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札幌市交通局8500形電車(さっぽろしこうつうきょく8500がたでんしゃ)は、札幌市交通局1985年に導入した札幌市電路面電車車両である。

札幌市交通局8500形電車
Sapporo-City 8501.JPG
8501号(電車事業所前、1986年10月撮影)
基本情報
運用者 札幌市交通局
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概要編集

1985年(昭和60年)、700形置き換えのため20年ぶりの新製車として登場、同5月13日から運行を開始した。路面電車での実用例としては熊本市電8200形に次いで2番目となるVVVFインバータ制御、誘導モーターを採用した。駆動方式は札幌市電初のカルダン式となり、回生ブレーキ、シェブロン台車なども採用した。接客設備では、ステップの3段化、ラインデリア、前面大型方向幕、側面方向幕などが新たに採用された。前扉はA810形以来の折戸となった。塗色はクリーム地にグリーン濃淡の帯とした。702号・703号が代替で廃車となっている。

積雪地である当地の事情にかんがみ、1980年代に各地に登場した軽快電車と異なり、機械的ブレーキにはディスクブレーキではなく踏面ブレーキを、ブレーキシューには炭素配合の特殊鋳鉄制輪子を、またマスコン(主幹制御器)にはワンハンドルではないものを採用している。また、降雪時には弱いブレーキをかけながら力行しなければならない場合が生じることから、当初の制動優先の仕様から、のちに力行優先に改められている。

製造編集

1985年3月に8501号・8502号が川崎重工で製造された。

全面広告車両編集

 
8502号

2015年9月現在、8502号がロッテガーナミルクチョコレートの全面広告車両となっている。また8501号は2008年1月頃までセデスの、2014年頃までビッグの全面広告車両だった。

主要諸元編集

  • 全長:13,000mm
  • 全幅:2,230mm
  • 全高:3,810mm
  • 自重:18t
  • 定員(座席):100 (34) 人
  • 出力・駆動方式:60.0kW×2・平行カルダン式(WNドライブ)
  • 台車型式:川崎重工KW-57