木崎 国嘉(きざき くによし、1907年2月15日 - 1984年6月17日)とは、日本医師教育者タレント

実弟は鹿児島大学教養部、立正大学文学部で教授を務めた歴史学者の木崎良平[1]

略歴

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大阪府生まれ。1924年(大正13年)大阪府立北野中学校卒業、1928年(昭和3年)大阪高等学校 (旧制)理科を卒業。1932年(昭和7年)京都帝国大学医学部卒業後、同付属病院内科勤務を経て大阪赤十字病院に入り、1969年(昭和44年)まで内科部長を務める[2]

その頃、テレビ番組11PMの大阪局製作分においてセックスドクター木崎ドクターとしてレギュラー出演。藤本義一アンナ・ルーセンとエッチな会話をする医師として人気を博した。また、数本の映画にも医師役で出演。

その後、大手前女子大学理事及び教授として活躍。また、1971年(昭和46年)には参議院選挙全国区から自由民主党公認で出馬するが落選。著書は医学専門書以外にも、一般向けの書籍を多く残している。

映画出演

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出演番組

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テレビ

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ラジオ

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著作

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  • 『スポーツの医学』 高島屋出版部 1949年
  • 『結核:その本態と治療』 創元社 1955年
  • 『長生と若返り』 創元社 1955年
  • 『ソヴェトの医学』 創元社 1956年
  • 『応急手当』 創元社 1958年
  • 『人間ドック』 創元社 1963年
  • 『女のあくび:イレブンドクター』 徳間書店 1966年

脚注

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  1. ^ 木崎良平『出身県別 現代人物事典 西日本版』p863 サン・データ・システム 1980年
  2. ^ 木崎国嘉『出身県別 現代人物事典 西日本版』p863