本鵠沼駅
本鵠沼駅(ほんくげぬまえき)は、神奈川県藤沢市本鵠沼二丁目にある、小田急電鉄江ノ島線の駅である。駅番号はOE 14。
本鵠沼駅 | |
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駅舎(2004年10月26日) | |
ほんくげぬま Hon-Kugenuma | |
◄OE 13 藤沢 (1.5 km) (1.3 km) 鵠沼海岸 OE 15► | |
神奈川県藤沢市本鵠沼二丁目13-14 | |
駅番号 | OE14 |
所属事業者 | 小田急電鉄 |
所属路線 | ■江ノ島線 |
キロ程 | 24.6 km(相模大野起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
[小田急 1]12,054人/日 -2022年- |
開業年月日 | 1929年(昭和4年)4月1日 |
歴史
編集年表
編集- 1929年(昭和4年)4月1日:小田急江ノ島線開通時に開設。「直通」の停車駅となる。なお、各停は新宿駅 - 稲田登戸駅(現・向ヶ丘遊園駅)間運行であった。
- 1943年(昭和18年)11月16日:線路供出に伴い、江ノ島線は藤沢駅 - 片瀬江ノ島駅間が単線運行となる。
- 1945年(昭和20年)6月:「直通」廃止。各停が全線運行されることとなり、停車駅となる。
- 1946年(昭和21年)10月1日:江ノ島線藤沢駅 - 当駅間複線復旧。
- 1948年(昭和23年)9月19日:準急新設、停車駅となる。
- 1949年(昭和24年)4月10日:江ノ島線当駅 - 片瀬江ノ島駅間複線復旧。
- 1955年(昭和30年)3月25日:通勤急行新設、停車駅となる。
- 1964年(昭和39年)11月5日:急行の停車駅となる(当時は全列車が停車)。
- 1998年(平成10年)8月22日:一部(10両編成)急行通過開始[1]。
- 2004年(平成16年)
- 2005年(平成17年)5月15日:昼間一時無人化試行始まる。
- 2007年(平成19年)3月31日:本鵠沼1号踏切拡幅工事完成。
- 2018年(平成30年)3月17日:急行停車駅より除外、各停のみ停車となる。
駅名の由来
編集江ノ島電鉄線に「鵠沼駅」があったことから、「本鵠沼」と名付けられた。旧来の「本村」と呼ばれる集落に隣接するためで、「本厚木駅」と同じ発想である。開設準備段階では「鵠沼本町駅」と言う案もあったとされる。その駅名を記した1928年(昭和3年)の道標が2箇所に残っている。
駅構造
編集相対式ホーム2面2線を有する地上駅。上下ホームそれぞれに改札口が設置されている他、両ホームを連絡する跨線橋が設置されている。ホーム有効長は6両分である。
2004年(平成17年)5月、下りホームに簡易出入口が新設され、同年11月、有料駐輪場が開設された。下りホームは下車客の割合が圧倒的に多いため、簡易出入口に駅員は配置されておらず、自動券売機も1台のみの設置となっている。また、2007年(平成19年)3月31日、駅に隣接する本鵠沼1号踏切が拡幅され、歩道が確保されたことで、簡易出入口下車客の安全性が増した。時間帯により駅係員無配置となる。駅係員の配置時間は公式サイト「各駅のご案内 本鵠沼駅」を参照。
2012年度(平成24年度)設備投資計画において行先案内表示器新設が盛り込まれた[2]。
急行の停車駅ではあったが、2004年(平成16年)12月のダイヤ改正で平日ダイヤでは当駅へ停車する急行が減少し[注釈 1]、2018年(平成30年)3月17日ダイヤ改正に伴い、急行停車駅から除外された。尚、現在は片瀬江ノ島発着の急行自体早朝の上り1本しか設定が無い。
のりば
編集ホーム | 路線 | 方向 | 行先[3] |
---|---|---|---|
1 | 江ノ島線 | 下り | 片瀬江ノ島方面 |
2 | 上り | 相模大野・新宿・ 千代田線方面 |
利用状況
編集2022年度(令和4年度)の1日平均乗降人員は12,054人である[小田急 1]。小田急線全70駅中58位で、江ノ島線内では最も少ない。
近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員[* 2] |
1日平均 乗車人員[* 3] |
出典 |
---|---|---|---|
1995年(平成 | 7年)5,580 | [神奈川県統計 1] | |
