通信社(조선중앙통신사)に改名。
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朝鮮中央通信
各種表記
チョソングル 조선중앙통신
漢字 朝鮮中央通信
発音 チョソンジュンアントンシン
日本語読み: ちょうせんちゅうおうつうしん
RR式 Joseon Jungangtongsin
MR式 Chosŏn Chungangt'ongsin
英語表記: Korean Central News Agency
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概要編集

朝鮮中央通信社は1946年12月5日北朝鮮臨時人民委員会・第60回常務委員会の決定により「北朝鮮通信社」[3]という名称で設立されたが、朝鮮民主主義人民共和国が建国された1948年10月12日に現在の名称へと変更された。長年、『朝鮮中央年鑑』と『国際常識』を出版してきたが、『国際常識』は1998年に出版が中止された。『朝鮮中央年鑑』は、朝鮮中央通信社が年内に報道したニュースを集めて発行した書籍であり、1948年から発行され続けている。

朝鮮中央通信社は、朝鮮民主主義人民共和国政府の声明を数多く報道してきた。その際には、多くの場合において、朝鮮中央通信社の記者が出す質問に対し、政府の各部門のスポークスマンが答える形式で声明を示してきた。また、朝鮮中央通信社は、金日成国家主席の指示により、事件事故に関する情報を報道しないことで知られてきた。しかし、2004年龍川駅列車爆発事故が発生した際には、長年の慣行に反して事故に関する情報を報じた。

2010年10月、公式ウェブサイトを開設。当初は英語版とスペイン語版だけだったが、12月には朝鮮語版、さらに翌年1月には日本語版も誕生、動画も配信し始めた。[4]

朝鮮通信社編集

朝鮮中央通信社は東京所在の朝鮮通信社と相互連携関係にある。そのため、朝鮮中央通信社が配信する記事は、朝鮮通信社を経由して日本の各報道機関へ提供される場合が多い。こちらのウェブサイト(www.kcna.co.jp)は英語版とハングル版のみで、日本語版はない。新聞紙面での記事配信元は「朝鮮通信(東京)」と表記される場合がある。

支局編集

中国ロシアキューバインドイランエジプト

提携通信社編集

新華社共同通信社ロイター聯合ニュースAFP通信[5]AP通信

関連項目編集

脚註編集

  1. ^ Pares, S (2005). A Political and Economic Dictionary of East Asia: An essential Guide To The Politics and Economics of East Asia. Routledge. p. 188. ISBN 978-1-85743-258-9.
  2. ^ Hoare, James E. (2012). "Korean Central News Agency (KCNA)". Historical Dictionary of Democratic People's Republic of Korea. London: Scarecrow Press. p. 231. Archived from the original on 2021-01-26. ISBN 978-0-8108-7987-4.
  3. ^ 1948年独立する以前の朝鮮連合軍軍政期)では、北緯38度線を境として、以北のソ連軍管轄地域を「北朝鮮」、以南のアメリカ軍管轄地域を「南朝鮮」と呼称していた。
  4. ^ 노동신문도 홈피 개설…北 인터넷 `적극' 행보(朝鮮日報
  5. ^ INC, SANKEI DIGITAL. “AFPが平壌支局開設、朝鮮中央通信と提携” (日本語). 産経ニュース. 2019年9月1日閲覧。

外部リンク編集