1998年(平成10年) | 5,425 | [神奈川県統計 2] | |
1999年(平成11年) | [小田急 2]10,311 | 5,190 | [神奈川県統計 3] |
2000年(平成12年) | [小田急 3]10,229 | 5,154 | [神奈川県統計 3] |
2001年(平成13年) | [小田急 4]10,150 | 5,148 | [神奈川県統計 4] |
2002年(平成14年) | [小田急 5]9,950 | 5,029 | [神奈川県統計 5] |
2003年(平成15年) | [小田急 6]9,861 | 5,015 | [神奈川県統計 6] |
2004年(平成16年) | [小田急 7]11,235 | 5,102 | [神奈川県統計 7] |
2005年(平成17年) | [小田急 8]11,398 | 5,204 | [神奈川県統計 8] |
2006年(平成18年) | [小田急 9]11,562 | 5,285 | [神奈川県統計 9] |
2007年(平成19年) | [小田急 10]11,716 | 5,448 | [神奈川県統計 10] |
2008年(平成20年) | [小田急 11]11,691 | 5,494 | [神奈川県統計 11] |
2009年(平成21年) | [小田急 12]11,808 | 5,580 | [神奈川県統計 12] |
2010年(平成22年) | [小田急 13]11,733 | 5,593 | [神奈川県統計 13] |
2011年(平成23年) | [小田急 14]11,629 | 5,567 | [神奈川県統計 14] |
2012年(平成24年) | [小田急 15]11,982 | 5,716 | [神奈川県統計 15] |
2013年(平成25年) | [小田急 16]12,430 | 5,913 | [神奈川県統計 16] |
2014年(平成26年) | [小田急 17]12,218 | 5,913 | [神奈川県統計 17] |
2015年(平成27年) | [小田急 18]12,690 | 6,161 | [神奈川県統計 18] |
2016年(平成28年) | [小田急 19]13,235 | 6,446 | [神奈川県統計 19] |
2017年(平成29年) | [小田急 20]13,632 | 6,651 | [神奈川県統計 20] |
2018年(平成30年) | [小田急 21]13,892 | 6,798 | [神奈川県統計 21] |
2019年(令和元年) | [小田急 22]13,938 | 6,825 | [神奈川県統計 22] |
2020年(令和 | 2年)[小田急 23]10,766 | 5,303 | [神奈川県統計 23] |
2021年(令和 | 3年)[小田急 24]11,432 | 5,619 | [神奈川県統計 24] |
2022年(令和 | 4年)[小田急 1]12,054 |
駅周辺
編集バス路線
編集駅前にバス停留所はない。最寄は東口が「上岡」、西口が「原」及び「鵠沼小学校」だが、いずれも500m程の距離がある。
- 上岡
- 原
- 江ノ電バス
- F9:藤沢駅北口行(鵠沼小学校経由) / 鵠沼車庫行
- 鵠沼小学校
- 北方向
- 南方向
隣の駅
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ “全線で急行10両化 小田急電鉄 設備改良工事で 22日から”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (1998年8月10日)
- ^ 2012年度の鉄道事業設備投資計画(2)駅施設改良、サービスの向上 2.行先表示装置の新設 (PDF) - 小田急電鉄(2012年4月27日閲覧)
- ^ “本鵠沼駅のご案内 駅立体図”. 小田急電鉄. 2023年6月4日閲覧。
- 小田急電鉄の1日平均利用客数
- ^ a b c “鉄道部門:駅別乗降人員・輸送人員ほか”. 小田急電鉄. 2023年7月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月6日閲覧。
- ^ 1日平均乗降人数 - ウェイバックマシン(2001年1月27日アーカイブ分)、2022年8月14日閲覧
- ^ 1日平均乗降人数 - ウェイバックマシン(2002年4月2日アーカイブ分)、2022年8月14日閲覧
- ^ 1日平均乗降人数 - ウェイバックマシン(2002年10月8日アーカイブ分)、2022年8月14日閲覧
- ^ 1日平均乗降人数 - ウェイバックマシン(2003年6月22日アーカイブ分)、2022年8月14日閲覧
- ^ 1日平均乗降人数 - ウェイバックマシン(2004年6月23日アーカイブ分)、2022年8月14日閲覧
- ^ 1日平均乗降人数 - ウェイバックマシン(2005年11月28日アーカイブ分)、2022年8月14日閲覧
- ^ 1日平均乗降人数 - ウェイバックマシン(2006年6月15日アーカイブ分)、2022年8月14日閲覧
- ^ 1日平均乗降人数 - ウェイバックマシン(2007年6月23日アーカイブ分)、2022年8月14日閲覧
- ^ 1日平均乗降人数 - ウェイバックマシン(2008年9月17日アーカイブ分)、2022年8月14日閲覧
- ^ 1日平均乗降人数 - ウェイバックマシン(2009年9月20日アーカイブ分)、2022年8月14日閲覧
- ^ 1日平均乗降人数 - ウェイバックマシン(2010年7月19日アーカイブ分)、2022年8月14日閲覧
- ^ 1日平均乗降人数 - ウェイバックマシン(2011年11月26日アーカイブ分)、2022年8月14日閲覧
- ^ 1日平均乗降人数 - ウェイバックマシン(2012年9月8日アーカイブ分)、2022年8月14日閲覧
- ^ 1日平均乗降人数 - ウェイバックマシン(2013年10月19日アーカイブ分)、2022年8月14日閲覧
- ^ 1日平均乗降人数 - ウェイバックマシン(2014年10月6日アーカイブ分)、2022年8月14日閲覧
- ^ 1日平均乗降人数 - ウェイバックマシン(2015年10月28日アーカイブ分)、2022年8月14日閲覧
- ^ 1日平均乗降人数 - ウェイバックマシン(2016年9月2日アーカイブ分)、2022年8月14日閲覧
- ^ 1日平均乗降人数 - ウェイバックマシン(2017年10月13日アーカイブ分)、2022年8月14日閲覧
- ^ 鉄道部門:1日平均駅別乗降人員 - ウェイバックマシン(2019年5月15日アーカイブ分)、2022年8月14日閲覧
- ^ 鉄道部門:1日平均駅別乗降人員 - ウェイバックマシン(2020年4月8日アーカイブ分)、2022年8月14日閲覧
- ^ 鉄道部門:1日平均駅別乗降人員 - ウェイバックマシン(2020年8月18日アーカイブ分)、2022年8月14日閲覧
- ^ 鉄道部門:1日平均駅別乗降人員 - ウェイバックマシン(2021年12月15日アーカイブ分)、2022年8月14日閲覧
- ^ 鉄道部門:1日平均駅別乗降人員 - ウェイバックマシン(2022年8月1日アーカイブ分)、2022年8月14日閲覧
- 小田急電鉄の統計データ
- 神奈川県県勢要覧
- ^ 線区別駅別乗車人員(1日平均)の推移 - 22ページ
- ^ 平成12年 - 223ページ
- ^ a b 平成13年 (PDF) - 225ページ
- ^ 平成14年 (PDF) - 223ページ
- ^ 平成15年 (PDF) - 223ページ
- ^ 平成16年 (PDF) - 223ページ
- ^ 平成17年 (PDF) - 225ページ
- ^ 平成18年 (PDF) - 225ページ
- ^ 平成19年 (PDF) - 227ページ
- ^ 平成20年 (PDF) - 231ページ
- ^ 平成21年 (PDF) - 241ページ
- ^ 平成22年 (PDF) - 239ページ
- ^ 平成23年 (PDF) - 239ページ
- ^ 平成24年 (PDF) - 235ページ
- ^ 平成25年 (PDF) - 237ページ
- ^ 平成26年 (PDF) - 239ページ
- ^ 平成27年 (PDF) - 239ページ
- ^ 平成28年 (PDF) - 247ページ
- ^ 平成29年 (PDF) - 239ページ
- ^ 平成30年 (PDF) - 223ページ
- ^ 令和元年 (PDF) - 223ページ
- ^ 令和2年 (PDF) - 223ページ
- ^ 令和3年 (PDF) - 215ページ
- ^ 令和4年 (PDF) - 219ページ